肌状態に合わせてスキンケアをチェンジ!目指すは肌と向き合う美容の達人

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肌状態に合わせてスキンケアをチェンジ!目指すは肌と向き合う美容の達人

ルーティン的に毎日同じスキンケアをしていませんか?きちんと鏡で肌状態を観察していますか?肌状態に合わせたスキンケアアイテムをチョイスするのが、美容の達人です!季節ごとの肌ダメージレベルや肌のゆらぎ具合を見極めて、本当に肌が必要とするケアを行いましょう。

キレイな鏡で肌状態をじっくり観察

キレイな鏡で肌状態をじっくり観察
出典:GODMake.

あなたはスキンケアタイムに鏡を見ていますか?「顔全体に塗るだけだし」「自分の顔だから、見なくてもわかる」というのはNG。

頬の乾燥状態やTゾーンの皮脂分泌、目もとのハリなど、肌状態を入念にチェックするのが美容の達人の第一歩です。毛穴のすみずみまで観察するつもりでじっくり向き合い、肌が本当に必要としているケアアイテムを選びましょう。

以下の部分は、特に見落としがちなので意識するとGOOD!

  • フェイスライン
  • 眉間
  • 目頭のくぼみ
  • 上まぶた
  • 上目遣いにしたときの下まぶた
  • 小鼻や鼻の下をのばした部分

鏡を見ながらスキンケアをすると、たるみやしわの原因になる「肌のひっぱりすぎ・こすりすぎ」にもすぐ気が付けます。「あ、クリームをもっとやさしくハンドプレスしよう」と肌を労わる手の動きができるのです。

そのために、鏡はいつもキレイをキープするのが大切です。曇りや汚れのある鏡では、細かい部分まで肌を観察できませんよ。

肌コンディションに合ったケアを

肌コンディションに合ったケアを
出典:GODMake.

化粧水、美容液、乳液、クリーム、アイクリーム、パックと、いつでもフル装備をするのではなく、その日の肌コンディションに合わせて使用するのが美容の達人です。

その日の肌状態に合わせて足し算・引き算をします。

足し算・引き算のやり方

それでは、具体的な例を紹介します。

  • 化粧水と美容液で十分潤うなら、そこでケア終了
  • TゾーンとUゾーンで皮脂分泌量が異なるならば、乾燥している部分のみクリームを重ね付け
  • 乾燥がひどい・肌荒れしているなら、W洗顔不要のクレンジングアイテムや石けん洗顔に切り替える
  • 粉をふくほど乾燥する・ぴりぴりするなら、状態が戻るまで朝はぬるま湯で洗うだけにする
  • 肌疲れを感じたら、週末は「肌断食」をする

複数のアイテムを使いこなす

複数のアイテムを使いこなす
出典:GODMake.

肌コンディションと合わせて、肌タイプ・季節・メイクの濃さ・体の疲れ具合などを考えて、複数のアイテムを使い分けましょう。

使いこなし術の一例を紹介します。

乾燥肌の人や乾燥する秋冬

クレンジング・洗顔を変えて乾燥から肌を守るのが○。

ナチュラルメイクの日はW洗顔不要のクレンジングミルク/しっかりメイクにはクリームクレンジングでW洗顔にするなど工夫しましょう。

朝と夜の洗顔アイテムを変える

朝は、夜のスキンケアと皮脂が酸化した汚れ・付着したほこりを落とすだけなので、洗浄力が穏やかな洗顔料で十分汚れを落とせます。

洗浄力が高いアイテムは肌に本来必要な皮脂を奪い、肌のうるおいキープ力が低下してしまいます。

朝専用をうたう洗顔料もあるので、活用しましょう!

疲れた日は……

仕事が多忙を極めたり、飲み会で深夜に帰宅したりとお疲れモードな日は、オールインワンアイテムを取り入れましょう。疲れていると、ついつい雑なスキンケアになりがち。

化粧水が十分に肌に馴染む前に、次のアイテムに移ったりしてしまいます。また、急ぐあまり肌をこすりすぎてしまうことも。

手軽にパッとケアしたい!というときに、オールインワンは心強い味方になります。

夏と冬で美容液をCHANGE

夏なら美白美容液、冬ならうるおい対策美容液といった具合で、使用する美容液を変えてみましょう。もちろん、美白美容液はオールシーズンで、冬のみうるおい対策美容液をプラスでもOK。

その時々で、自分が必要とする美容液を使い分けるのが○。

複数アイテムをそろえる際の注意

自分が使いこなせるだけの数をそろえましょう。特に注意したいのが、化粧品の使用期限です。

一般的に、化粧品の使用期限は未開封なら3年程度と言われています。開封した場合は、メーカーごとに違いはあるものの、3~6か月を推奨する場合が多くなっています。

せっかく肌状態を観察して、スキンケアアイテムを使い分けても、化粧品そのものが古くなっていたのでは肌には逆効果になると心得ましょう。

肌ゆらぎのときは美容液を休む勇気を持つ

肌ゆらぎのときは美容液を休む勇気を持つ
出典:GODMake.

美容液を一度使うと、なんとなく毎日使わなければ!と思っていませんか?

季節の変わり目・強いストレスを感じているとき・体調不良など、肌がゆらいで吹き出物や乾燥悪化などのトラブルが出てしまうことがあります。

そんなとき「高機能な美容液やパックで肌をレスキューしよう」というのはNGです。肌が不安定なときほど、低刺激&シンプルな成分のアイテムでケアするのが大切です。

極力肌の負担を減らして、シンプルなケアをていねいに行います。

美容の達人おまけアクション

肌負担がかからないメイクを選ぶ

肌負担がかからないメイクを選ぶ
出典:GODMake.

スキンケアで肌と向き合い続けていると、メイクにおいても必要・不要を考えるようになるでしょう。

しっかりメイクで肌が疲れる、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを落とすのに肌をこすりすぎてしまう、落ちない口紅で唇が荒れるなど、今まで見て見ぬふりをしていた現状が浮かび上がります。

メイクでも、スキンケアで培った足し算・引き算が役立ちます。

「今日はお休みだからナチュラルメイクで」「お湯や石けんで落とせるアイメイクにする」など、肌に負担をかけない工夫をしていきましょう。

冷えは美を損なうと知る

冷えは美を損なうと知る
出典:GODMake.

体が冷えると、さまざまなトラブルが生じると言われています。体のむくみや肩こりをはじめ、顔のくすみや肌のターンオーバーの乱れなど、健康にも美容にもいいことはありません。

基本は頭寒足熱を意識しましょう。

■こんな工夫を

  • 365日腹巻をする
  • 飲み物は常温orホットで
  • 家にいるときだけ冷え取りソックスを履く
  • 足湯をする
  • 冬はスカートよりもパンツを選ぶ

美を高める良質な睡眠をとる

美を高める良質な睡眠をとる
出典:GODMake.

眠っている間、成長ホルモンが分泌され、肌が活発に生まれ変わります。

諸説ありますが、夜10:00~2:00は最も成長ホルモンが分泌されるシンデレラタイムと言われ、美肌を目指すならこの時間に深い眠りについておきたいもの。

多忙な人は、朝方にシフト!早起きして仕事をする・家事をするなどライフスタイルを見直しましょう。

日付が変わる前には布団に入って、ゆったりとした気持ちで眠りにつきましょう。

肌が本当に欲しがるケアを

肌が本当に欲しがるケアを
出典:GODMake.

毎日・朝晩のスキンケアは、気づいたら漫然と行ってしまいがちです。肌がボロボロの状態になってから「このケアではだめだった」と気づいても時すでに遅しです。

そうなる前に、鏡で肌状態を徹底チェックして、肌に合わせたスキンケアをする「美容の達人」になりましょう!

肌状態に合わせてスキンケアをチェンジ!目指すは肌と向き合う美容の達人

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森本悠希

森本悠希ライター

教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。