口元美人になりたい!オーラルケア・キレイな歯をキープする5つのコツとは?
美人の条件ともいえる白く美しい歯。むし歯のない良好な口内環境を保つ5つのコツと、習慣にしたい歯科医院でのオーラルケアについて詳しく説明しています。
清潔感のある若々しい口元をキープして、あなたの笑顔を輝かせましょう!
- 2019-04-14
- 清水真紀
美しく健康な歯は美人のための必須条件。でも、海外に比べると日本のオーラルケアはまだまだ遅れているといえます。
清潔感のある若々しい口元をキープするためには、ちょっとした毎日の心がけを積み重ねることが大切。ここでは、あなたの笑顔を輝かせる健康で美しい歯をキープするためのコツについてお話ししていきます。
健康な歯をキープするための5つのコツ
飲み物を飲むときにストローを使う
むし歯の原因は食べ物や飲み物に含まれる酸によって、歯のエナメル質が溶けることが原因。
特に液体状の飲み物は歯の間にも浸透しやすいため、少しずつ確実に歯にダメージを与えていくと考えられます。
糖分を含む飲み物はもちろん、ワインやビール、カクテルといったアルコールも酸性。シロップ入りのドリンクや、家でワインやビールを飲むときなどにストローを使うと、飲みものが歯に触れる量を減らすことができます。
また、ストローを使うことでワインやコーヒーに含まれるステインが歯に付着するのを防ぐことにもつながります。白い歯をキープすることにも役立ち、一石二鳥です!
歯磨きはフッ素入りのものを
歯磨き粉を選ぶときは、フッ素化合物入りのものを選ぶようにしましょう。フッ素化合物は歯を溶けづらくする作用や、酸によって溶けた部分を修復する作用があるため、虫歯の予防や進行を防ぐことができます。
食後に食べて虫歯予防
キシリトール入りのガム・キャンディー
人工甘味料の一つ、キシリトール入りのガムやキャンディーを歯磨きした後に食べると、虫歯予防に効果的です。これはキシリトールには歯垢に含まれる虫歯の原因菌であるミュータンス菌を減らす作用があるから。
また、ガムやキャンディーを食べると口内の唾液が増えます。唾液の増加が虫歯になりにくい口腔環境を作ることにもつながるのです。
チーズで口内をアルカリ性に
食後は口内が酸性に傾き、虫歯になりやすい状態。チーズを食べることで口内のアルカリ度が高まり、歯の腐食を防いでくれるという報告があります。
また、チーズには歯の表面に保護膜が作られ、酸によるダメージを遠ざけてくれるそう。チーズは糖質が少ないため、食事の後、小腹が空いたときにつまむのにもぴったりと言えるでしょう。
なお、チーズを選ぶときは、プロセスチーズよりも、エメンタールやチェダー、エダム、パルミジャーノなどハードタイプのナチュラルチーズがおすすめです。
コーヒーやワインを飲んだ後には水を飲もう
糖度や酸度の高い飲み物を飲んだあとに軽くうがいをするか、水を飲むことで口内の酸を洗い流すことができます。また、ワインやコーヒー、お茶などに含まれるステインが口の中に留まるのを防ぎ、歯への色素沈着予防にもなります。
面倒でも習慣にしたいオーラルケア
歯ブラシを使った歯磨きでは、汚れの6割程度しか落とすことができません。歯磨きをするときは、歯間ブラシかデンタルフロスを併用するようにしましょう。
歯間ブラシは使いやすいもののサイズが分かれているため、自分に合ったものを見つけるまでに時間がかかる、場所によってサイズを変える必要があるというデメリットがあります。
おすすめは自分で長さが調整しやすく、使い捨てで衛生的、コスパが良いデンタルフロスです。
歯科医院でデンタルフロスの使い方を教えてもらおう!
歯の汚れを落とすのに役立つデンタルフロスですが、こちらも使い方にコツがあるため、歯科医院で使い方を指導してもらうのがベスト。デンタルフロスを使い続けることで、むし歯になる頻度がぐんと低くなるはずです!
さらに歯磨き、デンタルフロスまたは歯間ブラシのあとはデンタルリンスで仕上げればパーフェクト。むし歯ができるのを防ぐだけではなく、むし歯の進行予防、歯肉炎や口臭、歯槽膿漏の予防ケアにもなります。
半年に1度は歯科医院でメンテナンスを
どんなにていねいに歯磨きをしていても、完全に磨き残しを防ぐことはできません。残った歯垢が石灰化して歯石になると、セルフの歯磨きでは落とすことができなくなってしまいます。
歯石は歯周病などの原因になるため、早めに落とすことが大切。キレイな歯を保つためだけではなく、むし歯や歯周病を防ぐためにも歯科医院で定期的に検診を受け、歯の汚れや歯石を取り除いてもらうようにしましょう。
保険適用で受けられる歯のクリーニングは上下に分けて2回通院する必要があり、費用は合計で3,000円程度。むし歯がないかどうかのチェックと歯のクリーニングをしてもらうことができます。
PMTCも上手に利用しよう
ワンランク上のお手入れとしておすすめなのが、予防歯科・PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)です。
一般的に自費診療となるPMTCでは、むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルム(細菌や毒素のある汚れのかたまり。歯垢もバイオフィルムの一種)を徹底的に落としてもらうことができます。
PMTCでは超音波を使用したブラシなどで、痛みや不快感を感じることなく歯垢やステインなどの色素沈着などを除去。歯と歯の間もキレイになるので「ホワイトニングした?」と言われるほど、美しく清潔感のある歯になることができます。
PMTCの費用は歯科医院によって異なります。費用は保険適用の場合、3,000円程度、自費診療では5,000~7,000円程度が相場です。
自費診療の場合は1日で上下の歯に施術してもらえるため、忙しい人や大切なデートの直前に歯をキレイにしておきたい!という方にもおすすめです。
オーラルケアは予防から。歯のかかりつけ医を持とう!
日本では、70歳以上になると残存する歯が10本程度になってしまう人がほとんどなのだそう。これは日本のオーラルケアが「痛くなってから治療する」という治療中心の考え方だからだと言われています。
これに対して、80歳を超えても20本以上自分の歯を維持している人が多いスウェーデン、デンマーク、フィンランドなど北欧の国々では、予防がオーラルケアの基本になっているのです。
今回、紹介した日常的に習慣にしたい5つのポイントのほかにも、歯のかかりつけ医を持ち、1年に2回から4回程度定期的に歯科医院に通うことも大切です。
歯磨きの方法やデンタルフロスの使い方は歯並びによって個人差があるため、プロの指導を受けるのがベスト。定期的にメンテナンスして、虫歯や歯周病などの疾患がない口腔環境を維持できれば、自然な白さの歯をキープすることもできるようになります。
まとめ
どんなに髪や肌がキレイでも、歯が汚れていては美人とは言えませんよね。思い切り笑ったときに歯が汚いと思われたら、女子力も半減です。
清潔感のある若々しい口元を維持するためにも、予防中心のオーラルケアを習慣にしてみてくださいね。
この記事を読んだ人におすすめ
10代のころはニキビに悩み、20代から徹底して紫外線対策を行ってきたせいか、アラフォー世代になっても10歳以上若く見られることがある美容ライター。あらゆる肌トラブルを克服してきたのが強みです。趣味と化しているアンチエイジングケアを皆さんと共有していきます!最近のブームはヨガとルーシーダットン、瞑想。