「時間がない」が口癖になっていませんか?心に余裕を持つ方法とは
時間がない…。それって、本当?
時間は、誰にも平等に用意されているものです。しかし、使い方はあなたにしか決められません。
時間がないが口癖のあなたに、心に余裕を持つ方法をお届けします。
- 2018-06-02
- 奥平 望
時間に追われる生活は疲れませんか?
時間がないから出来ない、時間がないから会えないというのは、本当なのでしょうか?実際は、それを言い訳にしているだけなのではないでしょうか?
「時間がない」や「忙しい」が口癖になっているときは、心に余裕がないときです。心に余裕があれば、実際に忙しくて時間がないときであっても、そのような口癖に逃げることはないのです。もしかしたら、時間がないと自分に言い聞かせることによって、心のバランスを保っているのかもしれません。
私たちには、誰にも平等に時間が与えられています。しかし、その使い方はあなたにしか決められません。隣の人と同じように過ごしてみても、心の在り方によっては時間が足りないように感じることもあるのです。
今回は、時間がないが口癖になっているあなたに、心に余裕を持つ方法をお届けします。時間に追われる生活をやめたとき、あなたの暮らしは輝きを取り戻すのです。
深呼吸する
時間に対して焦りや苛立ちを感じているとき、不思議と呼吸が浅くなっていることに気付いていますか?今日は時間ばかり気にしていると感じたら、1度大きく深呼吸をしてみましょう。どれだけ浅い呼吸で過ごしていたか、よく分かることでしょう。
人は、ストレスを感じると呼吸が浅くなるといわれています。それは、呼吸を調整する“脳幹”と呼ばれる部分に疲れが溜まることで、正常な働きができなくなってしまうためです。また、姿勢の悪さも浅い呼吸になる原因のひとつです。猫背では、肺と横隔膜が圧迫され、深い呼吸を妨げてしまうのです。
深呼吸をし、どこかへ飛んでいた心を自分の元に帰してあげましょう。自然と頭もすっきりして、やるべきことが整理されてくるはずです。
気持ちを紙に書き出す
心に余裕がないときは、必ずどこかに原因があります。それは、もしかしたらあなたがまだ気付いていないことなのかもしれません。そういうときは、今思っていることや感じていることを紙に書き出してみましょう。
紙に書くということは、目に見えない気持ちを言語化するということです。モヤモヤした気持ちを言語化すると“悲しい”かもしれないし“嫌だ”になるのかもしれません。それこそが、あなたの心を圧迫していた正体なのです。
紙に書き出しているうちに、涙がこみ上げてくることもありますが、そういうときは我慢せずに泣くこと。心がフラットになったとき、あなたの時間は緩やかに動き出すのです。
「丁寧に」生きてみる
例えば、両手でマグカップを持ってみる。例えば、服のシワを伸ばしてから着る。そんな風に、いつもより丁寧に生きることで、心に余裕が生まれるのです。
時間にとらわれているときは、話し方や動作、生き方までもが雑になっているはずです。それが心の余裕を奪い去っているとも知らずに、急ぐということに全力をかけているのです。楽しいも美味しいも全部ないがしろにした生活は、一体あなたに何をもたらしてくれるというのでしょうか?
片手で渡すのも、両手で手渡すのも、かかる時間は大して変わりません。それなら、モノも心も両手で大事に扱ってみませんか?
後回しにしていることを片付ける
気になること、やるべきことがあるのにそれを後回しにしているときは、時間がないという言葉が口をついて出てきます。時間がないと言い訳をすることで、直面した問題から逃げているのです。
そんなときは1度手を止めてでも、後回しにしていたことに着手しましょう。やるべきことが済んだとき、時間に追われていたあなたはどこかへ消えてしまっているはずです。
やるべきことを後回しにしていると、それを気にしながら他の作業をすることになります。それは、効率のよい作業とは程遠いもの。限りある時間を有意義に使うには、後回しをやめるべきなのです。
心に余裕を持ちましょう!
時間に追われるばかりでは、よいパフォーマンスはできません。限られた時間の中で、いかに心にゆとりを持って過ごすかが重要なのです。
過ぎる時間を嘆くより、今ある時間を精一杯生きましょう。緩やかに流れる時間は、あなたの心に温かい気持ちを届けてくれるはずだから。
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東京にてタレント活動後、4歳から続けるダンスをベースにさまざまなショーに出演。 甘いものと、愛犬くるるをこよなく愛する26歳。過去に10kgのダイエット経験あり。 Twitter:https://mobile.twitter.com/NozomiOkudaira