朝晩の寒暖差や空気の乾燥で、風邪を引く人が増える秋。例年12月頃から流行するインフルエンザも、今年はすでに学級閉鎖が出ています。どちらもウィルスによる感染が原因ですが、疲れていたり、睡眠不足だったりすると、かかりやすくなってしまいます。
年末に向けて忙しくなるのに、風邪なんて引いたら大変ですよね。今から予防策をしっかり摂って、普段から免疫力を高めるものを摂りいれることで防いでいきましょう。
■免疫力を高める食材6つ
(1) ヨーグルト
乳酸菌は免疫力を高めて、インフルエンザや風邪に負けない体を作ってくれます。ただし、乳酸菌は腸に定着しないため、毎日取り続けることが大切です。
(2) かぼちゃ
抗酸化作用があるβカロチンは、粘膜などの細胞を強化することで免疫力を高めます。空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
(3) バナナ
バナナには腸内の善玉菌の栄養源になるオリゴ糖や、抗酸化作用があるポリフェノールが含まれ、白血球の数を増やし体の免疫機能を高める効果があります。
(4) にんにく
にんにくに含まれるアリシンには強い抗菌作用があり、免疫強化につながります。
(5) 大根おろし
生の大根には酵素が豊富に含まれるので、生食がおススメです。特に、大根はおろすことで生まれる辛み成分「イソチオシアネート」に解毒作用、抗菌作用、抗炎症作用などがあります。イソチオシアネートは時間が経つと分解されるので、早めに食べましょう。
(6) 納豆
納豆菌は胃酸に強く、生きたまま腸にとどいて腸内環境を整え、免疫力をアップしてくれます。ビタミンやミネラルも豊富に含まれるので、偏食しがちな人には特におススメです。
予防には、手洗いのほか、適度な湿度(50~60%)、十分な休養やバランスのとれた栄養摂取なども日ごろから心がけた上で、免疫力を高める食材をプラスαで加えてくださいね。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。