寒いからって手を抜かない!冬でもやっておきたいお手入れ
冬になると、乾燥や冷えが気になってくると思います。寒いと普段のお手入れが面倒になったり、手を抜いてしまいたくもなりますよね。ただ冬にお手入れをサボると、一気に肌が老けてしまう原因に。また冬から春にかけてのゆらぎやすい時期にも、何かと肌トラブルを引き起こしやすくもなります。
そうならないためにも、今だからこそしっかりやっておきたいお手入れ方法をご紹介したいと思います。
- 2020-12-06
- MARIE
冬のお悩み
冬のお悩みといえば、「乾燥」「冷え」の2つが思い浮かびますよね。空気が乾燥してくると肌もカサカサしやすくなり、また寒くなるにつれて身体の冷えも感じやすくなります。家にこもってばかりで、運動不足になる人も多いでしょう。
肌が乾燥すると、たるみやくすみ、小じわやゴワつきを感じるようになり、一気に肌の老化が進んでしまいます。また冷えは代謝が下がる原因となり、ターンオーバーの乱れや肌の血色不良を引き起こすことも。そのように乾燥や冷えはあらゆるトラブルの原因となるため、冬こそスキンケアは入念に行う必要があるでしょう。
冬の肌トラブルの原因
そもそも冬はなぜ乾燥したり肌トラブルが起きやすいのでしょうか?
まずは気温と湿度の低下によるもの。冬になると気温がぐんっと下がり、それに伴い湿度も下がります。一般的に湿度は50~60%が理想とされていますが、乾燥がひどい時は30%以下になることもあるでしょう。外気の乾燥を感じるようになると、肌の水分が失われ、また皮脂の分泌量も減ってしまいます。そのような負のループになることで、冬の肌はますます乾燥状態に陥ってしまうわけです。
さらに室内で暖房を使用することも乾燥の原因。部屋の室温は高くなり暖かくても、空気はカラカラなので肌は乾燥しやすくなります。また冬はイベントが多く、不規則になったり食生活が乱れやすいことも肌トラブルを引き起こしやすくなるでしょう。
冬のお手入れ方法
クリームまで使って入念に保湿
冬のスキンケアは、最後にクリームを使って入念に保湿をするようにしましょう。乳液だけでも保湿はされますが、冬は乾燥を防ぐためにもクリームを使う方がより保湿力が増します。
乾燥肌なのに朝起きた時に肌がベタつく人は、肌の乾燥が原因で寝ている時に皮脂が過剰に分泌されている可能性も。夜のお手入れでしっかり保湿をしてあげることが大切です。
洗顔は丁寧に
洗顔の基本は丁寧に行うこと。クレンジングは肌を傷付けることのないよう、やさしくなじませます。メイクとクレンジングがなじんだら、ぬるま湯で流しましょう。ポイントとしては、マッサージするように強い力を加えたり、長時間肌にのせたままにしないこと。さっとなじませて、しっかり流すことが大切です。
クレンジングの後の洗顔は、たっぷりと泡立てた洗顔料で洗うことを意識しましょう。泡が少ないと摩擦が起きてしまい、肌を傷めてしまいます。肌に直接触れることがないくらいきめ細かな泡で洗うことが基本です。
お風呂で洗う際にはシャワーの強い圧で一気に流したくなりますが、それでは肌への刺激が強すぎるのでNG。洗う時もすすぐ時も、「優しく丁寧に」が理想のやり方です。
部屋の加湿
いくら肌を保湿しても、空気が乾燥していては意味がありません。そのため冬は使用する人も多いと思いますが、加湿器を使って湿度を保つようにしましょう。
先ほども述べた通り、理想的な湿度である60%くらいをキープできるように、常に部屋は加湿しておきましょう。ただ加湿しすぎてもカビやダニが繁殖する原因となるので注意してください。
身体を冷やさない
冷えも肌トラブルに悪影響を及ぼしてしまうため、できるだけ身体を冷やさないように心がける必要があります。面倒だからといってシャワーで済ましてしまうのではなく、お風呂に浸かって血行を促すようにしましょう。適温は38~40度くらいに20分程度浸かるのが理想です。
またフェイスマッサージをすることも効果的です。マッサージは素肌に直接行うのではなく、オイルやクリームを使用して滑りを良くして行うようにしましょう。下から上へ引き上げるようにして、リラックスしながらマッサージをすることがポイントです。
冬はじっくりお手入れをする季節
冬はいくらお手入れを頑張っていたとしても肌トラブルを感じやすく、気温や湿度のせいにして諦めモードになってしまう人も多いと思います。ただトラブルが起きる原因は何かあるはずです。
クレンジングを丁寧にしていても肌がつっぱるようであれば、クレンジングの種類が自分に合っていないのかもしれません。乾燥肌の人は、合成界面活性剤が少ないクリームタイプがおすすめなので、一度見直してみると良いでしょう。
美肌を目指すためには、基本的なケアをいかに毎日手を抜かずにできるかということ。乾燥や冷えから肌を守り、この冬はトラブル知らずの美肌を目指したいですね。
この記事を読んだ人におすすめ
元モデル経験あり、現在は2児のママとして毎日奮闘中。ママ目線、アラサー女性目線で美容情報をお届けできたらと思います。忙しくても、ママになっても「美しさ」を目指す女性に少しでもお役に立てるライターでありたいです!