多く飲めばいい訳ではなかった、水を飲む正しいタイミングとは
水をこまめにとりましょうと言われ、ひたすら水を飲んではいませんか。確かに水分補給は大切ですが、あまりにも摂取しすぎてしまうと水中毒になるかもしれません。本当に必要な時の水を飲むタイミングを知り、内側から潤いある体と肌を目指しましょう。必ず補給したい、正しい水を飲むタイミングをご紹介します。
- 2019-01-30
- nin
水は健康や美容にいいからと、大量に飲んではいませんか。そして、ただ水分を摂ればいいだけだと勘違いをし、ジュースやコーヒー、そしてお酒などを飲んで水分補給が出来た気にはなっていませんか。このように正しく水分補給が出来ていないと、却って不健康になる恐れがあるのです。
多くの美容や健康を招いてくれる水の、必ず摂りたいタイミングを知り、今の水分補給のやり方を改善する事が大切かもしれません。
水を多く飲めばいいとたくさん飲んでいる人は、水中毒に気をつけなければなりません。水が毒となると、下痢になってしまったり、車酔いや耳鳴りを感じるようになるので注意が必要です。
このように、必要以上に水を飲んでしまうとトイレが近くなるかと思いますが、それは決してデトックスがされているわけではなく、ただ腎臓に負荷をかけてしまっているだけなのです。トイレの回数が多いという人は、少し水を控える必要があるでしょう。
そして、美容や健康にいいからと喉が乾く前にこまめに摂っているという人も多いかと思いますが、喉が乾いてから水分補給をするように変えてみて下さい。
そもそも、水分は水からだけではなく、食事からも十分摂る事が出来ているので、水を1.5リットル以上飲む必要はないのです。なるべく1日に1リットル~1.5リットルを目安に飲むようにし、きちっと食事からも水分を補えるようにする事が大切なのです。
水を飲む事は、綺麗と健康を手に入れられる
- 基礎代謝が上がる
- 血液がサラサラになる
- 吹き出物が出来にくくなる
- むくみが解消される
- 食欲の抑制
- 老廃物や毒素のデトックス
- 肌の透明感がアップする
- 便秘が解消される など
このように先ほどのような飲み方をせずに、正しく水分補給をする事は健康だけではなく、美容までも嬉しい効果が実感できるのです。高額な化粧品やダイエット食品を買い込む事よりも、このように正しく水分補給をする事が綺麗と健康への近道なのかもしれません。
必ず飲むようにしたいベストなタイミング
起きたらすぐに
起床後すぐ、常温の水を飲むようにしましょう。寝ている間に人間は約200ml~300mlほどの汗をかくそうです。水をすっ飛ばして、朝一すぐにコーヒーを選んでしまっている人は、先に必ずお水を飲むようにして下さい。そして、血液の流れをスムーズにさせてあげ、寝ている間に失われた水分を補給してあげて下さい。
このように朝一に水を飲むことは、胃腸を刺激するのでお通じ改善にもなるでしょう。
食事中よりも食事前
食事中にたくさんお水や、他の飲み物を飲んでしまっている人は、飲まない人よりも咀嚼回数が少なく、胃腸に負荷がかかりやすい為、消化が悪くなってしまっています。なるべく、食前40分前に水を飲むようにし、胃腸の働きを高めて、食べ物の消化をアップさせてあげましょう。
他にも、食前に水を飲むことは満腹中枢が刺激されやすくなる為、食べ過ぎを防止してくれるでしょう。
運動中と運動後
大量に汗を掻くような運動をしている人は、脱水を起こさない為にも水分補給は必ず必要になります。水は運動すると蓄積される疲労物質の分解を促す働きがある為、必ず水分補給をするようにしましょう。
他にも日常の軽い運動でもある、会社や学校に向かった後などでも、軽く水を飲むようにし水分を補うようにしてあげて下さい。
入浴前後
長風呂は時に美容の敵にもなる為、長時間の入浴はオススメはできませんが、それでも入浴中は汗がかきやすい状態になっています。必ず入浴前と入浴後に水分補給をしてあげる事が大切です。
冷たいお水を好んでしまうかと思いますが、必ず常温のお水で水分補給をするようにしましょう。
就寝前
寝ている間は汗をかいてしまいます。特に夏場などでは大量に汗をかいてしまう為、寝る前にコップ1杯程度の水分補給をしてあげる事が大切です。寝る前に水を飲んでしまうと、次の日浮腫んでしまうという人は、寝る30分前に水を飲むようにし、時間を空けるようにしてから睡眠を取るようにしてみて下さい。
自分に合う水の種類とは
- 硬水(クセが強く少し飲みづらいが、マグネシウムイオンやカルシウムイオンが豊富に含まれている)
- 軟水(飲みやすいが、マグネシウムイオンやカルシウムイオンがあまり含まれていない)
- 水素水(アンチエイジング効果がある)
- 無糖の炭酸水(胃腸の働きを活発化させ、飲むだけではなく洗顔や洗髪にも使える)
水にも様々な種類があります。自分がこれなら続けられそうだなというお水を選び、無理のないよう水分補給をするようにしましょう。ただし、どのお水であっても常温や白湯で飲むようにして下さい。
このように同じ水を飲むのではなく、楽しみながら自分なりにカスタマイズして水分補給をするのも良い方法と言えるでしょう。
水をただこまめに多く飲めば体にいいわけではなく、飲むタイミングや飲み方や種類までもが大切なのです。トイレが近いほど毎日頑張ってお水を飲んでいるという人は、本当の綺麗と健康を手にいれる為にも、今の飲み方を改善してみて下さい。