せっかくの努力が台無しに!?「いつの間にか顔が大きくなる」NG習慣
ダイエット中の多くの女性が羨む「小顔」。小顔になるために、マッサージやエクササイズをしてみたり、食事を見直してみたり。そんな努力を無駄にしてしまうようなこと、あなたの生活に潜んでいませんか?
今回は、いつの間にか顔が大きくなるNG習慣についてご紹介します。
- 2018-05-05
- Risa
頬杖をつく
無意識の間にしてしまいがちな頬杖ですが、これは顔が大きくなる原因のひとつです。
まず、人の顔は23個の骨が集まった頭蓋骨によって支えられています。この骨の内ひとつでもずれると、骨全体が歪んでしまいます。骨が歪むと、顔の筋肉を圧迫させてしまい、血液やリンパの流れを滞らせてしまうのです。その状態が長く続くと“むくみ”が発生し、顔が大きくなってしまうというメカニズムになっているのです。
また、顔のむくみが溜まると、それに加えて脂肪も溜まりやすくなります。ここまでくると完全に負のスパイラルに陥り、どんどん顔が大きくなってしまう一方です。顔の大きさどころか、二重あごができてしまうこともあります。
「たかが頬杖で顔が大きくなるなんてありえない」なんて思っている人も多いかもしれません。しかし、デスクワークをしている時やテレビを見ている時など、無意識のうちにやってしまいがちな仕草だからこそ、その積み重ねのツケが後から回ってきてしまいます。
頬杖が顔の大きさに繋がるメカニズムを把握しておけば、自ずと頬杖をしないように心がけるようになるでしょう。
下向き姿勢
これは現代の人々によく見られがちな姿ですが、スマホやパソコンをいじっている時の下向き姿勢には要注意です。
特に注意したいのがスマホです。座っていても立っていても寝ていても、どんな状況でもスマホが欠かせない人が多いのではないでしょうか?また、これらの姿勢でスマホを扱っている時は、もれなく下向き姿勢になっているはずです。この下向き姿勢が、どれだけ顔に悪影響を及ぼしているのか、知っていますか?
まず、あごの先端にある「オトガイ筋」という筋肉が重要なポイントになります。オトガイ筋は、顔の皮膚を引っ張りあげるように作られています。このオトガイ筋が衰えてしまうと、顔の皮膚を引っ張る力がなくなり、皮膚が重力に逆らえられなくなります。その結果、顔のたるみや二重あごを引き起こしてしまうのです。
スマホをいじっているときの下向き姿勢がクセになると、上記で説明した「オトガイ筋」が衰えてしまうというわけです。
また、オトガイ筋を衰えさせてしまうこと以外にも、下向き姿勢を続けることによって首回りの循環が悪くなります。首回りには血管やリンパが多く流れており、顔にも直結しているパーツです。つまり、首回りの循環が悪くなると顔がむくんだり大きくなる原因になるのです。
このように、下向き姿勢は顔の大きさと直結する重要なポイントです。「スマホ顔」や「スマホ首」という言葉が世の中に存在しているだけあって、スマホをいじるときの下向き姿勢は人の体や顔に大きな悪影響を与えてしまうということです。
とはいっても、スマホは現代を生きる上で必要不可欠なアイテムでもあります。使ってはいけないというわけではなく、使い方に気をつければよいのです。下向きにならないように、真正面に画面がくるようにしてスマホをいじったり、パソコンを置く机の高さを調整したりという工夫が必要です。
歯を食いしばる
歯を食いしばることは、顔の筋肉が必要以上に発達してしまい、顔が大きくなる原因になります。これは、自覚がないままクセになっていることもあります。
例えば、大きなストレスを抱えている場合、知らぬ間に体が緊張状態になり、体全体に力が入ることがあります。この時、肩や手に力が入ったりすると同時に、いつの間にか歯を食いしばっているなんてこともあります。自分のストレスには気づけても、ストレスによって自分の体がどんな状態になっているかまでは意識できていない人が多いでしょう。
また、ストレスが溜まっていると、寝ている間も歯ぎしりをしたり、歯を食いしばっていることがよくあります。上記と同じで、寝ている間はさすがに無意識ですよね。
つまり、“歯を食いしばること”は無意識のうちにやりがちなクセです。いつのまにか顔のエラが張っていたり、妙に顔が大きくなったように感じている人は、この歯の食いしばりが原因かもしれません。また、歯の食いしばりは歯の形状が変わってしまうこともあるので、その点でも気をつけるべきことです。
ストレスを感じている時は、自分が歯を食いしばっていないか少し意識するようにしてみましょう。
自分の習慣を見直して、小顔への道を切り開こう
いかがでしたか?
いくらダイエットしてもエクササイズをしても、なかなか顔が痩せない人。まずは自分の習慣を見直してみましょう。今回ご紹介したように、顔を大きくする仕草や行動がクセづいてしまっているかもしれません。
顔が大きくなる原因や太る原因は人によってさまざまですが、まずはその原因を排除していくことが大切です。
原因を排除したフラットな状態にして、顔痩せのダイエットやエクササイズに取り組むようにしましょう。そうすれば、今までより更に効率良く、顔痩せの効果も見えやすくなるでしょう。
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アパレル勤務を数年間経て、現在はファッションや美容のカテゴリーでライターとして活動中。外資アパレル勤務で培った、海外のファッショントレンドやメイク・美容トレンドを中心にライティングしています。