まるで「すっぴん肌が綺麗な人」のよう!“素肌感”を出すベースメイクの方法

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まるで「すっぴん肌が綺麗な人」のよう!“素肌感”を出すベースメイクの方法

ナチュラルなメイクが主流の今、ベースメイクのキーワードはズバリ“素肌感”。すっぴん肌の上にファンデーションやコンシーラーを塗ることで、素の肌よりは綺麗に見せながらも、わざとらしい「メイクしてます」感のない肌へ見せるためには、どんな風にメイクをしたら良いのでしょうか?

肌悩みの目立つ“薄塗り”もしっかりカバーした“厚塗り”も求められていない

「塗っているのに塗ってないみたい」なあざとさが“素肌感”の鍵

ベースメイク

「“素肌感”のあるベースメイク」とは、きちんとベースメイクをしているのに、まるで素肌のように思えるメイクのこと。

“素肌”を感じる仕上がりを求めすぎるあまり、クマやシミ・毛穴などの肌悩みがきちんとカバーできておらず、「肌の汚い人」や「メイクが雑な人」に見えてしまうようでは失敗。かといって、悩みを徹底的にカバーした陶器のような肌づくりは、今の時代にそぐわないから難しい・・・。

では、肌悩みが隠れるレベルのメイクをきちんとしているにも関わらず、あたかも素肌が綺麗かのような、あざとい仕上がりを目指すためには、どのようにメイクをしたら良いのでしょうか。

その方法を順番に解説します。

“素肌感”を出すベースメイクの方法は?!

①下地は「日焼け止め」+「自分の肌悩みをカバーしてくれるもの」

化粧下地

ベースメイクの仕上がりが「しっかりと肌悩みをカバーしつつもナチュラルで薄付き」風になるかどうかは、ファンデーションよりも化粧下地選びにかかっています。下地の段階で、ある程度肌悩みをカバーできてしまえば、上に重ねるファンデーションやコンシーラーの量が物理的に少なく済むからです。

選び方の基準

・乾燥肌さん→保湿力高めで午後まで乾燥させない
・オイリー肌さん→皮脂防止下地でテカリをカバー
・毛穴悩みさん→専用下地で肌を整える
・シミ・色ムラさん→ベージュ系下地で薄くならしておく
・血色なしさん→ピンクやピーチの下地でトーンアップ
・くすみ顔さん→ホワイトやパープルの下地で明るく見せる

等がおすすめ。なお、全てに共通し、日焼け止め効果のあるものを必ず選ぶようにしてください。ノーメイクの日でも、通年を通して紫外線対策は必須です。

②ファンデーションは自分の肌と同化する色を選ぶ

ファンデーション

下地選びの次は、ファンデーションの色選び。一昔前まで、肌のトーンを明るく見せるブームが発生していたため、ファンデーションも実際の肌より明るめを好む人が多くいました。だけど、“素肌感”の時代が到来した今!その選び方はやめましょう。

ベストは、自分の肌と“ほぼ同じ色”。肌にのせたときに違和感のない色のベールを1枚重ねることで、やんわりと肌悩みがファンデーションの下へと消えていき、その結果「素の肌が綺麗になった」風に近づくのです。

③下地は顔全体・ファンデーションは顔の中央のみに塗る

ファンデーション

アイテム選びが終わったら、いよいよメイクアップ。

まずはじめに、下地を顔全体に重ねます。こちらは、日焼け止めとしての役割も兼ねているため、塗り残しがないよう気をつけながら、フェイスラインや髪の生え際までしっかりと塗って。

下地の後はファンデーション。ファンデーションは、顔全体に塗る必要はありません。むしろ、塗ってはいけません。フェイスラインには極力塗らないようにして、顔の中心のみに塗るのです。このとき、クマや毛穴が気になる方は、目の下や頬の辺り・小鼻などだけ重ね塗りを。

どうしても隠れないお悩みはコンシーラーを併用するので、ファンデーションで全てをカバーしようと考え、厚塗りするのはやめしょう。

④ファンデで隠れないクマやシミのみコンシーラー

コンシーラー

ファンデーションまで塗った段階で、肌悩みがカバーされた人は、この工程を省いてOK!!

化粧下地&ファンデーションで隠しきれなかったクマやシミのみ、コンシーラーを使って隠しましょう。このときも、完全に隠すことを考えて何度も重ね塗りすると、部分的に厚塗りになった結果、かえって悩みが強調されてしまうので気をつけて。

お悩み部分とそうでない部分の境目をぼかすイメージで塗ると、さり気なく悩みのカモフラージュができます。

⑤ルースパウダーはテカリが気になるところに部分のせ

woman smiling while applying powder puff

ベースメイクの仕上げは、メイクくずれを防止するためのルースパウダー。こちらも、ファンデーションと同じく顔全体に塗ってはいけません。最近のファンデーションは、肌にのせると表面にベタつきが残らず、サラリとした質感に変化するものが多いため、むしろ、パウダーを重ねなくても良いくらい!

オイリー肌さんやメイクくずれが心配な方は、テカリやくずれの気になるTゾーンのみに優しく少量をのせましょう。眉やチークが消えやすい方は、そのポジションにも重ねると、モチがアップします。

せっかく①~④を意識しても、⑤でパウダーを厚く塗りすぎてしまうと、全てが無駄になり「厚塗りメイク」に見えてしまうのでご注意を。

塗りすぎない・隠しすぎない「すっぴん肌よりややきれい」が落としどころ

自分の肌に合ったコスメ選びと塗り方で“素肌感”をゲットせよ

素肌美人

近年のトレンドである「“素肌感”のあるベースメイク」に仕上げたいときは、厚く重ねすぎたり肌悩みをカバーしすぎたりしてはいけません。「ちょっと物足りないかな」くらいがベストな状態。感覚的には、「すっぴんの肌よりやや綺麗」くらいを目指すと良いでしょう。

少量のコスメで肌を綺麗に見せる秘訣は、自分の肌状態や肌の色にマッチするものを選ぶこと。そして、“やりすぎない”ことがポイントです。

まるで「すっぴん肌が綺麗な人」のよう!“素肌感”を出すベースメイクの方法

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byBirth編集部

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