油断してない?「光老化」を侮るなかれ!冬のUVケアを忘れずに
冬は紫外線が弱いから日焼け止めを塗らなくても大丈夫!と油断してませんか?
冬でも油断できない紫外線事情や、冬におすすめのUVケアアイテムをご紹介します。
- 2021-01-14
- YUI
UVケアと聞くと、紫外線が強い夏場やレジャーの際に対策をするもの!と思っている方もまだまだ多いように感じます。
今の時期は夏場に比べると紫外線は弱りますが、冬は紫外線の反射にも気をつけなければならないのはご存知ですか?今回は、老化の大敵の紫外線についてご紹介します。
老化の80%は光老化!
「老化」と聞くと、加齢によるものをイメージしますよね。もちろん年齢を重ねると肌は老化していきますが、その他にも老化の原因として、紫外線ダメージによる「光老化」と呼ばれるものがあります。
紫外線を浴びると、日焼けをしたりシミが出来たりとあまりいいイメージがありませんが、その他にも活性酸素が発生し細胞にダメージを与え、コラーゲンやエラスチンなどを分解する手助けをし、肌のうるおいを奪ったりシワやたるみの原因となるので、結果として老化を促進してしまいます。
老化の80%は光老化によるものだという皮膚科学学会での発表もありますので、紫外線から肌を守ればある程度の肌の老化対策をすることができます。反対に、たるみを感じる年齢ではない若者でも「日焼け止めを塗らない」、エステや高級アイテムで老化対策していても「紫外線対策をしていない」となれば、肌の老化を促進させてしまうことになります。
エイジングケアを考えているなら、真っ先に行う対策として紫外線対策は最優先事項といえます。
紫外線の種類によって肌へのダメージが違う!
私たちが気をつけなければならない紫外線が2種類あります。
UV-A(生活紫外線とも呼ばれている)
紫外線の9割を占めており、波長が長く真皮まで届くのでシワやたるみの原因に。また窓ガラスも透過するため、室内でも肌が黒くなるサンタンを起こすなど、生活をしていてうっかり日焼けをしてしまうのが特徴。
UV-B(レジャー紫外線とも呼ばれている)
エネルギーが強く、散乱性があるので、色んな方向から紫外線が肌に当たります。特に、表皮にダメージを与え肌に炎症を起こすサンバーンや肌を黒くするサンタンを起こします。また表皮にダメージを与えるので、肌のターンオーバーが乱れ、ゴワついたりシミが濃くなる原因に。
冬の紫外線も油断できない
UV-Bは夏場に特に強い紫外線ですが、UV-Aは1年を通しても紫外線の量はさほど変動がありません。そのため、季節に関係なくUV-Aへの対策は必要になります。また、冬の紫外線は夏場に比べると弱いですが、雪などの反射で紫外線が2倍近くになることもあるので、冬でも油断は禁物なのです。
冬におすすめの日焼け止めとは?
日焼け止めを選ぶポイントはいくつかありますが、日常使いだとSPF10~30・PA+++程度で問題ありません。冬の肌は、気温や湿度の低下で潤いを保ちにくい環境となるため、スキンケア効果のあるUVケアを選びましょう!
今回は、冬の日常使いにおすすめの日焼け止めをご紹介します。
雪肌精 スキンケア UV トーンアップ(SPF30・PA+++)
日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎ、肌のうるおいをキープするUV美容液。保湿成分としてハトムギ発酵エキスをはじめとする和漢植物エキスの配合やドライプロテクト処方により、うるおいを補給し乾燥を感じさせません。
また、ラベンダーの色で肌をトーンアップさせるカラーコントロール効果や皮脂吸着成分で肌をなめらかに整えるので、化粧下地としても使えます。紫外線対策をしながら、肌の乾燥や肌色を明るくみせたい方におすすめ!
カネボウ フレッシュ デイ クリーム(SPF15・PA+++)
田中みな実さんが愛用してると話題になった日中用クリーム。紫外線をカットし、夕方までうるおいが続く、みずみずしく軽やかなクリームタイプのUVケアです。
赤ちゃんの肌を優しく包むクリーム状の物質“胎脂”に着目し、独自開発した「ベビーソフトオイル処方」でうるおい溢れるハリ肌へ導きます。
朝、化粧水や乳液でお肌を整えた後に使用。化粧下地としても使え、日中の乾燥やハリが気になる時に使いたいUVケアです。
クレ・ド・ポー ボーテ エマルションプロテクトゥリスn(SPF25・PA+++)
生きいきとしたハリと弾力を与え、輝きあふれる肌へアプローチする日中用乳液。
乾燥による小ジワを目立たなくする効能評価試験済みで、乾燥・ハリや弾力のなさ・小ジワなどエイジングサインを感じている方におすすめです。ミルク状の伸びのいいテクスチャーで、朝の肌に心地よいうるおいを与えます。
冬でもUVケアはしっかりと!
いつまでも若々しくいたいですよね。紫外線は窓ガラスも透過することから、外出時だけでなく家にいても日焼け止めを使用することが美肌への近道となります!
毎日忘れずに習慣化させるなら、乳液やクリームなどのスキンケアや、化粧下地としても使えるアイテムだと塗り忘れしにくいですよ!
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国内大手メーカーで美容部員を経験し 現在は美容専門学校にてメイク講師や プライベートサロンでメイクレッスンを開催。 化粧品検定1級&コスメコンシェルジュの資格を取得し instagramや美容ブログでコスメやメイク術を 発信しながらライターとしても活動中。