まずはとにかく試す！！

自分好みの「色」、「質感」を知ろう

当たり前ですが、まずは色々なコスメを試してみなくては始まりません。ベースメイクにおいてもポイントメイクにおいても、“試す”ことが全ての始まりです。

バラエティショップやドラッグストアに置いてあるコスメには、必ずタッチアップ専用のテスターがあるので、それを使ってセルフで試してみてください。百貨店のコスメカウンターでは、BAさんに美容情報を聞きながら、実際にメイクをしてもらうことができます。

そうして数を試すうちに、自然と自分の好みとマッチする色や質感を知ることができます。「暖色と寒色」、「赤みと黄み」、「マットとツヤ」・・・など、比較する2つのうち、どちらのほうがより似合うか・しっくりくるかを知るだけで、コスメ選びの失敗がぐんと減りますよ。

なお、年齢やヘアスタイルの変化などにより、しっくりくる色や質感は変化するので、一度「これだ！」と思っても、固定観念に縛られず、定期的にチェックするのを忘れないようにするのが、いつの時代も「美」を継続する秘訣です。

色・質感に「これは好きだ！」と思ったら？

すぐに購入してはだめ！さまざまなチェックをしよう

店頭で試してみて「これは良い」と感じると、すぐにでも購入し、持ち帰って明日から使いたい気分になるもの。

ですが、“納得の「美」”に出会うためには早まってはいけません。 そのとき良いと感じても、明日納得できるとは限らないのです。

今日も明日も明後日も・・・いつでも似合うお気に入りのコスメに出会うためには、さまざまな角度からチェックをするのを、忘れてはなりません。

チェックの方法

1.色々な光の下で鏡を見る

バラエティショップや百貨店の照明の下で鏡を見て、「素敵」と感じたコスメでも、太陽光やオフィスの蛍光灯・ちょっと暗めのレストラン・・・などで見たときに、同じく素敵とは限りません。

どこの光の下においても、100%しっくりくるコスメなんてなかなかないのは承知しているけれど、なるべく多くの光の下で、「似合っている」と感じたいですよね？

日照の変化やライティングの違う場所に移動する度に鏡を覗き、妥協することなく「これだ！」と感じる回数の多いコスメを探すことこそ、自分に似合うコスメを見つける第一歩です。

2.写真に撮って客観視

鏡は左右が反転してしまうため、他者に見えているあなたとは、ちょっと違ってうつります。そこで役に立つのが「写真」です。

スマホのインカメラで撮影すると、鏡と同じく反転をしてしまう可能性があるので、その場合はアウトカメラやデジタルカメラを使用し、反転をしないツールで撮影を行なって。そして、それを客観視することで、「似合う・似合わない」を比べてみましょう。

ポイントメイクのカラー選びをする際に、こちらの方法で比較をすると、非常にわかりやすいのでおすすめです。

3.友人や恋人に意見を求める

率直な意見をくれる人や、「可愛い」と誉められたい相手の感想を仰ぐのも良いでしょう。感度の高い女友達であれば、トレンドや年齢的なことも考慮したアドバイスをくれるはずです。

また、「美しい」と思われたいのって、結局好きな人のはず。そこで恋人に「いつものメイクとどっちが好き？」と聞いてみるのはいかがでしょうか。あまり敏感ではない男性の場合、差がわからないと言われてしまうかもしれませんが、彼が「こっち」と言う方を、正とするのもアリですよ。

4.時間経過後の発色やモチをチェック

「似合う・似合わない」も大切だけど、時間経過後に、どんな仕上がりになるのかは、さらに重要だと思いませんか？

メイクしたてがどんなに素敵でも、自分の肌質やライフスタイルと合わず乾燥やくすみ、テカリを招いては意味がありません。また、発色が弱くなってしまったり、滲んでしまったりするのも困りもの。

お直しなしで、何時間後までメイクが持続するのかを、“いつも通り”の生活をしながら実験してみるのも、必要なチェック項目の1つです。

自分至上No.1コスメでメイクすると、自然と「美」が内側から溢れるはず！

自分に似合う色や質感のコスメでメイクをすると、肌の色が明るく見え、パーツがくっきりと強調をされるため、当たり前ですが、これまで以上にきれいに見えます。

そしてそれだけでなく、納得のいくコスメに出会い、それを使ってメイクをすると、「似合っている喜び」、「メイク崩れしない安心感」で、自信が溢れ、内側から表情が輝くものです。

自分至上No.1のコスメに出会う方法は、結局のところ、“地道に探す”のみ。ですが、その時間を女子力アップやコミュニケーションの時間に変えて楽しみながら、今よりきれいになれちゃうコスメ探しをしませんか。