自分に合うヒールを見つけましょう!ヒールで足が痛む原因と対策方法とは
ヒールはいつもより気分を上げ、自信をくれて、足も長く細く見える魔法のアイテムですよね。ですが悩みは共通して“痛み”かと思います。特にデザインや可愛さ重視は命取りとも言える程の激痛が襲ってくるかと思います。購入前に一度考えてみましょう。
ヒールが痛くなる原因や対策方法をご紹介します。
- 2018-11-15
- nin
可愛いデザインや流行の形、いつの時代も女性を虜にしている美しいヒールの靴達。履くだけでもいつもの自分とは違う感覚で、自信が湧いてきますよね。ただ、実際履いてみると痛みが増してくるという事がヒールの悩みと言えるでしょう。
長時間履いても痛みのないヒールと出会うという事は中々難しいですし、もしかするとシンデレラも、靴擦れをしていたかもしれません。まずは、現実世界でそうならないよう、自分に合うヒールを探してみましょう。
痛みの原因
前かがみによるつま先への負担
ヒールの形状からどうしてもつま先立ちのような形になってしまい、全体重をそのつま先だけで支える事により、足に痛みが生じます。特に可愛いからや、足が綺麗に見えるからという理由で高いヒールを履けば履くほど、つま先は圧迫され、痛みを感じやすくなってしまうでしょう。
そして、その痛みを放置しケアをせずにいると、外反母趾になるなど、足の形が変形してしまう可能性が高くなるでしょう。
サイズが合っていない
見た目重視で自分のサイズに合っていない小さい靴を選んでしまうと、靴擦れで痛みがあったり、水膨れや皮がめくれるなどの原因にも繋がってしまいます。
他にも、自分に合うサイズを選ばないことは、足の変形にも繋がり、外反母趾などの足の病気を悪化させてしまう可能性があります。また、足の指の関節の上側部分が赤くなるのは、靴が大きすぎる事が原因です。靴擦れを防ぐために指先に力を入れるよう足の指を丸め、靴を支えようとした事による痛みと言えるでしょう。
このように、小さすぎても大きすぎても足には良くないのです。
夕方にかけての足のむくみ
長時間のデスクワークや立ち仕事などの状態が続くと、血行の流れが悪くなり、どうしても足がむくみやすくなってしまいます。朝に履いた感覚とは違い、夕方頃にはその血流の悪さで足がむくみ、靴がきつく感じ、そして靴擦れが起こりやすくなってしまいます。
痛みで起こる症状
靴擦れ、外反母趾、むくみ、魚の目など。このように日頃の痛みを我慢すると、素足になった時に綺麗とは程遠い足になってしまいます。
痛みにさよなら、痛くならない方法とは
痛いのは十分にわかっていても、オシャレがしたい!流行っているヒールが履きたい!仕事でもカッコよく履けるようになりたい!など、ヒールを買う時は痛むだろうという不安を抱えつつも、ついつい購入してしまいますよね。まずは、自分に合うサイズを選び、なるべく痛みのないヒールを選ぶようにしてみましょう。
自分の足の形をチェックする
実は足の形はみんな違い、足の形は3タイプあります。エジプト型、ギリシャ型、スクエア型があり、親指から小指にかけて短くなっている形をエジプト型、人差し指が親指よりも長いギリシャ型、親指から小指までの長さがほとんど同じなスクエア型があります。選ぶ前に一度自分の足先をチェックし、選ぶ靴のつま先がどういう形になっているのか確かめるようにしましょう。
足のサイズは年齢や生理周期や季節によっても変わるものです。足のサイズの変化を確認するには、夏と冬の2回測るようにしてみましょう。そして、生理が終わりむくみが落ち着いたタイミングの時に、測る事をおすすめします。
姿勢を正し小股で歩く
通常歩く時は、かかとからが一般的ですが、ヒールの時はかかとではなく足裏全体で着地するようにしましょう。かかとから歩いてしまうと、どうしても前に滑りつま先を傷めてしまいます。そうならない為にも、ヒールを履く時は、小股で歩き足全体で着地するようにしてみましょう。
そして、猫背でつま先に負担が掛からないように、足裏全体で体を支え、真っ直ぐな姿勢で歩くようにしましょう。
毎日マッサージを行う
お風呂に入る時など、足やふくらはぎをマッサージするようにしましょう。通常の靴よりもヒールを履いた時は2倍足に負担がかかっています。そして、サイズの合っていない靴を履いた時は、筋肉をつけたくない所が鍛えられている可能性がありますので、一日の足の疲れはその日のうちにマッサージするように心がけましょう。
インソール
自分のサイズよりも大きい靴の場合、断念する前にシリコン素材などお好みのインソールを購入して靴に入れ、痛みがないように調整してみましょう。前のめりになりやすい方は、つま先だけや、土踏まずの部分にクッションのあるインソールを入れ、滑り防止をするようにしてみて下さい。
購入前は必ずチェックする
- 甲の部分に指が入らない
- ヒールの高さが6cm以内
- ヒール部分が太め
- つま先まで1.5cmほどの余裕がある
- ヒールを履いたまま、かかとを上げて脱げないか確認
購入前は、靴の甲の部分に指を入れてみましょう。指先が入らない、指先がほんの少しだけ入るぐらいがぴったりのサイズです。そして、なるべくヒールの高さは6cmまでにし、ヒールが太い物を選び、足に負担が掛からないようなデザインを選ぶようにしましょう。
そして、つま先に1.5cmほどの余裕があるかどうか確認し、最後はかかとを上げ、脱げるかどうか何度か確認してみましょう。
可愛いデザインと出会ったならば、痛みがあるかどうかきちんと試し履きをして、自分のサイズに合うヒールを見つけましょう。そして、女性から見てもかっこいいと思われるような、綺麗な美脚ラインをキープ出来るようヒールの痛み予防を始めましょう。