職場、学校、ママ友、どこにでもいる“上から目線”の人を華麗に交わす方法
なぜか妙に見下してくる発言をする人って必ずいますよね。数回程度ならまだいいものの、それが毎日顔を合わせる人の場合は厄介ですし、さすがに疲れてしまいます。
これ以上ストレスを溜めてしまう前に見下す人の心理を知り、そしてそのような人と出くわした時の華麗な交わし方法をご紹介します。
- 2018-11-19
- nin
上から目線の人は、身近にいるかと思います。その上から目線の発言でイライラする人や、落ち込む人など、様々な受け取り方もあるかと思います。ですが、そのような感情は実は一切必要ありません。そして、一番気をつけたい事は、自分も言っているかもしれないという事です。
上から目線の人の特徴
- 他人に厳しく自分に甘い
- 褒める事が出来ない
- 勝ち負けにこだわる
- 人を試す事が好き
- 人に教えたい欲がある
- アドバイスが好き
- 相手の話を理解しない
- プライドが高い など
このように、相手を下げて自分を上げるような発言を繰り返してしまう人は、相手よりも自分が上だという優越感を感じる事で、自分は素晴らしい人間だという事を再確認しているだけなのです。常に勝ち負けにこだわる癖がある為、人を賞賛する事よりも評価をしてしまう事があります。
そして、相手の話の内容や気持ちよりも、アドバイスをしている自分は優れていて優しいという優越感に浸っている為、アドバイスや教えるような発言をしてしまいます。他にも、教える事が好きなので「悪くないけど、」や「でもここは、」などと賞賛で止める事なく、相手を評価をする傾向が見られるでしょう。
そして、自分は常に正しいと思い込んでいる為、主張をする事があっても、相手が主張をする時には相手を否定してしまう事も特徴の1つに挙げられます。このように、自分の地位や立場やプライドを保つ為に、相手に対し否定的な言葉を使ってしまうのです。
上から目線になってしまう原因とは
過去に抑圧されていた
実は、逆に上から目線の人は、過去に周りに上から目線の人がいたという事も1つの原因として挙げられます。家庭や学校や友達など近くにそのような人がいてしまうと、新しい環境に自分が入った時や、自分の地位が上になった時など、上から目線のような発言や行動をとってしまうのです。
そして、見下されたくないが為に他の人を見下し、自分が上の立場でいたいという欲が働いてしまうのです。
教育環境が整っていなかった
誰に対しても上から目線のような発言をする人や、お店で怒鳴り散らすような人や、平気で人を傷つけてしまっているような発言をする人は、礼儀などをきちんと教わる環境がなかった事や、上下関係や団体行動などの社会で必要な事を学ぶ環境が整っていなかった事も原因として挙げられます。
自分に自信がない
上から目線の人は、自分の弱さを守ろうとしています。一見ものすごく優秀に見えたり強そうに見えますが、実は自分に対し劣等感を抱いており自分のプライドを守ろうとしているのです。その為、上から目線で相手を下げ、自分を高く評価してしまうのです。
このように、見下す癖がある人には様々な理由が挙げられます。そして、ある意味残念な環境が周りにあった事が主な原因として挙げられるでしょう。
本当に注意やアドバイスがしたい場合
上から目線になってしまいがちな人は、少し工夫をするようにしましょう。
例えば、子供にやる気を持たせる為に「◯◯しろ!!」などと言ったり引っ叩いたとしても、子供達はやる気が起きるどころか、余計にしたくなくなりますよね。このように、部下の人や誰かに注意をしなければならない時は、感情的にならず、そして適切に静かに注意をする事が大切です。
他に頼み事をしたい場合
頼み事をしたい場合は、丁寧になりすぎなくて大丈夫なので、「◯◯して」と言うよりも、柔らかい表情で疑問形で相手に尋ねるようにしてみてください。ここで大切な事は、きちんと相手の名前で呼ぶようにしてみましょう。
受け流す力
上から目線の人と出くわした時、イライラする人や何も思わない人の2パターンに分かれるかと思います。特に若い人で部下の立ち位置の人が、このような上司と出会ったり、新米ママさんがベテランママさんと出会った時などで、イライラをしてしまった場合には、実はこれには訳があり、若い人は鋭い判断能力が出来ている証拠とも言えるのです。その為、上から目線で言われていると過剰に反応してしまうのです。
ですが、「自分は素晴らしく偉い人間だ!」と上から目線な発言をされたとしても、本当に雲の上の存在の人ならば、そのように人を見下すような発言はせず、相手にしてこないでしょう。ゾウが毎日足元にいるアリに対し気にする事はないでしょうし、NBA選手がミニバスケットを行う子供達にそのような発言もしないでしょう。
このように、上から目線で見下す人は、自分が下にいる事を認めているようなものです。
なので、そのような上から目線の人と出くわしても話を聞いて欲しいだけなので、「了解です」と受け流す事が大切です。そして受け流す作業にも疲れてきたら、無理をせず「そろそろ」と言ってその場から立ち去りましょう。
上から目線の人と出くわしても、受け取り方次第で簡単にストレスなく流す事が可能になります。そして反面教師にし、そのような人と出くわしても戦いを受けない事が賢い選択になるかもしれません。