「独り言」っていいこと？悪いこと？

独り言を言いながら自分と話をすることは、実はとてもいいことです。脳の働きの中でも大切なことで、これは最近の研究でも言われています。勉強をするときや、勇気を持つとき、何かの行動する時にも役立ちます。

つまり、自分の行動を独り言を言うことでコントロールできるようになり、心の中に持っている決断を行動に反映できるようになります。一人で話すことは、自分とのコミュニケーションや会話と言われています。つまり心の中と向き合っている時間です。

心の中に持っている衝動的な感情や攻撃的な感情を抑えることができます。こうすることで、混乱を避けることができて冷静さを取り戻せるようになります。

また、独り言を言うことで感情を高めることができます。自分自身の考えを知ることができます。独り言は自分を面接しているような感覚でもあります。一つのメンタルテラピーの一つでとしてとても大切なものです。

ノーマルでない「独り言」もあるの？

独り言は、メンタルの健康にとっていいことだと言われていますが、ここから話すようなことが起こっていたら注意してみたいです。例えば、あまりにも大きな声で独り言を言っているケースです。また、独り言を長く続けて一人で「ああでもない。こうでもない。」と会話を繰り返しているケースもどこかバランスが崩れている可能性があります。

こんな時は毎日の中にとても大きなストレスを感じていて、心配事を抱え、自分自身と話すことで自分自身をなだめようとしていたり、まったく違う世界観を作り上げて現実から逃れようとしている場合があります。いろいろな妄想がどんどん広がっていきます。

不安が大きくなりすぎた時やストレスがあまりにも多くなり、独り言が絶え間なく続くときはあなたという人格にも悪影響を及ぼしてきている証拠かもしれません。そんな時は、メンタルのケアを目指しましょう。今の社会の中では全く珍しい症状とは言えなくなってきました。

独り言に対してどのように対処したらいいの？

一番良いのは、自分で独り言が多くなってきていることを自覚し、メンタルテラピーを受けることです。リラックスすることを覚えることも大切なことです。ストレスを溜めることは簡単なことですが、ストレスを解消することは方法を覚えて行動を起こし、予防や対策をしないといけないので意外と難しいことなのです。

ストレスを解消をするための時間をしっかりと作り、まずゆっくりと座って不安や心配事を前もって予測し、予防することも必要です。こうすることで毎日の何気ないふるまいを改善することができます。

独り言は心のお薬

最近メディテーションや瞑想をするといいとよく聞くようになりました。こうすることで、自分と向き合う時間や空間を作ることができるからです。最近はあまりにも忙しく、時間がない人が多く、自分の頭の中や心の中とのコンタクトをしていない人が多くなりました。以下のことを考えるように習慣づけるといいと言われています。

• 何を感じているのか。
• 一つの状況をどのように理解をしたらいいのか。（洞察力）
• 自分の考え方とは。
• 日常の難しい状況にどのように立ち向かったらいいのか。

自分自身をしっかりと観察して、自分自身が大切にしていることに目を向け、重要性を感じ、この大切にしていることが満たされていない気持ちと今いるシチュエーションを比較しながら解決しようとしないといけません。

独り言は、自分自身を分かろうとする会話

辛い過去、辛い状況などは、理解し、乗り越えるまで時間がかかり難しいものです。でも、この状況に対して理解をしっかりしていくことで、起こってしまったことにを乗り越えれる力に変わっていきます。

また、今現実にないようなイメージ通りの椅子を作り上げ、その上にしっかりと腰を掛けるようにしないといけません。この椅子は行動なしに見つかりません。快適な椅子を見つけるためには、たくさんのお店を周り試しながら比較し、一つを探し購入します。実は、現実の中でも居心地のいいシチュエーションを探すのも同じです。一人で待っていても快適な椅子は、どこからもやってきません。

もし最近、独り言を言うことが増えたのであれば、「自分がどんなものを求めているのか」という考えをまとめ、心の中に感じる痛みやストレスを改善のきっかけにするように心がけてみませんか？そして、少しずつ自分の理想の姿を実行してみましょう。自分自身を大切にし、ケアする時間を持つことを忘れないようにしてくださいね。

※筆者の個人的見解です。