「だって暇なんだもん」今ならチャレンジしやすい?!人生初のファスティングレポート【30代のリアル美容#48】
平日は家で仕事をし、夜も週末も家で過ごすようになり、早いもので1か月半が経過。この生活、分かってはいたけれど、『暇』『暇』『暇』。いかんせんやることがないので、楽しみは食事のみ。それも、いかに楽しむかを考え、プレート物ばかりを食す日々は、動かないし良く食べるし、正直「自粛太り」まっしぐら!!
「これはいよいよダイエットをしなければまずいのでは?」
そう思った私の目に飛び込んできたのは『ファスティング』。何せ暇だし食事の誘いもないし体力も使わない、加えてお腹が空いたら寝てしまえば良いのだから!これを実施するチャンスは今しかない!!
そう考え、人生初の3日間ファスティングチャレンジをしてみました。
- 2020-05-22
- 橘 美波 byBirth編集部
家にいると動かないし楽しみは食事のみ
そろそろ「自粛太り」まずくない?
33年間生きてきて、私はこれまでにあまり「ダイエット」ということをした経験がありません。年1の健康診断でしか体重計に乗ることはないけれど、その数値は基本的に変動なし(体重は変わらなくても体型は変わっている、という残念な事実は【30代のリアル美容#18】参照)。その理由は、元々好きな食べ物が健康志向だったことと、仕事でも、1日中ヒールの靴で重たい荷物を持って歩いていることが多かったからではないでしょうか。
それが、家にこもる生活になり一変。全く歩かないのに3食しっかり食べる。しかも、「食」しか楽しみがないので、メニューはプレートで焼くなどアミューズメント性のある粉ものばかり。
このような生活を1か月送ったら、なんだか顔が丸くなった気がする…。
歳も歳だし無理に痩せたいとは思わないけれど、今持っている服が入らなくなって買い直すのは嫌なので、「どうにかせねば」と危機感を覚えはじめた私は重い腰を上げ、今できそうなダイエットについて考えることに。
自粛中の「暇」はファスティングのチャンス?!
人生初のチャレンジを試みた
とはいえ、「免疫力が弱るのもストレスが溜まるのも嫌だから、無理なダイエットはしたくない」そんな我儘な気持ちでネットサーフィンをしていると、私の目に「今だからやる!!ファスティング!!」の文字が。
美容の仕事をしているため意識が高い印象のようですが、実はファスティングについて無知&未経験。それでも、
1日~3日程度専用のドリンクのみを食し、その前後の準備期間と回復食期間も、食事の量と質をコントロールする
ということだけは知っていて「つらそう」「仕事の付き合いもあるし1週間くらい外食しないのも厳しいな」なんて甘いことを思っていたのです。
だけど!上記の謳い文句を見た瞬間、
「暇で暇で暇で仕方なくて、しかも外食のお誘いもない今って、まさにチャンスなのでは?!何より健康を損なうことなくダイエットできちゃうし、そうだ!これしかない!!」
そんな風に思い立ち、善は急げと気が変わる前にファスティングサプリをそのまま注文したのです。こうして、私のチャレンジが決定。
人生初のファスティング
元薬剤師考案「AILES FASTING(断食療法)サプリメント」で実践
今回購入したのは、私が10年ほど前からお世話になっているスノーボード専門ショップ『b’s east』にて取り扱いのある、「AILES FASTING(断食療法)サプリメント」。元薬剤師の方が考えた栄養サプリを取ることで、一般のファスティングよりも空腹を感じにくいのだそう。
味は「バナナ」「ヨーグルト」「マンゴー」の3種から好きなものをチョイス可能。私は「1番飲みやすい」と『b’s east』店長に聞いた、バナナ味で挑戦することに。
こちらを1日4回、3時間おき(9時12時15時18時など)に水または無調整豆乳(1日2回まで)で溶かして飲むだけという、初心者にとってもわかりやすい商品です。
「AILES FASTING(断食療法)サプリメント」特長
ファスティングとは、断食療法の意味で、一般的なファスティングは専用の酵素ドリンクを利用しながら断食を行います。断食を行うことで消化機能の正常化、体内、主に腸内のデトックス効果が期待出来ます。
AILESファスティングは専用のプロテインパウダーを用いているので、酵素ドリンクファスティングよりも、
- 空腹感を感じにくい
- リバウンドの回避
などのメリットがあります。
(b’s online STORE 引用)
ファスティング1日目~3日目
初日:案外空腹は感じない。だけど「固形物」を噛みたい!!
準備期間を経て、いよいよファスティングスタート。
バナナ味のサプリは普通においしいし、動いていないし頭も使っていないからなのか?夕方くらいまでは苦痛や空腹を感じることなく、「案外いけるかも」と思ったのも束の間、なんと徐々に頭痛が発生(好転反応とのこと)。自宅にいるのを良いことに、夜のドリンク時間まで、ベッドで横になり過ごしました。
夕飯時になると、頭痛及び一緒に暮らす家族がおいしそうな匂いのご飯やお菓子を食べる姿を見てつらくなり、4回目のサプリを割る物を、水ではなく無調整豆乳へ変更。すると、あまりのおいしさに「いける!」と持ち直しに成功。
終日「おなかが空いた」と思うことはなかったですが、とにかく固形物を噛みたくなりました。
2日目:空腹感は余裕だけどドリンクの味に飽きてきた
相変わらず空腹感はなし。しかし、あれほどおいしく感じたバナナ味に飽きてきてしまい、この日は3回目を無調整豆乳割に。相変わらずおいしくて、無調整豆乳がごちそうに思えてきます。
「回復食は何を食べよう。とりあえずバナナ味以外ならなんでも良いや」そんな気持ちで2日目も無事に過ぎ、いよいよ絶食期間はあと1日を残すのみ!!
最終日:午前中やたらと空腹に!午後は録画していた映画を再生し「無」を目指す
最終日の午前中は、1日目、2日目には感じなかった空腹に襲われましたが、午後、以前録画をしずっと見ていなかった映画を再生し、3時間ほど時間をつぶしたことで気が紛れ、いつの間にやら3日目も終盤へ。
最後は「明日以降も続けられるかも?!」なんて余裕な気持ちで、人生初のファスティングが終わりを告げました。
結果&感想は?!
今ファスティングをして良かったこと・変化とは
そして今、これを書いているのは回復食の期間。
回復食で暴飲暴食をしてしまうと、せっかくのファスティングが水の泡になってしまうとのことなので、終了から1週間は、消化器に負担をかけないかつ、太りにくい食事を心がけることに。いわゆる『まごわやさしい』なんて言われているものを中心に食しています。
当初ファスティングをしようと思ったきっかけである「ダイエット」という意味では、当たり前に今すぐに結果が出ているわけではないですが、以前の「食」だけを楽しみにしていただらけた生活から卒業でき、「これだけ頑張ったんだから無駄にしないよう、食事を意識して適度な運動もしよう」と思えるようになったことが、最大の変化です。
また、今の時期に実践したことについては、
- 楽しいご飯の誘いがない
- SNSを開いても食テロが投下されていない
- 自粛生活特有の「何もしないまま今日も終わってしまった…」という虚無感が「今日もファスティングを頑張った」という満足感に変わった
と、誘惑されることなく持続でき、何より充実感を得られたことが非常に良かったと思っています。
すぐにでもまたやりたいとは正直思いませんが、数か月に1回は、取り入れるのもアリだと感じている今日この頃。暇で何をしたら良いかわからないそこのあなた!一緒にファスティング、しませんか?
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橘 美波 byBirth編集部byBirth編集部 マネージャー
1986年生まれ。立ち上げ時よりbyBirth(旧GODMake.)へ携わり、大好きな美容・コスメを仕事に。 30代の働く女性ならではの独自の美容法や、話題の美容情報をリアルな目線で配信。