乾物を利用して“ビタミン不足”を予防しよう!干しシイタケのビタミンD他
ビタミンってなんとなくみずみずしい野菜や果物で摂るものって印象はありませんか?確かにビタミンは野菜や果物に多く含まれているのは事実ですが、多くのサプリメントが乾燥された状態で売られていることを見れば分かるように、乾物にも十分なビタミンが含まれているのです。
野菜や果物の価格が上がり、手に入りにくくなる冬の季節は、ぜひ乾物を利用してビタミン不足を補いましょう。
- 2018-02-26
- はるの
野菜の高い冬は“ビタミン不足”になりがち
野菜が高い時期って野菜コーナーに行ってもあまりたくさん野菜を買う気になれなくて、買っても食べきれるサイズのものや、安いもやしになりがちです。ですが、こうなるとビタミンが不足してしまうのは当然のこと。そして、野菜が足りない分はついつい炭水化物で補いがちになり、太りやすくなってしまいます。悪循環ですね。そうはならないためにも、何らかの手は打ちたいところ。今回は、乾物でできるビタミン補給について知っていきましょう。
ワカメのビタミンB
わかめは乾物の代表で、多くの家庭でストックがあるのではないでしょうか。日持ちもしますし、みそ汁の具に、酢の物に、海藻サラダにと大活躍。水溶性食物繊維も豊富で、コレステロール値の低下にも役立ってくれるものです。そしてワカメには実はビタミンBが豊富に含まれているのです。ビタミンBといえば疲労回復効果があり、脂肪燃焼も助けるという健康面、美容面どちらでも活躍してくれるとされるビタミンです。できれば毎日摂りたいくらいですので、わかめを常備して、お味噌汁に酢の物にと、活躍させてあげてください。
青のりのビタミンA
乾物というよりもふりかけのようなイメージかもしれませんが、青のりにもビタミンは豊富に含まれています。中でもビタミンAは豊富に含まれていて、お好み焼きや、その他の料理にちょっとふりかけることでビタミン補充できるので、便利な食べ物です。ビタミンAは体の中の粘膜の働きを正常に保つとされており、免疫機能の向上に役立ってくれるとされています。風邪やインフルエンザの流行期には、ちょっと意識して摂っておきたいビタミンですね。
干しシイタケのビタミンD
干しシイタケのビタミンと言えばビタミンDです。これは日光に当てることで多く生成されるビタミンなので、干しシイタケにこそ豊富に含まれているのです。ビタミンDにはカルシウムの吸収をよくしてくれる働きがあるとされているので、骨だけでなく、イライラしやすいなどといった部分にもアプローチできるとされるビタミンです。干しシイタケは出汁としても利用できますし、水やぬるま湯でもどして、煮物や炊き込みご飯の具として利用するのもよいでしょう。旨みが強く、使い勝手もよいので、冬のビタミン摂取にはぴったりです。
ビタミンCを乾物から摂るのは難しいのでサプリメントがおすすめ
ビタミンの中でもビタミンCは、乾物から摂るのはちょっと難しいビタミンです。ですが、美肌にとっては欠かせないビタミンであり、ぜひ毎日摂取したいところ。生の野菜やフルーツから摂れない時は、サプリメントから摂るのもよいでしょう。ビタミンCは水溶性ビタミンで、摂りすぎても不要な分は体外排出されるといった特性があるため、サプリメントで摂っても、過剰摂取の心配がありません。ときには、食品以外のものに頼ってみるのもあり、そんなビタミンです。
乾物には豊富な食物繊維も含まれている
乾物にはビタミンが意外なほど含まれていることはお分かりいただけたかと思いますが、実はそれだけでなく、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維はそれ自体に栄養がないため、長い間無用なものと思われてきましたが、近年、便通の改善やコレステロールの低下、脂肪吸収を抑える作用など、多くの点で健康や美容にも良い影響を与えることが分かってきました。
海藻系の乾物には水溶性食物繊維が、きのこなどには不溶性食物繊維が含まれており、それぞれコレステロールの低下、便通の改善、満腹感のアップなどに役立ってくれます。食物繊維不足も冬にはありがちなことなので、これも乾物からたっぷりと補充しましょう。
野菜が高い時期は“乾物”を利用してビタミン不足を予防しよう
野菜が高くて沢山は買えない。そんな時期は、乾物を利用してビタミン不足を予防しましょう。どんな季節でもしっかりと栄養を摂って、体の中から綺麗を磨くことは、女性にとって未来の綺麗を維持する重要な要素。ぜひ、今日から乾物利用にトライしてみてくださいね。
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食生活アドバイザー。健康=素敵をモットーに続けられるダイエットや美容の小技を発信していきます。30代一児の母。忙しくても続けられる、節約美容が得意です。 美容について雑記ブログ→http://ofrobi.com