毎日つらいむくみに加えて、ボコボコになったセルライト、ちょっとボリュームアップした太もも。女性ならやっぱり気になりますよね。綺麗なすらーっとした足に、セルライトのない太ももが憧れませんか？

むくみは脂肪になって蓄積され、老廃物は脂肪の周りにヘドロのようにへばり付きます。綺麗な足を目指すなら、やっぱり毎日のケアが大事！その日のむくみはその日のうちに流してあげましょう！

今回は、エステのボディマッサージに通う方に、エステティシャンが「家でやるとさらに効果が上がります！」と伝える、セルフマッサージをご紹介します。

セルフマッサージって難しい…

マッサージ屋さんやエステに行けば、横になった状態でひとがやってくれるので問題無くマッサージできますが、自分でマッサージするのは結構難しいですよね。しかも、自分でセルフマッサージしたいところが特にやりにくい背面だったり側面だったり。そして、やりにくいからマッサージも怠りがちに。

太もも

太ももは血液やリンパの流れが滞ってしまった状態だと、老廃物が排出されにくい部位。そのため太りやすく、セルライトもつきやすいんです。

まず原因としては、太ももの筋力の問題。女性はとくに筋力が少ないですし、太もも裏は前太ももに比べて筋力も少なく、脂肪も付きやすいのです。さらに冷えやすいのも原因。冷えた状態の脂肪は代謝が悪く、血行もリンパの流れも滞ってしまうのです。

しかし特に太ももの裏側はマッサージがしにくい！座った状態でも、太ももの裏側をしっかりと揉みほぐすのは、至難の技ですよね。ヒップ下の部分になってくると、なかなか自分の手でマッサージするのは難しくなってくるでしょう。

ウエスト

ウエストはくびれがとっても重要！メリハリをつけてくびれのあるウエストになりたいけど、なかなか筋肉だけでボディーメイクをするのも難しいですよね。そんなときは、マッサージも重要です。硬くなってしまったウエストのお肉を柔らかくほぐして、流れやすくしてあげましょう。

しかしそんなウエストもマッサージがしにくい部位。くびれを出したいなら側面をマッサージしたいですよね。体をひねってマッサージできますが、しっかりやるには結構難しいです。

おすすめ麺棒マッサージ！

そんな脂肪やセルライトが気になる部位におすすめなのが麺棒マッサージ！麺棒は100均でも購入できるお手軽な料理器具。通常はお菓子や麺などの生地を伸ばしたりするものですが、その麺棒をマッサージで利用しちゃいましょう。

麺棒を使うと裏側も側面もマッサージがとってもやりやすいんです！セルフマッサージが苦手な方でも、マッサージが自宅で簡単にできちゃいますよ。

マッサージはピタッとした服を着ているとやりやすいですが、そのまま直接肌に当てていく場合は、摩擦で肌に負担がかかってしまわないように、クリームやオイル、ジェルをあらかじめ肌に塗っておくのがおすすめです。

足裏

まずは足の裏で麺棒をコロコロ転がしましょう。足の裏には体のさまざまなツボが存在していますし、体を一番下で支えていますので、疲れも血液も溜まっています。立ちながらでも座りながらでも、気持ちの良い程度に麺棒を足で転がしてください。

ふくらはぎ

足がほぐれたら、ふくらはぎに入っていきます。むくんでいる時はふくらはぎの血液やリンパ液も滞っています。足首からひざ裏へ向かって滑らせるように麺棒でマッサージしてください。

ヒザ裏には、リンパ節が存在しています。リンパ節には、メッシュ構造をしたフィルターがあります。そのフィルターでは老廃物を取り除いてリンパ液を綺麗にする役割があるのです。そこへ滞った老廃物を流してあげましょう。

太もも裏

そして太ももです。太ももも同じように下から上へ流してあげましょう。太ももは、前側にも脂肪があれば後ろだけでなく前側も一緒にできます。硬くなった太ももの脂肪を揉みほぐすように、そして滞ったものを流してあげるようにしてください。

太ももの付け根、鼠径部にもリンパ節がありますので、そのリンパもさするように刺激してあげましょう。あまり強すぎると痛みが出てしまうので、さすって刺激を与える程度にしましょう。

ウエスト

ウエストも下から上へ向かってマッサージしていきます。脂肪を柔らかくすることを意識して、骨を出していくような感覚でマッサージしてください。くびれを作り出すようにマッサージしていくと良いでしょう。お腹の脂肪もたくさんついてしまうと、冷たくなり硬くなってしまうので、柔らかくすることから始めましょう。

いかがでしたか？セルフマッサージというと、ちょっと面倒に思いますが、麺棒を使えばとっても簡単にマッサージができちゃいます。お風呂に入ったあとなど、温まった体にやるとさらに効果がアップしますよ。

ボディクリームを塗るときに、ちょっと麺棒を出してマッサージ。面倒なことはありません。ぜひやってみてくださいね。