肌が乾燥した時は“保湿”に特化したメイク直しが必要!具体的やり方とは?
肌は乾燥すると油分過多となり、メイクが浮いて崩れやすくなります。
メイク直しは「1. ミストやバームで顔全体を保湿する」「2. コンシーラーでくすみを飛ばす」「3. パウダーをのせて油浮きを抑える」の3ステップで行います。
- 2021-01-16
- KOROTKMN
肌の乾燥は、メイク崩れの原因の1つです。肌の乾燥によるメイク崩れには、保湿に特化したメイク直しが必要です。
とはいえ、保湿に特化したメイク直しとは具体的に何をすればよいかわからない人も少なくありません。本記事では、肌が乾燥した時のメイク直しの仕方について説明します。
メイク直しは「1. ミストやバームで顔全体を保湿する」「2. コンシーラーでくすみを飛ばす」「3. パウダーをのせて油浮きを抑える」の3ステップで行います。
肌の乾燥とメイクについて
肌の状態は、メイクの持続時間に影響を与え、乾燥した肌はメイクを崩れやすくします。なぜ乾燥がメイクを崩すのか原因を知っておくことで、どんなメイク直しが必要なのか理解できます。
ここでは、肌の乾燥で「メイクが崩れる理由」と「メイク直しに必要なアイテム」について説明します。
肌が乾燥するとメイクが崩れる理由
肌が乾燥すると、肌の水分量が減って油分過多となります。すると、肌に密着していたメイクが油分と混ざって浮き、ドロドロと崩れやすくなります。とくに、空気が乾燥する冬は肌の水分の蒸発が起こり、メイク崩れに悩まされる人が多くいます。
また、肌が乾燥しているときに汗をかくと蒸発する際に乾燥が進み、過剰な皮脂分泌を起こしてさらにメイクが崩れやすくなります。そのため、一見、乾燥を感じにくいといわれる夏も、発汗と冷房によって肌が乾燥しメイクが崩れることがあるので注意が必要です。
肌は常に外気に触れていて乾燥しやすい環境下にあるため、年中メイク崩れが起こる可能性があるといえます。
肌の乾燥によるメイク直しに必要なアイテム
肌の乾燥によるメイク直しに使うアイテムは次のとおりです。
ミスト状の化粧水
化粧水を霧状に噴射するので顔が濡れず、メイクの上からでもうるおい補給ができます。
バーム、乳液、クリーム
油分が多く配合されているので、肌に油膜を張って水分蒸発を防ぎ、乾燥をやわらげます。有効成分の配合量も多いため、セラミドやヒアルロン酸など高保湿成分が配合されたものであれば、十分な保湿効果を実感できます。
コンシーラー
クマ、シミ、赤みなどをカバーして肌色を均一にします。肌が乾燥してできたくすみなどもカバーして、肌のトーンアップもできます。
パウダーファンデーション、ルースパウダー
メイク直しの仕上げに使うことで、油浮きを抑えてメイク崩れを予防します。
肌が乾燥した時のメイク直しの3ステップ
肌が乾燥した時は、上述のメイクアイテムを正しい順番で、適切に使ってメイク直しを行うことが大切です。
メイク直しは次の3ステップで行いましょう。
1. ミストやバームで顔全体を保湿する
乾燥によって起こるメイク崩れは、余分な皮脂分泌が原因です。そのため、はじめにミストやバームを使って、肌にうるおいを補給することが重要です。
ティッシュで余分な皮脂をオフしてから、ミストを顔全体にまんべんなく吹きかけていきます。目元、口元など皮膚が薄く乾燥しやすい部分は、バーム、乳液、クリームなど油分の多いアイテムを重ねてしっかりと保湿しましょう。
仕上げに手のひらで顔を包み込むと、体温でうるおいを浸透させられます。
肌を触って、ひんやりとするかを確認し、うるおいが入ったことを実感できるまで繰り返し行いましょう。
2. コンシーラーでくすみを飛ばす
肌が乾燥すると、くすみが起こって顔色が暗くなりがちです。肌色と同色、または少し明るい色のコンシーラーを使ってくすみをカバーしましょう。スティックタイプのコンシーラーは、油分が多く保湿力が高いうえ、持ち運びもできて利便性に優れています。
目の下は皮膚が薄く毛細血管が透けて見えて青黒くなりやすいので、コンシーラーを縦の筋状に5~6本入れて、指で軽くトントンとなじませて明るくします。
また、明るめのコンシーラーはハイライトとしても使えるので、Tゾーン、あご先に少量つけると顔にメリハリがつき、ライトアップされたような透明感のあるツヤ肌をつくれます。
3. パウダーをのせて油浮きを抑える
メイク直しをした後も肌が乾燥すると、再び皮脂分泌が起こってメイクが崩れます。そのため、メイク直しの仕上げにパウダーファンデーションやルースパウダーなどを使って、油浮きを抑えましょう。
パウダー系のアイテムには、皮脂吸着成分が配合されていることが多く、テカリなどを防いでキメ細かく滑らかなメイク肌をつくる効果があります。また、パウダーは皮脂と混ざると密着度が高まり、メイク崩れの予防になります。
Tゾーンなど皮脂分泌が多い部分はとくにメイクが崩れやすいので、パフを使って丁寧にのせていきましょう。一方、頬や額などはフェイスブラシを使って薄くつけると、厚塗り感がなく自然な仕上がりになります。
部位の特徴に合わせてのせ方を工夫することが重要です。
まとめ
肌は乾燥すると油分過多となり、メイクが浮いて崩れやすくなります。肌は常に外気に触れていて年中乾燥しやすいため、いつでもメイク直しできるようにしておくと便利です。
メイク直しは「1. ミストやバームで顔全体を保湿する」「2. コンシーラーでくすみを飛ばす」「3. パウダーをのせて油浮きを抑える」の3ステップで行います。メイク直しの仕方をマスターして、美しいメイク顔をキープしましょう!