なめらか肌が叶う「ポーセリンスキン」

「ツヤ」「マット」「ポーセリン」の違いって？

ツヤっぽい肌というのは、みずみずしく光がダイレクトに反射し明るさのある仕上がりになります。軽さがあるので春夏のメイクによく合います。フェイスパウダーを乗せず、クッションファンデーションで仕上げる「濡れたようなツヤ」にするのがここ数年の間は人気です。

マット肌は、逆にツヤのない肌を指します。落ち着いた上品なメイクともマッチし、秋冬のお洋服のトーンとよく合い、この季節にはマット肌に仕上げる方が多いです。やや重たさが残ってしまったり、粉っぽい仕上がりになってしまうこともあるので、自分の肌に合うマット肌づくりは少しテクニックがいるかもしれません。

ポーセリンスキンは、ツヤとマットの間ぐらいの質感です。ツヤほどみずみずしさはないけど、マットほど粉っぽさがなく重たい仕上がりにならないという絶妙な質感です。

陶器のようななめらかさが1番の特徴で、上質な肌質に仕上がるため、大人世代にはぜひ試して欲しいです。

コツを掴めば明日から試せる！ポーセリンスキンの作り方

化粧下地はみずみずしく重たさのないアイテムを選ぶ

ポーセリンスキンはなめらかな肌に仕上げることが大事です。まず、土台は軽さのあるアイテムをチョイスしましょう。下地からなめらかさを意識していると、少し重たい印象になってしまいます。

透明感が欲しい方は、ブルーやラベンダーなど色つきのものを選んで、肌色補正もここでしておきましょう。

また、毛穴の凹凸やメイク崩れが気になる方は、専用下地を使ってなめらかに整えましょう。

ファンデーションは、リキッドタイプかカバー力のあるクッションタイプがおすすめ

ファンデーション選びが1番重要になってきます。なめらかな肌質を作るためにはリキッドファンデーションか、クッションファンデーションがおすすめです。クッションファンデーションはカバー力のあるものを選び、しっかり肌色補正ができるものを選びましょう。

乾燥が気になる方は、少しでも粉体の量が多いとマット寄りになってしまいます。上からフェイスパウダーも重ねますので、ほんのりツヤが出る質感のファンデーションに絞りましょう。

フェイスパウダーはブラシでふわっと全体にかぶせる

最後の仕上げには、フェイスパウダーを全体に馴染ませましょう。全体に馴染ませる時にはブラシを使いましょう。余分な粉がつかず、粉っぽくなるのを防ぐことができます。

Tゾーンや目の下などの崩れやすい部分や、ベタベタしていると違和感が残ってしまう口周りなどは、スポンジを使っておさえるように馴染ませるといいでしょう。

簡単にポーセリンスキンに仕上げることができる優秀ベースメイクアイテム4選

クレ・ド・ポー ボーテ　ヴォワールコレクチュールn

ほんのり肌色を明るくし、乾燥から肌を守ってくれるタイプの化粧下地です。ややこっくりとした乳液状で、ベタつきのないなめらかな仕上がりが叶い、まさにポーセリンスキンに向いていると思います！

少量でもしっかり伸びて肌全体にいきわたるので、ムラなく軽い仕上がりにすることができます。

VELY VELY　キャビアマーブルパクト

エマルジョンタイプの固形クリームファンデーションで、指を使わずスポンジでささっと仕上げることができ、簡単にポーセリンスキンを作ることができます。

ひと塗りでしっかりカバーができるので、崩れにくく厚塗り感も出ず、隙のないなめらかな肌に仕上がります。肌表面は比較的サラッとするので、とても乾燥が気になるという方はこれだけで完結してもポーセリンスキンが完成するでしょう。美容成分配合で、つけ心地も抜群ですよ。

エスプリーク　ひんやりタッチ BBスプレー UV 50 K

スプレータイプのファンデーションで、とても珍しいタイプです。直接顔に吹きかけず、スポンジに一旦吹き付けて馴染ませていくファンデーションです。

肌に乗せた瞬間ひんやりとし、夏の暑い日には特に最高です。汗・水・皮脂に強く崩れにくい処方が特徴的。これ1つで化粧下地とフェイスパウダーの役目まで果たすことができ、これだけでなめらか肌が叶います。時短メイクの際には大活躍しそうですね。

ドルチェ＆ガッバーナ ビューティ　パーフェクションヴェール プレストパウダー 3

プレストパウダーは持ち運びもしやすく、特にこちらの商品は、崩れてしまったメイクもまるで何もなかったかのように直すことができる優秀パウダーなんです。粉体のキメも細かく、乾燥肌の方でも粉っぽさのない仕上がりが叶います。

付属のブラシも柔らかく、毛穴の凹凸も自然にカバーすることができ、上質なポーセリンスキンに仕上げることができます。ほんのり肌色がついているので、しっかり肌色を補正したい！という方にもぴったりですよ。

大人なら知ってて損は無し。なめらかで上質な肌を目指そう

ポーセリンスキンという言葉にあまり馴染みがなかった方も、ぜひこの機会にポーセリンスキンにチャレンジしてみてください。

ベースメイクがなめらかで上質であれば、明るさのあるカラーメイクや濃さのあるメイクも上品に仕上がります。

ぜひこの記事を参考に、明日のメイクに取り入れてみてくださいね。