朝”すっきり”起きられる!「ぐっすり眠る」ための方法6つ
忙しい12月は、睡眠不足になりがちな季節。短い時間でもぐっすり眠って、年末まで頑張りたいですよね。寝つきが悪い、朝すっきり起きられない、という人は、睡眠の質がいまいちなのかも。そんな時に試したい方法をいくつかご紹介したいと思います!
- 2017-12-10
- 坂本雅代
1.寝る”2時間前”に入浴
人は入眠スイッチが入ると深部体温が下がるのですが、入浴で一度体温が上がることで、下がろうとする力が働き、深部体温も下がってスムーズに眠れるんだとか。
この、入浴後に体温が下がってちょうどいい入眠スイッチが入るのが90分後だといわれています。
寝る2時間前に40℃のお湯に15分浸かってじっくり温めると、睡眠の質もUP。長風呂は体力を消耗したり、皮膚の乾燥にも繋がるので気をつけて。
2.朝日をしっかり浴びる
朝起きたらカーテンを開けて、部屋に朝日を取り込みましょう。朝日を浴びることで幸福ホルモンとよばれるセロトニンが分泌されるだけでなく、覚醒スイッチが入って目覚めも良くなります。
また、睡眠ホルモンとよばれるメラトニンは、セロトニンが材料となるため、不足するとメラトニンが不足する原因にも。夜、ぐっすり眠るための準備は、朝から始まっているんです。
3.安眠できる食べ物
薬膳では“安神”という気持ちをリラックスさせる働きがあるとされる食べ物があります。“神”は精神のことを表し、心(神)を休ませる、安定させるという意味で、精神の不安を解消すると言われています。
ストレスが多かったり、考え事をして眠れない人は、夕飯に取り入れれば、心が落ち着いて眠りにつきやすくなるかも。
手に入りやすい食材には、玄米、アーモンド、ちんげんさい、あさり、いわし、牡蠣、しじみなどがあります。
4.体をほぐしてから寝る
ぐったり疲れてこわばった体では、体も心も緊張してかえって寝つきが悪くなることも。体をほぐして血行を良くし、緊張をとることで心もほぐれて寝つきが良くなります。
テレビを見ながらストレッチしたり、普段使っていない筋肉を伸ばしたりしてみてはいかがでしょう。
5.明日やることをリストにしておく
忙しい毎日の中で、やらなくてはいけないことがたくさんあると、ベッドに入ってからもあれこれ考えてしまう人もいるかもしれません。責任感やプレッシャーを感じている人ほど、翌日のことに頭を張り巡らせてしまうかもしれませんね。
そんな人は、就寝前に明日やることをリストアップしたり、気になることを書きだしておくのがおすすめです。また、日記に思いを吐き出しておくのも◎。毎日リセットして翌日に備える習慣づけをするのも入眠儀式のひとつです。
6.スマホを寝室に持ち込まない
生活に手放せないスマホですが、寝室に持ち込むと着信音で眠りが浅くなったり、連絡があるかも、と気になってしまいます。
深夜の連絡は、翌朝返信すればいいと割り切って、手元に置かない心の余裕を持ちましょう。
ベッドに入ってからスマホを見るのは、ブルーライトの刺激で覚醒して、寝つきが悪くなることは広く知られています。
電源を切るか、他の部屋に置くなど、眠りを妨げるものは遠ざける勇気を持ってみて。
睡眠は最高の美容液。健康にとっても美容にとっても大切な時間です。忙しくて十分な睡眠時間が確保できない、という人も、質をあげてぐっすり眠れるように参考にしてくださいね。