どんな料理にも入れるだけで風味が増し味わい深くなり、料理自体をさらに美味しくしてくれるにんにくです。にんにくを食べることでスタミナがつくともいわれているので、料理時だけでなく栄養ドリンクやサプリメントにも取り入れられているのをよく見かけますよね。

にんにくはニオイがとても強く、食事をした後もにんにくの独特のニオイが残ってしまうということから、次の日に仕事がある場合やデートの約束があるときには、なるべくにんにくを使っている料理を食べるのを避けるようにしているという女性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか？

ニオイはとてもキツイい食材となっていますが、実はにんにくにはスタミナをつける効果だけでなく、食べるだけで嬉しい美容効果がたくさん得ることができると多くの女性たちから注目を集めています。

女性にこそ食べてほしい食材の1つであるにんにくには、一体どんな効果が秘められているのかご紹介します！

にんにくの栄養素

とても栄養価が高くいろんな効能があるといわれているにんにくは、昔から民間薬としても親しまれてきた歴史の古い食材となっています。

にんにくには健康や美肌作りにも欠かせない成分となっているビタミンB群が多く含まれており、さらにはセレンという抗酸化作用効果のある成分や、デトックスを促してくれるモリブデンという成分などが含まれています。

にんにくのニオイの元となっているのは？

食べるときついニオイがするのが特徴的なにんにくですが、このにんにくのニオイの元となっているのが「アリシン」という成分です。

にんにくは切ったりせずにそのままの状態であればきついニオイがすることもなく、無臭に近い状態となっていますが、調理をする際に切ったり刻んだりすりおろしたりすることによって、にんにくの細胞膜に存在するアリシンからあのにんにく独特のきついニオイが出されます。

にんにくのカロリーは？

にんにくは100グラムあたり約130キロカロリー程度となっています。

摂取するにんにくの目安量としては、1日3～4片くいらいが適量となっており、にんにくが体に良いからと1日にあまりにもたくさんの量を食べてしまうと、血液の上昇、肝臓障害、胃を荒らしてしまう原因となってしまうので気をつけましょう。

美味しいにんにくの見分け方

スーパーなどでニンニクを購入する際には、にんにくを手に取ってみたときにずっしりと重さがあり、色が白く中身がギュッと詰まっているものを選ぶのが良いにんにくを見分けるポイントとなっています。

またにんにくは1年を通して6月頃が収穫の全盛期となっているので、この時期に食べるにんにくが香りも良くみずみずしくて、一番美味しいと言われています。

にんにくのニオイを消すには？

にんにくを食べるときに気になるのが、食べた後に残ってしまうきついニオイですよね。にんにくのニオイを完全に消し去ることは難しいですが、にんにくを食べたあとに緑茶やチョコレート、リンゴやブドウなどといったポリフェノールを多く含むものを口にすることで、気になるにんにくニオイを抑えてくれる効果を得ることができます。

にんにくで得られる効果

美肌効果

にんにくには肌の代謝をアップしてくれるビタミンB1が多く含まれているのと、代謝を上げる働きを持っているので、肌のターンオーバーがスムーズに行われ、肌荒れを予防することができます。

アンチエイジング効果

にんにくのニオイの元となっているアリシンの他に、アホエンやビタミンEなどといった抗酸化作用のある成分が15種類以上もにんにくには含まれているということがわかっています。

これらの抗酸化作用のある成分が活性酸素の働きを抑制し、シミやシワ、たるみの原因となってしまう肌の老化を防いでくれるアンチエイジング効果を発揮してくれます。

冷え性改善効果

食べると血行促進作用のあるにんにくは、女性に多い冷え性の症状を緩和してくれる効果があります。

疲労回復効果

にんにくに含まれているアリシンは、体内の糖質をエネルギーに変えるときの必須栄養素であるビタミンB1の吸収を助ける働きをしてくれます。ビタミンB1が効率よく吸収されることで、体内の糖質やタンパク質の代謝を高めることができ、すばやくエネルギーに変換され疲労回復の効果を発揮してくれます。

にんにくで美味しく綺麗に！

いかがでしたでしょうか？食べた後のニオイがどうしても気になってしまうにんにくですが、にんにくは女性にとって嬉しい美容効果がたくさん含まれている食材となっているので、普段の食事に積極的に取り入れていきたいですよね。

美容にとても良い効果を発揮してくれるにんにくなので毎日食事に取り入れていきたいですが、どうしてもにんにくのニオイが気になって食べるのに抵抗があるという方は、食べた後のにんにくのニオイを抑えてくれる効果のあるポリフェノールを多く含んだ食材を一緒に食べたり、サプリメントを飲むなどして自分に合ったにんにく摂取の方法を探し出してみてください！