その塗り方間違ってない?ついやりがちなNGリップケア
家にいても外にいても、常に乾燥しやすい“唇”。唇のケアといったら、リップクリームで保湿するのが鉄板ですよね。しかし、そんな定番中の定番ともいえるリップケア方法を、正しいやり方で出来ていない人がとても多いようです。今回は、その間違いを正すために、ついやりがちなNGリップケアについてご紹介します。
- 2018-04-23
- Risa
横に塗る
ほとんどの人が、横向きにリップを塗っているのではないでしょうか?実はこれは間違いなのです。
唇のシワは縦に入っています。そのシワに逆らうように横にリップを塗ってしまうと、摩擦がかかり、シワが深く濃くなってしまう原因になります。
リップを塗るときは、シワに沿って縦に塗るようにしましょう。そうすれば、唇の表面にもシワ部分にも保湿成分を行き渡らせることができるので、効果的な保湿ケアをすることができます。また、何度も重ねて塗りすぎるのもNGです。摩擦を多く加えてしまうことになります。1度塗りでも充分保湿できるようなリップを選ぶこともポイントです。
リップの塗り直しが多すぎる
リップをこれでもかと頻繁に塗ることも、唇への摩擦になるのでNGです。乾燥していないのにリップを塗っても、かえって唇にダメージを与えてしまうだけです。
リップを塗るタイミングは、朝の洗顔後、歯磨き後、食事の後、お風呂上がりです。これらは、唇の油分がとれやすいシチュエーションなので必ずリップで保湿するようにしましょう。
このタイミングだけでも充分にしっとりした唇を維持できますが、天候の問題で異常に乾燥していたりする場合は、例外としてきちんとリップを使うようにしましょう。
固い状態のまま塗る
リップクリームは、物によってはもともと固めのテクスチャーだったり、寒い日には冷たく固まってしまうこともあります。その固い状態のままで、力任せに唇に塗り広げてしまうと、これも過度な摩擦を引き起こすことになってしまいます。
リップを塗るときは、手で一度温めてから塗るようにしましょう。パッケージの上からしばらく握ると、温まって柔らかくなりやすいです。もともと固めのテクスチャーのものであれば、リップを直接手の甲や指先で温めても良いです。そのときは、必ず手を清潔にした状態で行ってくださいね。
家と外でリップを使い分けていない
家用と外出用でリップを使い分けている人は少ないかもしれませんが、これも間違いのひとつ。
まず、家と外は空気の乾燥具合が違うため、必要な保湿力に差が出てきます。基本的に外の方が乾燥しやすいので、保湿力の高いリップクリームを持ち歩くのがベターです。
また、外出したときは乾燥とは別に紫外線も気になります。日焼けするのは肌だけではありません。唇も紫外線を吸収してしまうのです。外で持ち歩くリップは、UVケアができる成分まで配合されているものを選びましょう。
たかがリップクリームだと思うかもしれませんが、その場と状況に合ったものを使い分けてこそ、正しいリップケアなのです。
就寝前のリップクリーム
これの何がいけないの?と思うかもしれませんが、就寝前にリップクリームを使うことはあまりよくありません。
乾燥しやすい就寝中に、保湿をするという点ではいいかもしれませんが、就寝中は肌の再生を行う時間でもあります。そのため、保湿力のほかに、その肌の再生機能を妨げないものが必要になるのです。
就寝前のリップケアにおすすめなものは、ワセリンです。ワセリンは、非常にレベルの高い保湿力をもっていながらも、夜には余分なUVカット成分等が入っていません。就寝中にはもってこいのアイテムです。
値段もお手頃で、使用感、実力もいうことなしなので、就寝時にはぜひワセリンを使ってみましょう。
間違いを正して“本当に美しいリップ”を保とう
いかがでしたか?
今回ご紹介したほとんどの項目が、あなたのいつものリップケアに当てはまっていませんでしたか?実を言うと、筆者も上記のようなNGリップケアをずっと行っていました。しかし、正しいリップケアを心得てからは、トラブルのないしっとりした唇をキープできるようになりました。
ちょっとした勘違いが、唇の状態を大きく左右するものです。すぐに改善できることばかりなので、今すぐに自分のリップケアを見直して、“本当に美しいリップ”を保ちましょう!
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アパレル勤務を数年間経て、現在はファッションや美容のカテゴリーでライターとして活動中。外資アパレル勤務で培った、海外のファッショントレンドやメイク・美容トレンドを中心にライティングしています。