年齢に捉われない生き方とは？

“変化”を感じたらケア

“加齢”や“老化”など、あまり聞きたくないワードがそろそろ自分にも当てはまるような年齢になってきた頃、肌や髪、体調などにもそれなりの変化が訪れるようになってくるでしょう。目元の小じわが気になるようになってきた、肌がくすんで見える、化粧ノリが悪くなった、など人それぞれ感じ方は様々。でもそのことを「歳とったわ…」とそのまま放置していると、ますます老け込んでいく一方に。

そのため少しでも何かしらの変化を感じたら、早めのケアをするようにしましょう。自分の変化を認めたくないからといって無理していたり、「まだ大丈夫！」とタカをくくっているのはよくありません。そのような変化を感じるのは、誰もが経験するごく当たり前のことなのです。

アンチエイジングという言葉があるように、美容においてもエイジングケアに切り替えていきましょう。もしまだ使うことに抵抗があるのであれば、衰えを感じやすい目元のケアをアイクリームを使用して入念に行うようにしたり、美容液やクリームを取り入れて保湿を徹底的に行うように意識してみてください。また、紫外線対策も夏に限らず一年を通してやっておきたいこと。

若々しくいるためには、変化をいち早くキャッチして受け入れてあげることから始まります。それに見合ったケアや美容を用いることが、何よりも重要なことと言えるでしょう。

自分自身を知る

年齢を重ねると自分のことはある程度理解できるようになってきますよね。それは美容においても言えること。乾燥肌や脂性肌、ストレスに弱くすぐ肌トラブルが起きやすいデリケートな肌、生理前には必ず肌荒れを起こしてしまう肌、などの自分の肌の性質や特徴などを今一度しっかり知っておくようにしましょう。

そのことをきちんと把握しているだけで、事前の対策ができるようになります。若い頃はなぜ肌荒れをしているのかわからなかったり、わからないことで余計にストレスとなり間違ったケアをしていたこともあるかと思います。でも今までの経験や自分のことをちゃんと知っていれば、そんなことはなくなりますよね。周期的に肌が荒れるのならその肌荒れサイクルを分かっておくと、悪化しにくくなるかもしれません。

もし自分ではよくわからない場合は肌質チェックをしてもらったり、カレンダーなどに肌トラブルが起きたことをメモしておくと、そのサイクルを知れたり何が原因なのかを理解することができます。30代を過ぎた頃を目安に、自分自身を改めて見つめ直してみましょう。

好奇心を忘れない

肌や見た目が今までのような若々しさがなくなってきたとしても、メイクや美容に対しての好奇心は持ち続けるようにしましょう。ついメイクで使う色が偏ってきてしまいがちですが、新色が出たらとりあえず試してみたりトレンドのメイクにチャレンジしてみたり、冒険心や探究心は忘れないでおきたいもの。

もちろんそれなりの年齢に見合ったメイクというものはありますが、美しくなるためのモチベーションがなくなってしまっては意味がありません。服装やシチュエーションに応じてメイクを変えてみたり、気分転換で新しいメイクをしてみることはとても良い刺激となって、いつまでも若くいられる秘訣とも言えるのです。

全体を見つめ直す

気になる部分があるとそこばかりに目がいって、やたらと気になるようになってしまいます。なかなか治らない吹き出物やシミ、髪のパサつきや冷えなど、厄介なお悩みを抱えている人も多いと思います。その悩みに対してそこばかり集中的にアプローチをしたり気にしすぎるのではなく、もっと根本的な部分からの改善を目指す方が効率的なのです。

とても基本的なことですが、規則正しい生活やバランスのとれた食生活は、健康や美容のどちらにも良い影響を与えます。また睡眠不足やストレスを溜め込むと、自律神経やホルモンバランスの乱れにもつながり、あらゆる不調を引き起こしてしまいます。

いくらケアをしてもよくならないことを年齢のせいだからと諦めるのではなく、まずは自分の基本の生活を見直してみることが大切です。ごくシンプルなことを継続することは案外難しいものだったりします。でもそれは年齢を重ねた今ならきっとできるはずです。

「諦める」のではなく「受け入れる」

女性にとって年齢を気にせずにはいられないものですが、歳をとっていくことを恐れずに、まずはきちんと向き合って受け入れてあげるようにしましょう。できる限りのケアやライフスタイルの見直しをして、健康的に美しさをキープしたいですよね。

いつまでも輝いているためにも、キレイになりたいという気持ちを常に忘れず、今までの経験を活かした自分磨きをしていきましょう。