まだリップクリーム？口紅前には“リップベース”！

唇の乾燥を防ぐ

リップベースには、唇を乾燥させないようにうるおいを与える、保湿成分が配合されています。特に、水分が蒸発しやすい唇ですので、保湿というのがきれいなリップメイクの仕上がりのキーワードにもなってきます。乾燥してしまっている状態では、リップメイクも綺麗に乗らないのです。

でもそれなら、リップクリームでも良いのでは？と思うところですが、リップクリームはリップベースに比べて、油分が多い傾向があります。保湿のみの効果であればリップクリームでも良いですが、口紅やグロスを塗る場合は、リップが綺麗に仕上がる下地としては、リップベースの方が向いています。

リップクリームだと油分が多いものが多いので、口紅やグロスを塗っても弾いてしまったり、うまく乗らなかったり、ヨレやすくなってしまったりと、リップコスメ本来の力が損なわれてしまう場合があるのです。リップベースを塗ることで、口紅やグロスを塗った後も乾燥しにくくなります。

唇をなめらかに整える

リップベースは、唇の縦じわを目立たなくさせる効果があります。縦じわが多いと唇が健康的ではなく、うるおいがないシワシワの唇に見えてしまいます。そして、口紅やグロスも、ムラにもなりやすくなるのです。理想の唇は、シワが無く、なめらかでふっくらとした、うるおいのある唇です。

リップベースなら、シワをフラットに補正して、口紅やグロスをムラ無く綺麗に乗るようにしてくれます。フラットになることで、唇もふっくらと見えやすくなり、より魅力的な唇へと近づきます。

発色を良くする

リップベースは、無色のものから、ほんのりとしたカラーが付いているものもあります。無色のものであれば、色味の主張がないので、唇本来の色味にリップのカラーが綺麗に乗りやすくなります。唇自体の色味がくすんでいたり、血色感がないという方は、ほんのりピンクやオレンジなどのリップベースをつけることで、シアーなリップをつけたとしても綺麗に発色します。

そして、もともとの唇の色味が強く、口紅やグロスのカラーを邪魔してしまうという方は、コンシーラのような働きで、唇の色味を抑えるベージュ系のリップベースがあります。自分の唇の色味や、使うリップコスメによって、リップベースも使い分けると、より効果的で綺麗に発色させることができます。

持続力をアップ

リップベースには、唇とリップコスメの密着度を高めて、ヨレにくく落ちづらい状態を作る効果があります。そのまま塗っても浮きやすく、すぐヨレてしまう口紅やグロスも、リップベースがピタッと留めて、落ちづらい状態にしてくれるのです。

また、先程の唇のシワをなめらかにしてフラットにする効果も、ヨレや落ちの防止に繋がっています。

色素沈着予防

リップコスメというのは、メイク用品の中でも特に、濃い色素が多く配合されているコスメです。そのため、落としきれていない口紅やグロスが、色素沈着になってしまっている方も多いのです。そういったことが、唇のくすみや角質、シワなどの原因にもなっているのです。

リップベースを塗ることで、唇をしっかりと保護してくれるので、口紅やグロスの色素から唇を保護し、クレンジングでも落としやすくしてくれます。口紅やグロスは、落ちていないのもよくないですが、ゴシゴシとこすって摩擦を加えることもよくないです。

こういったことから守ってくれる効果も、リップベースにはあります。本来の唇を綺麗に保つためにもおすすめのコスメです。

日焼け対策

意外と気にしていない方が多いのが、唇の日焼け。しっかりと顔や体に日焼け止めを塗っていても、唇には日焼け対策をしていないという方も多いのではないでしょうか。

おすすめは、UVカット効果のあるリップベースです！唇も日焼けをすると、色味が変色してなかなか綺麗な色には戻りづらいです。しっかり日焼け対策をして、綺麗な唇を保つように心がけましょう。

唇は、薄い顔の皮膚よりもさらに薄く、デリケートな場所です。だからこそ、普段のケアや年齢が出やすくなります。普段から唇をいたわり、気をつけてケアをしたり、唇の保護を徹底することで、きっと今よりもっと綺麗な唇になれるはずです。

ぜひリップベースを使って、綺麗な唇、そして綺麗な仕上がりのリップメイクを手に入れてくださいね！