意外なことに代謝が落ちる夏は、知らない間に体重が増加してしまった人も多いかもしれませんが、これから迎える秋は「食欲の秋」ともいわれるグルメが楽しみな季節です。
ダイエットのリバウンド率も高く、夏に増えた体重も落としづらいというデータがある秋ですが、そんな中でも「特別なことはしない」というスリムな人はいるもの。万年ダイエッターから卒業するには、太らない生活習慣に秘密があるようです。
■朝昼晩の「白湯習慣」
朝起きてトイレに行き、洗顔を済ませたら、まずは白湯を1杯。睡眠中に失った水分の補給、体を内側から温め代謝を上げ、腸を刺激して蠕動運動を促進し、便通を良くします。そして寝る前にも白湯を1杯。副交感神経が優位になりリラックスできるので、質の良い睡眠が得られます。
これから気温が下がる季節を迎え、白湯で代謝を上げることは太らない体質づくりにプラスになります。スリム女子は日中も白湯を愛飲している人が多いようです。
■食事は我慢せず、工夫で対策!
朝食は抜かず、和食が基本。スムージーや果物、パンの日もあるけど、パンであれば白いパンより全粒粉やライ麦のものを。バターの代わりにココナッツオイルを、体を温める野菜たっぷりのスープを忘れずに。菓子パンだけはNGです。
ランチだって我慢はしません。コンビニでもレストランでも、注意するのは食べる順番。野菜や汁物で空腹を落ち着かせ、食物繊維を先に摂ることで血糖値の急上昇を抑えることで太りにくい体になります。避けたいメニューはラーメン、丼もの、うどん、パスタ。炭水化物の早食いは太る元です。
夕食は時間に注意。時間が遅くなればなるほど脂肪が蓄えられやすくなるので、遅くとも9時までには済ませたいところ。ビタミン・ミネラルの補給になる野菜をたっぷりと、脂身の少ない肉・魚・大豆などのタンパク源はしっかり摂りましょう。
間食は、ミネラル豊富なドライフルーツや、カカオの割合が高いチョコレートを少量で。スナック菓子やポテトチップスを延々食べていては万年ダイエッターに逆戻りです。
■運動は通勤・通学、テレビを見ながらの隙間時間を活用
特別な運動をしていないのにスリムな女性は、日常的に動くことを習慣にしています。
通勤・通学の時間はなるべく階段を上り、大股で早歩きを心がければより効果的に。部分的な筋トレより、脚を動かすほうがダイエット効果は高いです。お風呂の後もテレビを見ながらストレッチが、意識が高い女子の習慣です。
いかがでしたか? 確かに、特別なことではないものの、少しだけ意識をすることで太らない生活習慣になれそうですね。可能な範囲で取り入れて、太りにくい体質改善を目指してくださいね。