一般化粧品と薬用化粧品の使い分け方!双方の最大限の効果を引き出す!
一般化粧品は「保湿」「洗浄」、薬用化粧品は、保湿、洗浄以外に「肌荒れ予防」「エイジングケア」「美白」などの効果があります。一般化粧品は、基本的にどのタイミングでも使用でき、薬用化粧品は「エイジングが気になり始めたとき」や「肌荒れを繰り返すとき」に使うことをおすすめします。
- 2020-11-15
- KOROTKMN
化粧品には一般化粧品と薬用化粧品の2種類あります。とはいえ、2種類あることに気づいてはいても、違いなどあまり気にしていないという人も少なくありません。
一般化粧品と薬用化粧品をうまく使い分けられると、双方の効果を最大限引き出し実感できます。
しかし、一般化粧品と薬用化粧品に対してこれまで関心がないと、どのように使い分ければよいか判断できない人も多くいます。本記事では、一般化粧品と薬用化粧品の使い分け方について説明します。
一般化粧品は、基本的にどのタイミングでも使用でき、薬用化粧品は「エイジングが気になり始めたとき」や「肌荒れを繰り返すとき」に使うことをおすすめします。
一般化粧品と薬用化粧品について
一般化粧品と薬用化粧品では、効果や効能などが異なります。それぞれの特徴を知ることで、それぞれの化粧品を使うタイミングが判断できるようになります。
ここでは、一般化粧品と薬用化粧品のそれぞれの特徴について説明します。
一般化粧品の特徴
一般化粧品は、肌を清潔にして健やかにし、美しく保つことを目的としています。
一般化粧品で使用される成分は、有効性が非常にマイルドで国からの認定を受けたものではないため、「改善する」「治す」など確実な効果を謳えません。そのため、商品のパッケージやホームページには「肌を整える」「肌を引き締める」「皮ふにうるおいを与える」など、美容を意識した文言のみが使われているのが特徴です。
一般化粧品は効果がマイルドで、即効性はありませんが、毎日継続して使用することで、徐々に効果が現れます。また、肌への刺激が少ないため安全性に優れており、敏感肌の人や肌の状態が安定しない人でも気軽に使用できます。
薬用化粧品の特徴
薬用化粧品は、医薬部外品に分類され、効果は一般化粧品よりも高く、医薬品よりもマイルドです。有効成分の配合量が多く、化粧品の基本的な保湿、洗浄の効果だけでなく、肌荒れ予防、エイジングケア、美白などの効果も期待できます。
薬用化粧品によく配合されている有効成分には、グリチルリチン酸ジカリウム、トラネキサム酸、ヒアルロン酸などがあり、厚生労働省によって一定の効果や効能があることを認められています。
一般化粧品の場合は、効果や効能を商品パッケージやホームページで謳うことが許されていませんが、薬用化粧品の場合は指定された範囲内であれば示すことができます。
しかし、一般化粧品よりも即効性が期待できる反面、肌への刺激が大きくなりやすいこともあり、注意して使う必要があります。
一般化粧品と薬用化粧品の使い分け方
一般化粧品と薬用化粧品の特徴に合わせてうまく使い分けができれば、それぞれのいいとこどりができ、効果を最大限実感できます。
ここでは、一般化粧品と薬用化粧品それぞれを使うタイミングについて説明します。
一般化粧品を使うタイミング
一般化粧品は、基本的にどのタイミングで使用しても問題ありません。毎日のスキンケアは、一般化粧品を使って行うとよいでしょう。
効果がマイルドで、肌の調子を大きくは変えられませんが、若い人や肌トラブルにあまり悩んでいない人は、一般化粧品で十分美肌効果を実感できます。また、安全性に優れているため、敏感肌やアトピー肌など肌の調子が不安定になりやすい人にもおすすめです。
なかには、薬用化粧品を使いたくても有効成分が肌に合わず、どうしても使えない人もいます。一般化粧品であれば、メーカーによって配合されている成分が異なるため、自分に合う成分が配合されているものを選べば使えます。
一般化粧品の成分の有効性は薬用化粧品よりも劣るものの、続けて使用することで効果は徐々に現れるため、じっくりと肌の調子を整えていくという意識を持ちましょう。
薬用化粧品を使うタイミング
薬用化粧品を使うタイミングは、次の2つあります。
エイジングが気になり始めたとき
年齢を重ねると、肌の細胞が衰えてハリや弾力が失われていきます。エイジングに有効な成分が配合された薬用化粧品を使えば、肌の細胞を活性化し、老化スピードを緩められます。
加齢によるエイジングサインは、20代後半から30代に起こり始めます。気になり始めたタイミングで使用するようにしましょう。
肌荒れを繰り返すとき
肌荒れを慢性的に繰り返す場合は、肌の回復力が低下していることが原因です。炎症を抑え、代謝をあげる成分が配合されている薬用化粧品を使えば、肌の生まれ変わりを促進し、肌荒れの回復スピードをあげられます。
一般化粧品で追いつかないほど肌荒れが悪化するときは、薬用化粧品を使って集中的に肌を整えるようにしましょう。
まとめ
一般化粧品と薬用化粧品では、効果や効能などが異なります。一般化粧品は「保湿」「洗浄」、薬用化粧品は、保湿、洗浄以外に「肌荒れ予防」「エイジングケア」「美白」などの効果があります。
一般化粧品は、基本的にどのタイミングでも使用でき、薬用化粧品は「エイジングが気になり始めたとき」や「肌荒れを繰り返すとき」に使うことをおすすめします。
一般化粧品と薬用化粧品は、タイミングに合わせてうまく使い分けて、双方の効果を最大限に引き出しましょう!