”寝室”や”自分の部屋”には！

食べ物を一切置かない！

寝室や家族で住んでいる方であれば、「自分の部屋」。ここには、一切の飲食物を置いてはいけません。「部屋に自分専用の冷蔵庫がある」なんていう贅沢さんは素直に羨ましいけれど、痩せたいのなら撤去して。

1人の時間や、夜遅い時間を過ごす空間に飲み物や食べ物があると、本当に「喉が渇いている」、「お腹が空いている」とき以外にも、暇だと“なんとなく”なにかを口に運んでしまい、無駄なカロリーを摂取してしまうので気をつけて。

香りにこだわる

女性が暴飲暴食をしてしまうのは、一般的に心が穏やかでないときです。イライラしたり、気に病んだりすることがあると、食欲が増加してしまいませんか？

そんな乱れた心を落ち着けるのは、ズバリ「香り」です。

リラックス効果の高いアロマやルームフレグランスで、自分がもっとも落ち着ける環境を整えましょう。部屋が乱れていると苛立ちの原因になるので、汚部屋に住んでいる方は、まずは片付けから開始して。

趣味のアイテムを置く

お部屋で長時間過ごすとき、無駄食いや必要のない昼寝を招くのが「暇」です。暇で特に外出予定のない日は、キッチンに行って食べ物を探したり、ベッドに入って寝てしまったりして太る原因に！

昼寝は、30分程度であれば健康のために良いとされていますが、あまり深い眠りは体内時計を狂わすし、“仮眠”の枠を超えた長時間の睡眠は、晩御飯の時間が遅くなる・眠れなくなり深夜に何かをつまむ、などが起きて太ります。

よって、食・睡眠に誘惑されないよう、時間を忘れるほど没頭できる、趣味のアイテムを部屋に置きましょう。本・DVD・手芸・パズル・・・家の中で気軽に1人ででき、尚且つ熱中できることであればなんでもかまいません。

リビング・ダイニング・キッチン

冷蔵庫の中身は「必要最低限」に！

スーパーの特売日にまとめ買いをしたり、おいしそうな何かを見つけるとつい買ってしまったりする人は要注意！賞味期限に追われ、お腹が空いていなくても消費することになってしまいます。

近日中に消費予定のものプラス、もし週末天候が悪化した際に必要になるであろう程度の必要最低限の食料品以外は、冷蔵庫に入れないようにしましょう。

冷蔵庫の中が入り乱れ、どこになにが入っているかわからない人や、買ったものが入らない状態になっている人は最悪です。まずは中身の整理整頓から開始して。

簡単に食べられる食品を常備しない

そのまま食べられるスナック菓子、お湯を入れるだけのインスタント食品、電子レンジに入れるだけの冷凍食品・・・のように、手間無く簡単に食べられるものを常備している人も危険です。

本当にお腹が空いているときや食事のタイミングであれば、「食材を買いに行き、作る」ことも億劫ではないはず。だけど、ほんのり小腹が空いた程度のときや、暇つぶし程度になにかを摘みたいときは、わざわざそんなことしたくないのですよね？

この、なんとも言えない欲望に犯されたとき、すんなり満たしてくれる食品の存在は、太る習慣を招きます。それに、「食事」という行為が一瞬で終わってしまうため、またもや欲望だらけの暇をつくります。

時間をかけて料理をしたほうが、同じ量を食べた場合でも、食に対する満足度が上がるため、ダイエット向きと覚えておいて。

ソファーと飲食物の間に距離を置く

ソファーの周りに食べ物を置いておくと、座ったまま、一切立ち上がることなくどんどん食べてしまうため、気が付いたら太っているなんてことを招きます。お腹が空いていなくても、手を伸ばしただけで届く位置に食べ物があると、無意識に次から次へと消費してしまうので気をつけて。

お菓子を食べる場合でも、「一袋のみ」と決め、それだけをソファーに持っていきましょう。わざわざ立ち上がってまで、もう一袋食べたいと思う場合は、間食ではなくきちんと食事を取るか、あるいはその心を改めて。

特に間食願望がないときは、食べ物を持ち込まず過ごすことで、無駄なカロリー摂取をしなくて済みますよ。

「痩せ部屋」は「痩せ習慣」をつくる第一歩！

痩せている人と太っている人の一番の違いは”生活習慣”。大きくなにかが違うのではなく、ちょっとした選択で、「太りやすい方」、「痩せやすい方」の”どちらを選ぶか”なのです。

そして、痩せやすい環境は、痩せる習慣をつくります。周りに「デブ」の誘惑のない空間で時間を過ごすと、不思議と生活全てがその誘惑と無縁に。

冬のダイエットは、大きく何かを行なうのではなく、毎日のちょっとした習慣を変えることで成功します。