お腹の痛みや体のだるさ…「生理中の不調」の解消法
女性にとって尽きることのない悩みのひとつが、“生理痛”ですよね。仕事中や外出中、痛みやだるさを我慢しながら過ごすのも結構つらいものです。そんな生理による体のあらゆる不調を和らげる、解消方法についてご紹介します。
- 2018-04-09
- Risa
生理中はお腹を温める
体の冷えは、生理痛を悪化させる要因のひとつです。
季節関係なく、生理中はお腹を温めるようにしましょう。おすすめなのはカイロを使って温めることですが、さすがに春夏は暑いと思うので、腹巻などを使って極力お腹を冷やさないように心がけましょう。
特にこれからの季節は、冷房のきいた室内にいることが多くなると思います。そして露出も増えるので、体が冷えやすくなるのです。
秋や冬だけでなく、春夏でも体を冷やしてしまうシチュエーションが多くあるので、季節関係なくお腹を温めることを意識しておきましょう。
湯船につかる
生理中だからと、シャワーだけで済ませてしまうのはよくありません。
上記でもご説明しましたが、体の冷えは痛みを悪化させてしまいます。それを防ぐためにも、湯船につかることは体全体を温めるためにもとても重要なことです。
そして、生理中はお腹の痛みだけでなく、イライラしやすかったりと精神的にもバランスが崩れがちですよね。湯船につかれば、心身ともにリラックス効果があり、体を休めるためにもとても大切な時間なのです。
ゆるやかな運動を取り入れる
生理中は、体調が悪いとどうしてもダラけがちですよね。体を休めておいたほうがいいからと、休みの日は一歩も家から出なかったり…。
しかし、じっとしすぎていても、かえって痛みを意識してしまって気持ち的にも滅入ってしまいます。動かなすぎると体も凝り固まって、だるくなることもあります。
そんなときには、ゆるやかに行える運動をしてみるのも改善策のひとつです。ヨガやストレッチなど、リラックスしながらできるものがおすすめです。
生理痛があまりにもひどい人は、もちろん無理をするのもよくないので、自分の体調とよく向き合って判断しましょう。
食べ物、飲み物に気をつける
生理中の体は、非常に敏感です。いつも通りの食事をしていると、生理痛がひどくなることもしばしば。
できるだけ、体に優しくて冷えをためない食材を選ぶことが重要です。
野菜を摂るにも、サラダではなく野菜スープや温野菜にしてみたり。飲み物は、お白湯や温かいお茶にしてみたり。そんなちょっとした意識で、生理中の体調は変わってくるものです。
そして、生理中に不足しがちな栄養素を補うことも大切です。たとえば、鉄分不足を解消するならレバーやプルーンを食べてみたり、ホルモンバランスを整えるために豆乳を飲んでみるのもおすすめです。
体が敏感になっている時期なので、いつもより優しく体を労わるようにしてみましょう。
ストレスを溜めないようにする
ストレスがたまると、自律神経の交感神経が活発になり、体の血流が悪くなるといわれています。それによって、体の冷えを引き起こしたり、生理痛がひどくなったりするのです。
生理中は、できるだけストレスを回避するようにしましょう。もしストレスになるようなことがあれば、家に帰って自分の好きなことをする時間をつくってみてください。
たとえば、好きな音楽を聴いてみたり、静かな空間で本を読んでみたり、好きな映画を見てみたり…。なんでもいいので、ストレスを忘れて没頭できるような“自分の好きなこと”を見つけて、取り組むことも重要です。
女性の人生の一部だからこそ、きちんと向き合おう
生理痛や、生理によるあらゆる不調はとても辛いものです。生理中の不調に個人差はあると思いますが、ほとんどの女性が感じていることなのです。
しかし、それを恨んだり仕方ないからとただ我慢しているだけでは、生理がくるたびに憂鬱な気持ちになってしまいます。それを防ぐためにも、日々自分の体と向き合い、改善策を取り入れて過ごすことが大切なのです。
生理はいわば“女性の人生の一部”。究極にポジティブに言うのならば、女性の特権でもあるのです。自分の心身と向き合える大切な時間でもあれば、女性としての意識を常に感じていられる時間でもあります。
ポジティブに考えて、自分の体をいつもよりも大事にしてあげるために、生理ときちんと向き合って前向きに過ごしましょう!
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アパレル勤務を数年間経て、現在はファッションや美容のカテゴリーでライターとして活動中。外資アパレル勤務で培った、海外のファッショントレンドやメイク・美容トレンドを中心にライティングしています。