たるみ、黄ぐすみ…エイジングケアの救世主にはこれ♡美肌を叶えるお茶はいかがですか?
「糖化」という言葉はご存じですか?
私たちが毎日のように口にしているお菓子やごはんに含まれている糖質が「糖化」を引き起こし、肌の老化を加速させています。
糖化を防ぐためには抗酸化作用が含まれているお茶を飲むのが効果的。そこで今回は「抗糖化」に効くお茶をご紹介します。
- 2019-03-22
- 稲毛登志子
肌がたるむ原因
年齢を重ねると気になってくるのが、肌の「たるみ」。
自然現象のひとつなので仕方がないとは分かっていても、ここの部分がもうちょっと上がっていたら良いのに、最近もたつきがひどくなってきた、なんて、鏡を見て、つい溜め息が出てしまっていませんか?
肌のたるみの原因は、
- 筋力の低下
- 紫外線による光老化
- 乾燥
- むくみ
- 糖化
などが挙げられます。
肌のたるみをストップするためには、出来ることを今すぐに始めるのが大切です。
筋力の低下には
顔ヨガや口輪筋を鍛えるエクササイズが効果的。DVDや書籍、グッズなどがたくさん販売されているので、お気に入りを見つけてみては?
光老化には
UVB(紫外線B波)だけではなく、UVA(紫外線A波)もカットする日焼け止めなどでケアしましょう。日傘や帽子も忘れないで。
乾燥には
ヒアルロン酸やセラミドが豊富に含まれたコスメでスキンケアを。毎日続けることで肌が見違えてきますよ。
むくみには
新陳代謝が悪いこともたるみの原因になります。リンパケアを積極的に取り入れて、老廃物を流しましょう。
糖化には
糖分を必要以上に摂り過ぎない。抗糖化作用のある飲料などを飲むのが手軽でおすすめ。
糖化ってなに?
ここからはたるみの原因「糖化」をクローズアップしていきます。
糖化とはあまり聞き慣れない言葉ですが、糖分とたるみってそもそも関係があるの?って思いますよね。
しかし、残念ながら…大いにあります。
糖化とは普段私たちが口にしているお菓子やジュース、その他の食物に含まれている糖質と、体内のタンパク質が結びつくことなのです。
糖化が進んでいくと、たるみや黄ぐすみの原因になることが分かっています。
糖化に対して抗糖化?
肌のために良くないとは分かっていても、糖分を摂ることは止められないですよね。甘いものは疲れが取れるし、気分もリフレッシュ出来ます。
糖分は適度に摂るのはもちろん構いません。しかし、自分では気づかない間に糖分を多く摂っていませんか?
そこで注目してほしいのが「抗糖化」です。抗糖化とは糖化を防ぐ習慣のこと。
具体的には、
- 食事の食べ順に気を付ける(サラダなどの野菜から食べ始める)
- 食後一時間以内に適度な運動をする
- 抗糖化に優れたお茶を飲む
などがあります。
手軽に始めるなら
先ほども触れましたが、糖化を防ぐお茶というものが存在しています。お茶なら難しいことを考えなくても手軽に始められそうですよね。
特に効果的なお茶は緑茶です。いつもよりたくさんの茶葉で淹れた緑茶なら、高濃度なカテキンを含むから抗糖化に期待が出来ます。
ただし、カフェインを多く含むため、夜の寝つきが悪くなってしまうかも知れません。睡眠に影響の出にくい時間帯に飲むのがおすすめです。
カフェインレスのお茶
カフェインが苦手な人や、摂りたくないという人も多いので、抗糖化作用のあるカフェインレスのお茶を探してみました。
どのお茶もドラッグストアなどで販売されている場合が多いので、気になるものがあればお店に行って探してみてくださいね。
ドクダミ茶
独特の香りがするドクダミ。庭などで自生しているため、見かけたことがある人も多いかも知れませんね。
ドクダミはポリフェノールを豊富に含んでいます。漢方薬としても知られていて、十薬(じゅうやく)と呼ばれています。
やかんで煮出すのはもちろん、急須で手軽に淹れられるのもうれしいポイントです。
ルイボスティー
南アフリカが原産のルイボス。乾燥させた葉で作られたルイボスティーは、抗糖化だけではなく、抗酸化力もあります。味、香りともにクセが無く、とても飲みやすいお茶です。
紅茶のようなきれいな赤色で、目にも楽しいお茶です。
私たちはストレートで飲むことが多いですが、南アフリカ共和国ではミルクを入れてミルクティーにして飲むそうです。
甜茶
中国茶の一つ、甜茶。花粉症対策のお茶として名前が知られていますが、ポリフェノールが含まれていて抗糖化の作用もあります。
甘みを強く感じますが、それは天然の味。甘いのに糖化を防げる、不思議なお茶です。
小腹が空いた時にゆっくり飲むと満足感がありますよ。
カモミールティー
ハーブティーとして広く知られているカモミール。キク科に属していて、白い花を咲かせたかわいい姿も人気です。
その葉や花を利用しているお茶がカモミールティー。ふわりと優しい香り、味もクセが無くて、飲みやすいのが特徴です。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールなら、ローマンカモミールの方が抗糖化作用に優れています。
おわりに
普段何気なく口にしている食べ物や飲み物が、たるみの原因になっているかも知れないとは驚きですね。
手軽な糖化ケアはお茶を飲むことで叶えてくれます。カフェイン、カフェインレスの二種類をご紹介したので、ライフスタイルに合わせて選んでみて下さい。
カフェインレスとは言え、過剰摂取はNGですよ。適量を守っておいしく飲みましょう!
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日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ。美容LOVE♡「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」がモットーの、中・高校生の男の子ママです。最新の美容情報をみなさんと共有できたらうれしいです。