水をたくさん飲む

「水は1日1.5～2リットル飲む」というのが、健康上でも美容上でも大切とされていることです。そして、肌のきれいな人は、やはり水をたくさん飲んでいます。

水をたくさん飲むことは、体内が潤うだけでなく肌も潤います。また、尿や汗で老廃物を排出するためにも、水をたくさん飲む必要があります。水はカロリーもなければ、これといった栄養素も含まれていません。しかし、「体と肌にとって不必要なものを排出する働き」と、「体と肌にとって必要な水分を補う働き」の2つを兼ね備えているのです。

これは、ジュースやコーヒーでは賄えません。不要なものが何も入っていない水だからこそ、できることなのです。

また、水を飲むときは常温のものか白湯がおすすめです。氷がたくさん入った冷たい水は、体を急激に冷やし、かえって顔がむくんだりする原因になります。常に美しい肌を手に入れたければ、まずは水をたくさん飲むよう心掛けましょう。

ビタミンCをこまめに摂取している

美肌にとって必要不可欠な栄養素といえば、ビタミンC。肌をきれいに保つためにはもちろんのことですが、肌トラブルを治すためにも必要な栄養素です。

ビタミンCは、緑黄色野菜や果物に多く含まれています。食事に毎日時間をたっぷり使える人は、ぜひ野菜や果物などナチュラルなビタミンCをこまめに摂取することをおすすめします。

しかし、仕事などで忙しくて自炊する時間もなければ、食事に時間を掛けることさえ難しいなんて人もいますよね。そういう時は、サプリメントで補ってもよしです。

最後に、ビタミンCにはひとつ注意点があることを心得ておきましょう。ビタミンCは、日々の生活でどんどん体内から消費されてしまいます。たくさん野菜を食べていたとしても、あっという間に体の中で使い切ってしまうのです。特に、タバコを吸う人や常にストレスを抱えている人は、人並み以上にビタミンCを消費してしまうといわれています。

このような点でも、ビタミンCは“こまめに”摂取することが大切なのです。

睡眠時間は必ず確保する

睡眠は、肌への栄養のひとつ。たくさん寝ている人は、ほんとうに肌がきれいです。

また、睡眠には肌にまつわるワードがあります。それは“肌のゴールデンタイム”というもの。みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？肌のゴールデンタイムというのは、午後10時～午前2時までの時間帯のことです。この時間帯は必ず睡眠に入った状態にしておくことは、美肌の秘訣といわれています。

つまり、“たくさん寝て肌がきれいになる”というのは、単に長時間寝ればいいという話ではないのです。本当に肌がきれいな人は、「早寝早起き + たっぷり寝る」ことを心がけています。例えば、「午前1時に寝て午前9時に起きる = 8時間睡眠」という睡眠方法よりは、「午後10時に寝て午前6時に起きる = 8時間睡眠」にしてゴールデンタイムは睡眠状態を確保する方が、より美肌に繋がりやすいでしょう。

逆に、睡眠時間が短かったり毎日夜更かししている人は、肌がくすんでいたりハリがなかったりします。仮にあなたがそうだとしても、自分の肌の変化にまだ気づいていない場合もあるかと思います。しかし、睡眠不足な生活を続けていると必ずいつか肌に変化が現れてしまいます。

睡眠と肌の健康状態は直結しているので、肌に悩みがある人は、まず自分の睡眠を見直してみましょう。

肌の休暇日を作っている

仕事がある日や用事がある日は、必ずメイクをしますよね。ばっちりメイクでもナチュラルメイクでも、正直メイクは肌にいいとはいえません。なぜなら、毎日ファンデーションで毛穴を塞いでいると肌は呼吸ができず、アイシャドウやアイライナーは、色素沈着の原因になるからです。メイクをしている時間が長ければ長いほど、これらの影響が肌に定着してしまいます。そんな状態が続けば、肌にも疲れが溜まります。

そんな肌の疲れを癒すために、肌がきれいな人は肌の休暇日を作っていることが多いです。

自分の体を休めるのと同じように、肌も休めてあげるのです。メイクによって肌が痛むことは、いわば仕方のないことかもしれません。それでもメイクはしなければならないし、かわいくいるためにもメイクをしたいですよね。だからこそ、たまには休ませてあげて、よりメイクが映えるような肌づくりが必要なのです。

当たり前のことをするかしないかが肌の分かれ道に

いかがでしたか？

今回ご紹介した項目は、どれも“当たり前”ともいえる習慣ばかりです。しかし、それを出来ていない人が多いのが現実です。

美肌を手にいれる第一歩は、自分の生活習慣や生活の仕方を少し変えてみるところからです。いわば、美肌の基礎ともいえることばかりなので、すぐにでも実行しましょう！

当たり前のことのようですが、するかしないかで肌は大きく変わってきますよ。