「体重」は変わらない、だけどなんだか最近「シルエット」がだらしない…。悲しき大人の体型問題【30代のリアル美容#18】

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「体重」は変わらない、だけどなんだか最近「シルエット」がだらしない…。悲しき大人の体型問題【30代のリアル美容#18】

若い時は「痩せる」ことへこだわっていた人も、大人になると「ややふっくらしている方が若く見える」などの気付きにより、過度なダイエット意識は消えるもの。また、体重が昔と変わらなくても、年齢に合わせ、身体が丸みを帯びてくるのは当たり前。若者ブランドと大人ブランドでは、同じサイズのお洋服もシルエットやサイズ感が全く違うのも、そのためです。

私自身はというと、生まれたときから痩せ型で、正直あまり頑張ってダイエットをした経験はなく、今でも自分の年齢に合ったブランドの一番小さなサイズの服を購入しています。ですが、20代の頃に履いていたデニムはボタンが閉まらないどころかお尻が入らず、“ボタンが閉まる閉まらない”のチャレンジすらできないほど、やはり体型は着実に変わってきています。加えて、後姿がなんだかだらしなくなってきたのです。そんな私の今の望みは、「痩せたい」というより「引き締めたい」。だけど「#ワークアウト」的な体型は目指していない。

30代の皆さんは、自分の体型の変化と、どのように向き合っていますか?私たちが「健康的かつ美しい」体型を目指すには、どんなことが必要なのでしょうか。

30代は「若い時+3~5kg」くらいが美しいらしい

大人の痩せすぎは老けて見える?!

大人の痩せすぎは老けて見える?!
出典:GODMake.

時代もあり、私が10代~20代のときは、とにかく「痩せている=スタイルが良い」「痩せている=可愛い」など、“スリムであればスリムであるほど魅力的”という風潮がありました。しかし近年は「痩せすぎモデル廃止」「プラスサイズモデルの積極的な起用」「トレーニングブーム」…と、〈ただ細いだけ〉を理想とする風潮に、終止符が打たれたように思います。

また、時代の流れとは別に年齢でも、その人が1番美しく見える体型は変化するもの。若い時は、多少痩せすぎていても、健康的かつ美しく見えます。ですが、年齢を重ねるとそれは別。肌のハリが失われてくるためか?痩せすぎだと、「貧相」「幸が薄い」などのマイナス印象を与え、実年齢より老けて見えることもあるのだそう。

そのため「30代以上は、若い時+3~5kgくらいが美しく見える」とも言われています。

体重ではない!体型の変化は大丈夫?

体型の変化は大丈夫?
出典:GODMake.

一方で、大人の女性が気にした方が良いのは「体重」より「体型」。年齢を重ねると、ホルモンや重力の影響で、身体のシルエットは丸みを帯びてきます。当然、若い時と同じ体重でも、同じ体型と言うわけにはいきません。若者ブランドと大人ブランドでは、同じサイズのお洋服もシルエットやサイズ感が全く違うのも、そのためです。

このように、年齢に合わせて体型が変わるのは普通のことであり、悪いことでは全くなく、むしろ色気や女性としての魅力が増す、ポジティブな変化。若いアイドルにはない色気が大人の女優にあるのも、このような変化が関係していると推測できます。

だけど…その変化に油断し「自然なことだし仕方がない」と何もしないでいると、大変なことになってしまうのもまた、大人なんです。

「後姿」は大丈夫?自分の裸を360度見たことがありますか?

“着痩せ”さんこそ要注意!ある意味「私、脱いだら凄いんです」はつらすぎる

「私、脱いだら凄いんです」はつらすぎる
出典:GODMake.

人は、少しずつ太るもの。いきなり今日の明日で10kg増加するなんてことはありえません。加えて、近年のファッショントレンドはルーズなシルエット。そのため、自分の体重や体型が変わったことにあまり意識が向かないまま年月が過ぎ、気が付いたときにはなかなか立派な体型になっていた、なんて人はいませんか?

体重は変わらないし、いつだって自分が服を買うブランドの「Sサイズ」「34」「22インチ」なんかを購入していたから、自分は痩せていると思っていたけれど、いざ水着を着たら、なんだか背中やお尻、二の腕のあたりを露出するのが恥ずかしくなるほど、思っていた体型よりもだらしないシルエットになっていた経験はないですか?

実は、私は後者のタイプ。

子供のときから痩せ型で、食事に気を使った記憶はほとんどありません。周囲からは「痩せている」「華奢」と思われていることでしょう。だけど、気の向くままの自由な食事と、たいして運動をしない毎日を続けていた結果、“年齢のせい”という言い訳は通用しないレベルに、体型がだらしなくなってきた今日この頃。

どうにかしなければいけないとは気づいたものの、若い時のダイエットのように「食事量とともに体重を減らす」だけでは意味がないのが30代。年齢特有の丸みを活かし、ふとしたときに誰かに服で隠れたボディや背中を見られたときも堂々と振舞えるように、なるべく身体を「引き締めたい」!

30代の今!「痩せる」より「引き締めたい」

健康美を叶えるためには何ができるのか

健康美を叶えるためには何ができるのか
出典:GODMake.

30代となった今、「痩せたい」「体重を減らしたい」願望はない。だけど、自分で裸を見たときに、テンションが下がらない(むしろ上がる)体型を目指したい。かといって「#ワークアウト」とか「#パーソナルトレーニング」的な皆さまのような体型を目指したいわけでもない(し、そもそもそこまでストイックにはなれない)。

そんな私が、30代らしい魅力と若々しいハリ感のあるボディを手に入れるには、どんなトレーニングをすべきなのでしょうか。

こうして、「#宅トレ」「#ダイエット」などのハッシュタグを検索しながら、大人のダイエットについて模索をする日々が始まったのです

“過去の栄光”的な自分の写真は、いつしか「頑張ればこうなれる」という目標へ。ファッションが素敵でフォローしている海外のインスタグラマーは、間食に手が出そうなときに見る物へ。「引き締める」と決めた今、まずは思考から変えて行け。そしてもちろん、生活を改めることも忘れずに。

「体重」は変わらない、だけどなんだか最近「シルエット」がだらしない…。悲しき大人の体型問題【30代のリアル美容#18】

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橘 美波 byBirth編集部

橘 美波 byBirth編集部byBirth編集部 マネージャー

1986年生まれ。立ち上げ時よりbyBirth(旧GODMake.)へ携わり、大好きな美容・コスメを仕事に。 30代の働く女性ならではの独自の美容法や、話題の美容情報をリアルな目線で配信。