「発酵食品」のチカラで!”身体の中”から美しくなろう!
外側からのケアばかりで、内側からのケアを忘れていませんか?簡単にできる内側からのケアは、やっぱり食生活の見直し。中でも取り入れてほしいのが美容に効果大といわれている発酵食品の摂取です。
今回は発酵食品の魅力と簡単に取り入れることのできる発酵食品をご紹介します。
- 2018-02-12
- 豊島わかな
「発酵食品」ってすごい!
身体の外側からのケアは入念に行うのに、内側からのケアって怠りがちですよね。実はこの内側からのケアが、美容にはとても重要なんですよ。しかし重要といわれても、簡単なものでないと継続をすることはできません。
ということで今回は、毎日の食生活に美容に良いといわれている発酵食品を手軽に取り入れて、さらに美しくなる方法をご紹介します。
どうして「発酵食品」は美容に良いの?
発酵食品は昔から日本に伝わる健康食品の一つですよね。何年か前から、発酵食品を摂取すると美容に効果があるといわれていますが、一体どんな理由で美容に良いといわれているのでしょうか?ここではもう一度、発酵食品の魅力についておさらいをしてみたいと思います。
発酵食品とは、冷蔵庫などの食材を保存する電化製品がなかった時代に、腐りやすい食材を長く保存するために考え出された食品です。有名な発酵食品は、納豆や豆腐、ヨーグルトといったものかと思いますが、実はナタデココも発酵食品の仲間なんですよ。
そしてこれら発酵食品は、摂取をすることで私たちの腸内環境、つまりお腹の調子を整えてくれる作用があるので、お通じが良くなります。お通じが良くなるということは、体内にたまった毒素を自然に排出してくれるということなので、健康にも美容にも良いとされています。
肌の調子が最近良くない…そういえば何日もお通じがなかった!という方は、一度発酵食品を試してみてください♪
具体的にはどんな食材があるの?
では美容に良いといわれている発酵食品には、どんなものがあるのでしょうか。ここでは手軽に食べることのできる発酵食品をいくつかご紹介します。
① 納豆
日本人にとって、代表的な発酵食品と言えばやはり納豆ですよね。実は納豆は、加熱をすることで身体に良いとされている納豆菌が死滅してしまうので、手を加えずにそのまま食べるのが一番効果的なんですよ。
死んでしまった納豆菌が全く身体にメリットがないかといわれたら、そういうわけではないのですが、高い栄養価とその後の効果を期待するのであれば、加熱をしないで食べるようにしましょう。
納豆を食べるのにおすすめの時間帯は夜!これは酵素の働きによって成長ホルモンが多く分泌されている時間帯に食べることで、体内に吸収されやすくなるからです。
冷蔵庫から出してすぐに食べるのではなく、しばらく常温に置いておくと、納豆菌がさらに繁殖して効果が高まりますよ。
② ヨーグルト
ヨーグルトも発酵食品の中では非常にポピュラーな食材ですよね。ヨーグルトには、腸内環境を整える作用のある乳酸菌が含まれていて、お通じ改善をしたい時に食べたい発酵食品です。
できれば無糖のヨーグルトがカロリーを気にせず食べることができるのですが、ヨーグルト独特の酸味が苦手なのであれば、ハチミツをかけて甘みを足すと食べやすくなりますよ。旬のフルーツをプラスして食べるのも、自然の甘みが楽しめて良いでしょう。
ヨーグルトを食べる際は、食後の胃酸が薄まっている時がベストです。
食後に食べることで腸内環境がしっかり整うので、効果をしっかり実感したい場合は食後のデザートにヨーグルトをプラスしてみてください。
③ 甘酒
最近美容に敏感な女性から支持をされている「甘酒」。この甘酒も立派な発酵食品の一つです。
飲みにくいイメージの強かった甘酒ですが、最近では飲みやすくなるよう加工されている商品も多く出ていて、取り入れやすくなりましたよね。
甘酒には麹菌と呼ばれる菌が入っていて、リラックス効果や体力回復の手助けをしてくれるといわれています。甘味料などが美容には気になるので、できれば加工されていない甘酒を飲むのが理想です。自然のホンワカした甘みは、慣れてくると癖になる美味しさですよ。
「発酵食品」で”美容効果”を高めよう!
発酵食品を毎日の生活に取り入れることは、美容にも健康にも効果的ということはご理解いただけましたでしょうか。
どの食材も加熱調理をしなくても食べることができるので、継続がしやすいのもうれしいポイントですよ。
ついつい外側からのケアに力を入れがちですが、これからは気軽に美容効果を高めることができる発酵食品を食べて、内側からのケアにも力を入れてみてはいかがでしょうか?