“大人ニキビ”ができるのはこのせい?見直したいコト5つ
顔にぽつんとできたり、ひどくなるとファンデーションでは隠せないほど目立つニキビや吹き出物。できやすいと感じている人は、もしかしたら見直した方がいいことがあるのかも。肌荒れ知らずになるために、見直したいことをご紹介します。
- 2018-02-03
- 坂本雅代
1.メイク道具が汚い
思春期にできるニキビと違い、大人ニキビの原因はさまざま。10代の頃は、過剰な皮脂分泌が原因となる事が多く、Tゾーンにできやすいですが、大人ニキビはフェイスラインにできやすいといわれています。
ニキビは“毛穴が詰まって中が炎症を起こしている状態”。大人になって、毎日メイクをするようになってから、時々肌荒れするという人もいるかもしれません。
毛穴に詰まったメイクは、毎日きちんと丁寧に落とすようにし、洗い残ししやすい髪の生え際もしっかりオフしましょう。
また、肌に直接触れるメイク道具も清潔に保つことが大切です。こまめにメイク直しをする人ほど、スポンジやパフ、ブラシに皮脂がついている可能性が。汚れた道具を使っていては、メイクも綺麗に仕上がらないし、肌荒れ防止のためにも習慣にしましょう。
2.髪の毛で隠すと治りが悪い
大人ニキビを隠すために、髪型でカバーしている人はいませんか? 炎症しているニキビは、とても敏感になっています。
髪の先端が刺激になったり、整髪剤がついた髪の毛が触れると、治りが更に悪くなったりしてしまいます。
可能なら、メイクもなるべく避けたいところ。ニキビはひどくなると、治っても色素沈着したり、痛みがある赤ニキビに進行したりしてしまうことも。
早く治すためにも、ニキビができてしまったら、なるべく触らないように、髪型にも気をつけましょう。
3.東洋医学ではニキビは内臓の不調
東洋医学では、肌の調子は内臓の鏡と考えられています。ニキビや吹き出物は、過剰な熱と毒素が関係していると考えられていて、顔のどの部分にできるかによって、内臓の不調が表れると考えられています。
●おでこ、口の周り・・・消化器系の不調。暴飲暴食やお菓子の食べ過ぎ、糖質、脂質の摂り過ぎ
●目の周り・・・ストレス、過労、寝不足などで肝が血液を浄化できず、老廃物がたまりやすくなっている
●鼻、頬・・・便秘など、腸の機能が低下している
ニキビができてしまったら、できてしまった場所と比べてみて、生活習慣を見直してみてくださいね。
4.脂質の摂り過ぎ
皮脂の分泌が活発になる食生活も、ニキビができやすい状態を作ってしまいます。
動物性脂肪やお砂糖の摂り過ぎは、皮脂の分泌を活発にしてしまうほか、お酒の飲み過ぎは、アルコールを分解する際にビタミンやミネラルが使われてしまい、肌に必要なビタミンが届かなくなってしまうことに。
暴飲暴食のほか、偏った食生活、早食い、無理なダイエットなど、食生活はニキビに大きく作用します。
食べ物は、肌や身体をつくる元。インナービューティーには何が必要なのか、食べ物も考えて取り入れていきましょう。
5.保湿が油分に片寄っている
冬は特に、乾燥するので保湿をしっかりしている人が多いと思いますが、油分ばかり肌に与えていませんか?
古い角質や過剰な皮脂がニキビの原因を作ってしまいますが、こっくりしたクリームやスキンケアの重ねづけなど、水分が足りていないと油分が過剰になってしまいます。
化粧水を重ねづけしたら、油分は蓋のつもりで使いましょう。クリームを何重にも重ねづけしても、あまり効果的とはいえないです。
反対に、皮脂分泌が気になって化粧水だけのスキンケアも逆効果。油分が足りないと、肌は皮脂を分泌するようになっていて、過剰な分泌をしてしまいます。
スキンケアは肌の調子とよく観察して、必要なものを見極めて行いましょう。
大人ニキビは繰り返したり、治りが悪かったり、ちょっと厄介ですよね。痕を残さないためにも、早めに直したいところです。ニキビをつくらせない生活を送れるように、参考にしてくださいね。