夏バテ予防に「甘酒」はいかが?お肌の保湿やシミ対策にもぴったり!
“お正月やお祭りで飲むもの”というイメージの強い「甘酒」ですが、実は甘酒には夏バテ予防や美容効果があるのです!そこで今回は、甘酒の知られざる効能をご紹介します。ほどよく甘い甘酒を今すぐ飲みたくなるはずです!
- 2018-09-02
- 奥平 望
“飲む点滴”といわれる「甘酒」はいかが?
甘酒というと、お正月やお祭りで飲むものというイメージがありますよね。寒い初詣では、ほどよく甘い甘酒でカラダを温めるという方も多いでしょう。
しかし、実は甘酒は夏の季語であり、夏バテ予防効果がある飲み物なのです!古くから“飲む点滴”と呼ばれている甘酒は、疲労回復や熱中症防止のための栄養ドリンクとして親しまれていたそうですよ。江戸時代には、甘酒売りが町を練り歩いていたというから驚きです。
そこで今回は、甘酒の知られざる効能をご紹介します。ほどよく甘い甘酒で、美容と健康を維持しましょう!
甘酒の効果・効能
夏バテ予防
甘酒に含まれるブドウ糖は、疲労回復に最適です。さらに、ビタミン群が免疫力を高めてくれるため、風邪予防にもぴったりです。
美白・美肌効果
甘酒には、ビタミンC、アミノ酸、酵素、ビオチンといった美白作りに最適な成分が豊富に含まれています。また、麹に含まれるコウジ酸には、メラニンの生成を抑制するはたらきがあるため、シミ・そばかすを予防してくれます。
アンチエイジング効果
甘酒に含まれる“フェルラ酸”には抗菌・抗酸化作用があるため、活性酵素を除去してくれます。甘酒は発酵食品なので酵素が豊富に含まれており、アンチエイジングにぴったりです。
便秘解消
甘酒には、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消効果も期待できます。腸内環境を整えることは、肌トラブル改善のためにとても重要なこと。麹を扱う杜氏さんのようなぷるぷるお肌をゲットするためにも、甘酒を飲んで便秘を解消しましょう。
ダイエット効果
甘い甘酒とダイエットは、どうも結びつきにくいですよね。しかし、甘酒に含まれるビタミンB郡は脂肪燃焼を助けてくれるため、甘酒にはダイエット効果があるといえるのです。
ただし、だからといって飲みすぎはよくありません。とくに、市販されている甘酒を飲む場合は、砂糖が加えられているものも多いため注意が必要です。
集中力を高める
甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のはたらきを助ける役割を担っています。よく、スーパーなどで集中力を維持するためのブドウ糖タブレットを見かけますが、甘酒にはそれと同じはたらきがあるのです。
米麹の甘酒であれば、アルコールが入っていないためお子様でも飲めます。テストの日や気合を入れて勉強したい日など、おやつに甘酒を用意するのもいいかもしれません。
甘酒を飲むときの注意点
豊富な栄養価で私たちの健康と美容を維持する甘酒ですが、飲むときにはいくつか注意点があります。ただやみくもに飲めばいいというわけではないので、甘酒を飲む前に覚えておきましょう!
甘酒の原材料を確認すること
市販されている多くの甘酒には、砂糖が含まれています。砂糖入りの甘酒では、ダイエットや美肌作りに効果を発揮しない可能性も…。
甘酒を選ぶときは、
- 砂糖が入っていないこと
- 米麹から作られているもの
上記の2点を必ず確認しましょう。
1日コップ1杯を目安に
甘酒は、1日コップ1杯(200ml)を目安に飲みましょう。
朝に飲めばエネルギーチャージに、昼に飲めばおやつ代わりに、夜に飲めば疲労回復になります。
温めすぎない!
温めると甘みも増し、より美味しくなる甘酒ですが、温めすぎないこともポイントです。温めすぎると、熱に弱いビタミンB1やビタミンCが破壊され、高い効果を得られなくなることも…。
甘酒を温める際は、人肌程度に留めておきましょう。
おすすめなのは「手作り甘酒」
糖分やアルコールが気になる…という方は、手作り甘酒がおすすめです。意外と簡単に作ることができるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね!
手作り甘酒の材料(4人分)は、
- 麹・・・400g~500g
- 米・・・1合
- 塩・・・少々
です。作り方は、
- 炊飯器の“おかゆコース”でお米を炊く。
- 炊き上がったら、冷水を加えて冷ます。
- 60℃まで温度が下がったら、麹を加えて混ぜる。
- 炊飯器に戻し、“保温”スタート。
- たまにかき混ぜながら、4~5時間保温したら完成!
飲むときは、水で薄めてお好みで塩や生姜を加えてもOKです。
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東京にてタレント活動後、4歳から続けるダンスをベースにさまざまなショーに出演。 甘いものと、愛犬くるるをこよなく愛する26歳。過去に10kgのダイエット経験あり。 Twitter:https://mobile.twitter.com/NozomiOkudaira