最近では日本でも、食や健康にたいしての意識が高くなり、さまざまな食事法や健康法がブームになっていますよね。
欧米では、食や健康に対する意識が日本よりも高く、流行にも敏感で、今までもさまざまな食事法や健康法がブームとなってきました。
そんな食事法の1つにあり最近のブームとなっているのが「グルテンフリー」です。
「グルテンフリー」聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
欧米で注目されているので、日本でも摂りいれている方はいますが、
そもそも「グルテン」ってなに?
「グルテン」って身体に悪いの?
なぜ「グルテンフリー」なの?
など正しく知っていますか?
そんな「グルテンフリー」の疑問についてお話しします。
■「グルテン」とは?
「グルテン」とは、小麦や大麦、ライ麦、オート麦などの麦類に、含まれ穀物の胚芽で生成されるたんぱく質の一種です。
パンやうどん、パスタ、ラーメン、シリアルなどに含まれています。
「グルテン」は食物に弾力や粘り気を出す働きがあります、うどんにコシや膨らみがありモチモチした食感が得られるのも、この「グルテン」の作用によるものなのです。
「グルテンフリー」とは、そんな「グルテン」を含まない食事法のことをといいます。
■なぜ、「グルテンフリー」なの?
「グルテンフリー」が注目されている理由は、いくつかありますが、下記が「グルテン」の摂取による主なデメリットになります。
〇アレルギーを引き起こす可能性がある
〇腸内環境の低下が起こる可能性がある
〇血糖値があがりやすい
〇糖化の原因となる
〇食欲促進物質が含まれている
〇身体が炎症を引き起こしやすくなる
〇質の良い小麦が少ない
などの理由から「グルテンフリー」が、注目されはじめています。
しかし、元々「グルテンフリー」とは、「グルテン」にアレルギーがある人に対しての食事療法がはじまりでしたが、アレルギーでない健康な人が「グルテンフリー」の食事法を試したところ体調がよくなり、ダイエットも期待できることから、美や健康に対しての意識が高い人々が注目しはじめ、欧米でもブームになってきたのです。
■「グルテン」を含む食べもの、含まない食べもの
欧米でブームになり始めた理由の1つに、欧米には、小麦からできている製品が日本よりも多いことにもあります。では、そのグルテンを取り除くためには何がOKで何がNGなのでしょうか?
〇「グルテン」を含まない食べもの
米、蕎麦、餅、豆腐、納豆、卵、肉、魚、野菜、果物、チーズ、ヨーグルト
〇「グルテン」を含む食べ物
パン、うどん、パスタ、シリアル、ラーメン、ピザ、パンケーキ、ドーナツ、ケーキ、揚げ物の衣、スナック菓子、ビール
普段、私たちが口にしている多くの食品に含まれていますね。それらをすべて、断つことは難しいと思う方も多いはずです。
次回は、実際に「グルテンフリー」を行うメリットとデメリットについて、さらに関して詳しくお話していきたいと思います。
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美容薬学検定1級/ホリスティックビューティーアドバイザー 大手化粧品メーカー、美容皮膚科など美容業界での様々な経験やノウハウを活かし、化粧品・健康食品・美容機器の企画開発やコラム執筆/美容に関するコンサルティング/PR業務/などを行っています。