おうち時間に癒しをプラス!香りの良い“アロマ”はいかが?
おうち時間の過ごし方は人それぞれ。でもせっかくなら、より豊かでリラックスできる空間を作りたいですよね。そんな方におすすめなのが“アロマ”です。
今回は精油の種類から活用方法まで詳しくご紹介していきます。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
- 2020-05-12
- りりー
リラックスタイムの過ごし方
休日や仕事終わりに、まったりと自宅で過ごす時間はかけがえのないものですよね。過ごし方は人それぞれですが、よりリラックスのできる時間にするために、“アロマ”はいかがでしょか?香りにより効能が変わり、何気ない日常に癒しを与えてくれますよ。
今回はアロマ初心者の方でも簡単にスタートできるように、精油の知識や活用方法をご紹介していきます。
「アロマテラピー」とは?
誰もが1度は耳にしたことがあるかと思いますが、なかなか普段は触れることがありませんよね。アロマテラピーとは、植物の葉や花から抽出した精油を使い、心や体に安らぎを与える自然療法の1つです。
一般的には健康や美容目的で取り入れられることが多いですが、医療や介護など幅広い分野で注目されています。現代社会におけるストレス緩和や、リラクゼーション、インテリアの一種として私たちのライフスタイルを支えてくれます。
精油とは
植物の花や葉、皮などから抽出された揮発性のオイルです。精油自体は全部で1,500種ほどありますが、香料として使用できるのはその中の100種類ほどだそう。一定の量を採取するために非常に多くの植物を必要とするため、大変貴重なものなのです。
おすすめの精油をご紹介!
仕事や家事で忙しい毎日を送っている皆さまに、とっておきの精油をご紹介します。種類の多い精油の中から人気の高いものを集めてみたので、今までアロマに興味がなかった方も、なかなか手を出せずにいた方もぜひ参考に選んでみてくださいね。
1. ラベンダー
精油の中でも王道人気のラベンダーは、万人受けのする優しい香りです。ストレスで強張った心身をほぐし、リラックスさせてくれます。
一口にラベンダーと言っても実は何種類もの交配種があり、少しずつ香りも異なります。アロマ初心者の方におすすめ。
2. オレンジ・スイート
こちらも人気の高い精油。果物の皮から採取されたフレッシュな香りが特徴です。ストレスを感じた時のイライラを緩和したり、リラックスして睡眠の質を高めてくれる効果があります。
柑橘系の香りは世代を問わず馴染みやすく、ポジティブな気持ちへと導いてくれます。
3. ティートリー
オーストラリアの先住民「アボリジニ」が治療薬として使っていた伝統のある精油です。スカッとする清涼感のある香りで、心に募った不安やストレスを解消してくれます。
殺菌・抗菌効果も期待できるため、風邪や感染症予防としても使われます。冬場や花粉の気になる春先にも大活躍してくれますよ!
4. グレープフルーツ
爽やかで甘酸っぱい香りが特徴のグレープフルーツは、朝に香ると明るく前向きな気分になります。食欲を抑え、脂肪の代謝率を上げる効果が期待できるため、ダイエット中の方にぜひ取り入れてほしい精油です。
皮膚のたるみやむくみを解消してくれるので、精油を美容目的で使ってみたいという方におすすめ。
5. ゼラニウム
南アフリカが原産の多年草から採取される精油。力強いローズのような香りと、フレッシュなミントの香りが融合したイメージです。気分を落ち着かせ、心身のバランスを整えてくれます。
女性特有の悩みであるPMS(月経前症候群)や月経痛、更年期障害などにも効果が期待できます。
使い方は無限大!~精油の活用方法~
代表的な5つの精油が分かったところで、精油ってどうやって使うの?と疑問を抱いた方も少なくはないはずです。実は、組み合わせや調合次第で色々な使い方ができるのが精油。その活用方法をご紹介していきます。
日常に取り入れる
1番簡単でメジャーなのが芳香浴法。専用のアロマポットを使用してリラックス空間を作ったり、ハンカチやティッシュなどに1、2滴垂らして楽しみます。他に洗濯のすすぎに垂らして衣類の香りづけをしたり、掃除に使っても良いですね。
(例)50mlのルームスプレーを作る場合
ビーカーに5mlの無水エタノールと精油を加え、混ぜ合わせます。(精油は3~20滴を目安に部屋の大きさや好みで調節)精製水45mlを加えよく混ぜたら完成。遮光性スプレー容器に移して、作製日や中身を記したラベルを貼ります。
手作り化粧品として
フェイスやボディのトリートメントオイルとしてスキンケアに取り入れたり、天然塩やハチミツと組み合わせて入浴剤を作ることもできます。自分好みの香りで作るオリジナルの化粧品は、使うたびに幸せな気持ちになりそうですね。
(例)トリートメントオイルを30ml作る場合
植物油30mlと精油1~6滴をビーカーなどで混ぜ合わせ、遮光性保存容器に移します。最後に作製日や中身を記したラベルを貼って完成です。
※使用の際は、事前にパッチテストを行って肌に異常が出ないかご確認ください。
アロマテラピーで日常をもっと豊かに
いかがでしたか?今まで全く触れる機会のなかった方も、アロマテラピーについての知識が少し深まったのではないかと思います。
精油は種類豊富で奥深く、学んでいく中でも様々な発見があります。ストレスを感じやすい現代社会にはぴったりの癒しアイテム。これを機にぜひアロマを生活に取り入れてみてくださいね!