肌にも休日を!肌をリフレッシュする週末の過ごし方

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肌にも休日を!肌をリフレッシュする週末の過ごし方

美しくありたいと毎日メイク&クレンジングで肌をこする…では肌がお疲れモードになってしまいます。肌が本来持つ底力を引き出すために、肌にも休息日を作りましょう。とはいえ「肌を休めるならすっぴん!」というのはNG!お休みメイクや肌休日の過ごし方をCHECKして、今週末から実践してみましょう。

肌を休めるってどういうこと?

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メイクもビジネスマナーの一つ。「仕事の日はしっかりメイク」という女性も多いのではないでしょうか?疲れて帰宅すれば、おざなりなクレンジング、雑な洗顔、急ぎすぎのスキンケアになってしまうことも。

ウィークデイの疲れを癒すために、のんびりすごして体や心をリラックスさせるように、肌にもリラックスタイムを作ってあげましょう。

肌に必要以上の刺激を与えず過ごすので、肌休日(または肌休め)と言われています。スキンケア・メイクともに最小限に。「洗いすぎ」「肌のこすりすぎ」「肌にのせすぎ」を防いで、ターンオーバーの乱れ・バリア機能の低下・乾燥・しみ・しわの原因になる肌摩擦を減らします。

週末に肌をリフレッシュさせて、しなやかな美肌に整えましょう。

肌を休めるからとすっぴんはNG!

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「肌休日?ならすっぴんで過ごせばいいのね。楽でいいわ」というのはNGです。紫外線量増加・大気汚染・ブルーライトと肌トラブルの原因はあちこちにあります。

肌のうるおいを守るスキンケアとUV対策はきちんと行いましょう。室内にいるからと油断も厳禁。窓からも紫外線は入ってきますよ。最低限、日焼け止めは塗ってくださいね。

肌休日はこう過ごす

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すっぴんで過ごす・スキンケアをなにもしないなど間違えた肌休日を過ごした結果、肌荒れや乾燥、老化を加速させてしまうことも。基本のやり方をCHECKしておきましょう。

徹底保湿でうるおいを守る

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肌はさまざまな外的ストレスにさらされています。うるおい不足の肌はバリア機能が正常に働かず、ダメージを受けやすくなってしまいます。

洗いすぎない・こすりすぎない・のせすぎないを基本に、保湿に視点を置いたスキンケアを行いましょう。洗顔後は化粧水とクリーム(またはオイル)のみのシンプルケアにするのがベター。

肌が欲しがるだけ、じっくりハンドブレスで化粧水をなじませましょう。クリームの使用量は、メーカー推奨量を基本に、自分の肌の状態を観察して決めます。

本来、皮脂は自家製の保湿クリームのような存在です。ターンオーバーが正常に行われバリア機能が整った肌は、適量の皮脂が分泌されると言われています。皮脂の量はどれくらいか、乾燥している部分はどこかをCHECKしてクリームをぬりましょう。

エアコンなど乾燥しやすい環境下や秋冬の乾燥時期は、加湿器を活用して部屋の湿度を保つようにしてくださいね。

クレンジング不要のメイクを

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休日で突然人が訪ねてきたり、ちょっとコンビニまでという際に日焼け止めだけでは……という人は「お休みメイク」を取り入れましょう。いつも通りのメイクでは、肌をいたわることができないので、肌にやさしいメイクアイテムをCHOICEしてくださいね。クレンジング不要のアイテムが基本です。

リキッドやクリームファンデーションは、肌への密着度が高く負担になりやすいので、パウダーファンデーションやフェイスパウダーがおすすめです。

  • 紫外線吸収剤不使用のUVアイテム
  • 軽いつけ心地のミネラルファンデーションやフェイスパウダー
  • 女子力UPに色付きリップ

筆者も肌休日を行っていますが、クレンジング不要のアイブロウが意外に少ないと感じています。石けんで落とせるブラウンのアイシャドウをパウダーアイブロウの代わりにしています。

普段お使いのアイブロウを使う場合は、洗顔前に植物オイルをなじませてコットンで優しく拭き取るなど、工夫しながら肌休日を楽しみましょう。

徹底的に肌休め!プチ肌断食プログラム

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「肌断食」という言葉を聞いたことがありますか?その名の通り、石鹸で洗顔後は一切肌に何もつけない美容法です。洗いすぎ・こすりすぎ・のせすぎを徹底的に減らし、肌が本来持つ底力を引き出すと言われています。

この美容法で肌がきれいになったという人もいますが、肌がボロボロになってしまったという人もいます。また、効果を実感するまでに長い時間がかかるため、挫折する人も多いようです。

そこで、おすすめなのが数日間の「プチ肌断食」です。プチ肌断食は、自分の肌の状態ときちんと向き合う機会にもなるので、ライフスタイルに合わせて取り入れてみてくださいね。

プチ肌断食のやり方

金曜の夜から日曜の夜まで行うのが〇。ですが「何が何でもやらねば」と無理をするのは肌にも心にもストレスになってしまいます。肌の状態と相談しながら行いましょう。

夜のスキンケア

  1. 純石鹸で洗顔
  2. スキンケアはお休み

金曜日の夜のみ、乳液タイプまたはクリームタイプのクレンジングでメイクをオフします。乾燥が辛い場合は、植物オイルやワセリンを薄く塗ってもOK。

朝のステップ

  1. 皮脂の分泌量や乾燥状態をCHECK
  2. 純石鹸で洗顔(皮脂を取り過ぎない)
  3. 植物オイルやクリームを薄く塗る
  4. 日焼け止めを塗る

肌休めに+αで取り入れて

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自分にぴったりの美容法・スキンケア方法を取り入れても、体のメンテナンスができていなければ十分な効果が得られません。

栄養バランスの良い食事

美容・健康の基本のき。平日は仕事が忙しく、外食やコンビニで不摂生な人は、特に気にしてほしい項目です。

和食を中心に、消化の良い食事で胃腸を休めるのも良いでしょう。

リラックスタイムを作る

ストレスは美肌にとって大敵と言われています。仕事や家事など「〇〇しなければ」と考えず、ぼーっとすごす時間を作りましょう。

良質な睡眠

「夜10時から深夜2時は睡眠のゴールデンタイムで美肌に良い」という説があります。成長ホルモンによる肌の新陳代謝が活発に行われる時間で、シンデレラタイムとも言われていますね。

ですが、この時間に眠ることより大切なのは「睡眠の質」です。就寝前のスマホやPC、TVは安眠を妨げるので注意。食事も眠る2時間前には終わらせておきましょう。

「〇〇しすぎ」ないで肌を整えよう

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週末肌を休めたからと言って、劇的な変化や効果はありません。ですが、少しずつ続けることが大切です。たとえば、クレンジングを3日間行わなければ、1ヶ月で3回×4週=12回肌をこする回数が減ります。

それが1年、5年、10年と積み重なったらどうでしょう。肌休日を行うのと行わないのでは、肌をこする回数は雲泥の差です。急がず焦らず、のんびりした気持ちで美肌を育てていきましょう。

洗いすぎない・こすりすぎない・肌にのせすぎないの3原則を守って、肌の土台を整えましょう。

肌にも休日を!肌をリフレッシュする週末の過ごし方

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森本悠希

森本悠希ライター

教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。