肌の乾燥は「ニキビ」の大敵!予防に役立つスキンケアを紹介します!
肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌され毛穴に詰まりやすくなるため、ニキビができやすくなります。
肌の乾燥によるニキビを予防するには「泡洗顔」「高保湿化粧品を使ったお手入れ」「ピールオフタイプのパックによる角質ケア」の3つが有効です。
- 2021-01-13
- KOROTKMN
肌が乾燥するとポツポツとでき始めるニキビ。乾燥ニキビは、毎日のスキンケアで十分予防できます。
とはいえ、具体的にどのようなスキンケアをすれば乾燥ニキビを予防できるのかピンとこない人もいるでしょう。本記事では、乾燥によるニキビを予防するスキンケアについて紹介します。
肌の乾燥によるニキビを予防するには「泡洗顔」「高保湿化粧品を使ったお手入れ」「ピールオフタイプのパックによる角質ケア」の3つが有効です。
肌の乾燥とニキビの関係
肌の乾燥とニキビには、深く関わりがあります。ここでは「ニキビができる過程」と「肌の乾燥がニキビを起こす理由」について説明します。
ニキビができる過程
ニキビは、毛穴に皮脂が詰まり、細菌が繁殖することで起こります。細菌が毛穴から肌に入ると、炎症がおこって赤く腫れ、痛みを伴うようになります。
ニキビを適切に対処せずそのままにしておくと、炎症が激しくなり黄色い膿を持つニキビに変わります。すると、腫れが起こり、手や衣服に擦れて潰れやすくなります。
誤って潰すと、ニキビの痕が長期間肌に残り、ひどくなると色素沈着によるシミの原因になることもあります。
肌の乾燥がニキビを起こす理由
ニキビを起こす原因の1つに、肌の乾燥が挙げられます。肌には、汗と皮脂を出して皮脂膜をつくり、紫外線などの外的刺激から保護するバリア機能があります。
しかし、肌が乾燥して水分が不足するとバリア機能が低下するため、皮脂を多く分泌して肌を保護しようとします。すると、皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、細菌が繁殖してニキビを起こします。
ニキビを防ぐには、肌に十分なうるおいを与えて、皮脂の過剰分泌を抑制することが大切です。
肌の乾燥によるニキビを予防するスキンケア
肌の乾燥に効くスキンケアを毎日継続することで、ニキビができにくい肌を目指せます。ここでは、乾燥によるニキビ予防におすすめのスキンケアを3つ紹介します。
洗顔は弾力ある泡で優しく行う
洗顔は、毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除き、ニキビを防ぐために有効です。洗顔をするときは、洗顔料をしっかりと泡立ててから顔にのせ、なでるようにして優しく行いましょう。
泡はきめ細かいほど汚れの吸着力が増すため、できる限りかたく弾力のある泡をつくることをおすすめします。
一方、洗顔料を泡立てずゴシゴシと顔を洗うと、皮ふを傷つけます。すると、肌のバリア機能が低下し、肌内部の水分が流れ出て乾燥しやすくなります。
肌のうるおいをキープするために、摩擦レスの泡立て洗顔を意識して行いましょう。
保湿効果の高いスキンケア化粧品を使う
乾燥によるニキビには、保湿効果の高いスキンケア化粧品を使ったお手入れが有効です。とくに、肌に水分を補給する化粧水には、高保湿成分が配合されたものを選ぶことをおすすめします。
化粧水によく配合されている高保湿成分は次のとおりです。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
なかでも、セラミドは水分を挟み込んで逃がさないため、高保湿成分の中でもとくに保湿効果に優れているといわれています。化粧水を選ぶときは、パッケージの裏の成分表を確認し、セラミドが配合されているか確認することをおすすめします。
また、化粧水の成分を長時間キープするために、乳液やクリームを重ねて油膜を張り、蒸発を防ぐことも乾燥ニキビに有効です。乳液やクリームにも、上述の高保湿成分が配合されているものを選びましょう。
乳液やクリームは油性成分が多く、有効成分の配合量が化粧水よりも多いため、高保湿成分以外にも、抗炎症成分などのニキビに有効な成分が配合されている場合があります。乳液やクリームも毎日のスキンケアに上手に活用して、乾燥によるニキビを効率的に予防しましょう。
ピールオフタイプのパックで角質ケア
ピールオフタイプのパックは、液状のパックを顔に塗って放置し、乾いてからはがすタイプのパックです。
液状のパックが毛穴の中に入り込んで、汚れ、皮脂、古い角質を除去するため、肌を清潔にしてニキビを予防します。また、パックが肌に密着することで、肌内部の水分蒸発を防ぎ、保湿効果も得られます。ピールオフタイプのパックは、汚れの除去と保湿の両方を同時に行え、ニキビを効率的に予防できるのです。
ただし、ピールオフタイプのパックは汚れの吸着力が高いため、やりすぎると必要な皮脂まで落として、かえって肌を乾燥させる場合があります。
ピールオフタイプのパックの効果を最大限に実感するために、使用頻度を守るようにしましょう。メーカーによって設定している使用頻度は異なるため、説明書をよく読み指示に従うことが大切です。
まとめ
ニキビは、皮脂が毛穴に詰まって細菌が繁殖してでき、ひどくなると炎症を起こして赤く腫れ、膿を持ちます。
肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌され毛穴に詰まりやすくなるため、ニキビができやすくなります。肌の乾燥によるニキビを予防するには、「泡洗顔」「高保湿化粧品を使ったお手入れ」「ピールオフタイプのパックによる角質ケア」の3つが有効です。
乾燥しやすいこの季節、毎日のスキンケアを見直して乾燥ニキビを予防しましょう!