年末年始のカロリーオーバーはこう乗り切る!食事リセット術のすすめ
楽しいイベントが続く年末年始は、普段の食事よりカロリーオーバーに。毎年、お正月明けに体重計とにらめっこしていませんか?「食べ過ぎ=すぐ太る」わけではないので、数日間、1週間で上手に食生活を管理するのが、脂肪をためないコツ。
食べ過ぎ後の食事リセット術で、今年の年末年始はスマートに乗り切りましょう。
- 2018-12-10
- 森本悠希
カロリーオーバー!脂肪はいつたまるの?
クリスマス、大晦日、お正月と楽しいイベントが続く年末年始は、高カロリーな食事だけでなく、飲み会やパーティーで食べたり飲んだりする量が増えます。お正月明けに「また今年も太ってしまった」とがっかり、「ダイエットしなくては!」と焦るというのを毎年繰り返していませんか?
糖分や脂肪分を取り過ぎても、体の脂肪として蓄積されて体重が増えるのは、だいたい2週間後が目安。食べ過ぎ・飲みすぎの翌日に体重がどんっと増えていても、それは食事に含まれていた水分がむくみを引き起こすから。実際には、1日くらいのカロリーオーバーは、上手にリセットすれば大丈夫なのです。
食べ過ぎた翌日や飲み会が続く場合のリセット術と、食べ過ぎるとわかっている日の事前対策で、お正月明けに「体重キープ!」と笑顔でいられるようにしましょう。
食べ過ぎた後はリセットするのが大切!
まず、食べ過ぎた後のリセット術を知っておきましょう。
2日以内のリセット&1週間でバランスをとる
取り過ぎた脂肪分や糖分が、脂肪となって蓄積されるのを防ぐために、食べ過ぎた翌日は高たんぱく&低カロリー&消化が良い食事で、2日間分のカロリー収支の帳尻を合わせましょう。
何も食べない、水だけ、サラダだけなどの極端な食事制限はNG。筋力の低下を招いて太りやすい体になったり、リバウンドしやすい体質になったりしてしまいます。
消化が良いお粥や雑炊は、暴飲暴食で疲れた胃腸を休めるのにもおすすめです。また、水分が多いので、満腹感が得やすいメリットも。肉や魚類は避けて、豆腐など植物性たんぱく質を合わせて食べるようにしましょう。
飲み会が2日続く場合は、3日目をヘルシー食にチェンジ。あらかじめ予定がわかっている場合は、飲み会の前日も摂取するカロリー量を抑えるなどして、1週間のバランスを見るようにしましょう。
痩せる栄養素「食物繊維」を味方に
食物繊維には、腸内の余分な脂質を落として、排出をサポートする働きがあります。また、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整えてくれます。食べ過ぎた翌日こそ、積極的に食物繊維を摂るようにしましょう。
豆類、きな粉や納豆などの大豆製品、海藻類、きのこ類、根菜類などに多く含まれています。リセット食のお粥や雑炊の食材として、積極的に活用してくださいね。
温かい飲み物で代謝UP
温かい飲み物で体の深部から温めると、代謝がUPします。また、年末年始に食べ過ぎた翌日のヘルシー食の空腹感を和らげてくれる効果も。
脂肪を燃やしやすくすると言われるプーアール茶や、脂質を排出すると言われる緑茶、食物繊維が豊富な黒豆茶など、お茶の力で体の内側からすっきりしましょう。
食べ過ぎを防ぐ事前対策も大切
あらかじめ「今日は食べ過ぎる」とわかっているときは、事前対策でカロリー調整をしておきましょう。
飲み会がある日のランチ選び
居酒屋のコース料理は、前菜から始まり、揚げ物、鍋物、ごはん、デザートまでを一通り食べると、約1000kcalになると言われています。さらに、お酒類を飲めば、1回の飲み会で1500~1800kcal摂取なんていうことも。デスクワークが多い20~30代女性の場合、1日の必要カロリー数を1食で摂取することになります。
飲み会がある日のランチは、和食を中心にしたメニューや、ご飯などの炭水化物を控える、揚げ物は食べないなど工夫を。
年末年始だけでもレコーディングダイエット
何を食べて、カロリーをどれくらい摂取したのかを記録しておきましょう。カロリーはスマホがあれば調べられるので、難しく考える必要はありません。
どれくらい食べたのかを意識できるようになるので、年末年始の食べ過ぎを心理的に防ぐことができます。また、たとえ食べ過ぎても、1週間のトータルカロリー量がわかるので、次の1週間どのような食事にするかプランが立てやすくなりますよ。
ご馳走を食べるときはココに注意
おいしいものを食べるなら、食事もその時の雰囲気も楽しみたいですよね。カロリーばかり気にしていては、せっかくのご馳走が台無し。脂肪や糖質をためにくい食べ方で、ストレスフリーで食事を楽しみましょう。
野菜をメインに食べよう
揚げ物や炭水化物など、高カロリーなメニューは控えめにして、サラダや漬物、煮物などヘルシーな野菜料理を中心に食べるようにしましょう。野菜を先にしっかり食べれば、満足感が得られるので食べ過ぎ防止にもおすすめです。
食べる順番を意識しよう
生野菜→茹で野菜→豆腐などの植物性たんぱく質→肉や魚などの動物性たんぱく質→炭水化物の順で食事をするように意識しましょう。食べる順番を意識すれば、食事でとり過ぎた糖質が脂肪として蓄えられるのを防げます。
おいしく食べて、かしこくリセット!
体重やスタイルキープには食べ過ぎないことが一番ですが、年末年始ならではのおいしい食事は魅力的。食べるたびに「カロリーが」と気にしていると、ストレスからドカ食いにつながりかねません。
食べ過ぎても「2日以内にリセットすればいい」「1週間でバランスをとろう」とポジティブに考えて、年末年始の食事を楽しみましょう!
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。