美肌&エイジングケアにも最適!女性が飲むべき美容にいいお茶5選
毎日のティータイムに飲むお茶で抗酸化&抗糖化対策をしてみませんか?ここでは美容や健康、エイジングケアに役立つ女性におすすめのノンカフェインタイプのお茶を詳しく紹介しています。1日に何杯もコーヒーや紅茶を飲んでいる方、必見です!
- 2019-02-22
- 清水真紀
毎日のティータイム、皆さんはどんな飲み物を飲んでいますか?コーヒーや紅茶を飲む方は多いと思いますが、おすすめしたいのはキレイになれる効果やエイジングケア効果、リラックス効果などが期待できるノンカフェインのお茶。
ここでは、美人は飲んでいる!と言われるお茶について詳しく紹介していきます。
注目したいのはお茶がもつ抗酸化&抗糖化作用
私たちの体を老化させる現象といえば、「サビつき」に例えられる酸化と、「コゲつき」と呼ばれる糖化の2つがあります。
キレイになるためのお茶を選ぶときには、酸化によってできる活性酸素を除去できる成分を含むお茶や、糖化によって作られるAGEs(終末糖化産物)の分解を促したり、AGEsの排出を促して体内に蓄積されにくくする効果のある成分を含んだタイプのお茶を選ぶのがポイント。
抗酸化&抗糖化作用を防ぐ作用のあるお茶はいくつかありますが、ここでは「カフェインを含まないもの」「ドラッグストアなどで手に入りやすいもの」を条件に5つのお茶を選んでみました。
ルイボスティー
美肌やアンチエイジングのためにイチオシのお茶がルイボスティーです。ルイボスとは、南アフリカのミネラルを多く含む土壌で栽培されるマメ科の植物の葉。現地では「不老長寿のお茶」「奇跡のお茶」として親しまれています。
ルイボスティーの特徴は、肌と体の老化を招く酸化と糖化の両方を防いでくれること。ルイボスティーに含まれるSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)様酵素は、活性酸素を強力に除去する効果のある成分。また、免疫力の向上や肌のターンオーバーをスムーズにしてくれる効果も期待できます。
肌荒れやアトピーに悩む方にもおすすめ
活性酸素が除去されると、肌で起きている炎症を抑えることにつながります。その結果、シミやくすみ、肌荒れやニキビ、さらにアトピーの原因にもなるといわれる過酸化脂質の量も減少。健やかで美しい肌に近づくことができます。
過酸化脂質は加齢臭の原因物質を作り出す成分でもあるため、ニオイが気になる方にもオススメ。また、ルイボスティーには肌のターンオーバーに必要な亜鉛を始めカルシウムやマグネシウム、カリウムといったミネラル、さらにビタミンCなども含まれています。飲み終わったあとのティーパックをお風呂にいれてみてもいいでしょう。
どくだみ茶
十薬(じゅうやく)という名の民間薬としても知られるどくだみ。どくだみにも抗糖化効果があります。
毛細血管のはたらきをサポートして血行を促進する効果や、便秘改善、利尿作用によるむくみの解消効果、冷え性の改善などさまざまな効果が期待できるお茶です。
また、どくだみはデトックス作用があるとされ、ニキビに悩んでいる人や美肌になりたい方にも最適。どくだみは単独で飲むと匂いがきついので、他のお茶とブレンドして飲むのがおすすめです。
カモミールティー
欧米では、眠れないときや風邪の引き始めなどに飲むお茶として知られるカモミールティー。「カマメロサイド」と呼ばれるポリフェノールが、酸化と糖化の両方をゆるやかにしてくれると考えられています。
カモミールにはジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類がありますが、糖化を防ぐ効果はローマンカモミールの方が優れているのだそう。
ローマンカモミールのりんごのような香りに含まれるアンゲリカ酸エステルは、副交感神経を優位にするのに役立ち、気持ちをリラックスさせてくれます。
もちろんノンカフェインなので寝る前に飲んでもOK。薄切りにしたレモンとはちみつをプラスするとぐんと飲みやすくなるので、是非試してみてくださいね!
柿の葉茶
柿の葉というと地味な印象ですが、こちらも酸化と糖化を抑える作用が期待できるお茶。柿の葉茶には、緑茶のおよそ20倍ものビタミンCが含まれています。
ビタミンCはメラニンの生成を抑止し、シミ、そばかすを防いでくれる効果のあるビタミン。シミや肌のくすみが気になる方や、風邪を引きやすい方にもおすすめです。
また、ビタミンCはストレスや喫煙などによって消費されてしまうため、日々ストレスを感じている方や、たばこを吸う習慣のある方は、毎日のティータイムに是非、柿の葉茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。
さらに柿の葉茶には、ポリフェノールが豊富に含まれており、エイジングそのものを抑制してくれる効果も期待できます。抗酸化作用をもつポリフェノールの量は、なんと緑茶や赤ワインよりも多いという報告も。今、その美容効果に注目が集まっているのです。
柿の葉茶は他のお茶と比べてクセがなく飲みやすいので、単独で飲むことはもちろん、他のお茶とブレンドしてもいいでしょう。
甜茶(てんちゃ)
ほのかに甘い、でもノンカロリー!
甜茶の甘味成分であるルブソシドが含まれているため、ほんのりとした甘みがあるのも嬉しいポイント。紅茶に似た味わいなので、初めての人でも飲みやすいのではないでしょうか。
甜茶に含まれる甜茶ポリフェノールにも、糖化や酸化を抑える作用が期待できます。また、甜茶は季節の変わり目のむずむず感を和らげるとも言われており、これからの季節、特におすすめです。
甜茶を選ぶときはバラ科の甜茶を!
甜茶にはいくつか種類がありますが、おすすめしたいのはバラ科の甜茶懸鈎子(てんちゃけんこうし)と呼ばれる植物から作られるもの。
飲むときは甜茶のパワーを十分に発揮させるために、沸騰してから弱火で5~10分程度さらに煮出すのがポイントです。ティーパックタイプを選ぶなら、お湯を注いで数分間待ってから飲むようにしましょう。
むずむずが気になるときには、1日2~3杯程度飲むのがポイント。もちろんノンカフェインなので寝る前に飲んでも安心です。
自分好みのブレンドを楽しんでみても!
ここで紹介したお茶は単独で飲むと飲みづらいと感じるものもあります。クセのあるどくだみ茶をルイボスティーとブレンドしたものも市販されていますし、茶葉タイプを購入すれば自分好みの割合でブレンドすることも可能です。
例えば、あっさりした味のカモミールティーと柿の葉茶のブレンド。普段ハーブティーを飲まない方でも抵抗感なく飲めるのではないでしょうか。
抗酸化&抗糖化効果のあるお茶同士を組み合わせれば、相乗効果でより効果的にエイジングを防ぐことにつながります。もちろん、レモングラスやミントといった定番ハーブティーと組み合わせれば、より一層飲みやすくなるので、まずはお好みのお茶やハーブティーと合わせてみるのもひとつの方法です。
あなたも自分好みの組み合わせを見つけて、ティータイムの新しい定番にしてみませんか?
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10代のころはニキビに悩み、20代から徹底して紫外線対策を行ってきたせいか、アラフォー世代になっても10歳以上若く見られることがある美容ライター。あらゆる肌トラブルを克服してきたのが強みです。趣味と化しているアンチエイジングケアを皆さんと共有していきます!最近のブームはヨガとルーシーダットン、瞑想。