飲みすぎた・・・。

心底つらい二日酔い。いつもいつも、いつだって、反省して、次は飲みすぎないと誓うのに、どうして私はすぐに自分との約束を破るのか・・・。そんな自責の念に駆られながら、何とかベットから起き上がり、水を飲む。一日寝ていたいけれど、そうもいかない日もありますよね。

そんな時は、なんと少しでも二日酔いを楽にして、動けるようになりたい！！

つらい二日酔いの朝におすすめのヨガポーズはこれ！！できるところから始めて、一秒でも早く、二日酔いから脱しましょう！！

全身スッキリ「ダウンドック」

ダウンドックのポーズは、ヨガの基本中の基本です。とにかく全身に効かせることができ、爽快感があります。寝っ転がっていると、滞りやすくなる体の背面を伸ばすことができます。下を向くポーズなので、消化促進にもつながり、早くアルコールを排出したいなら、試してみるといいでしょう。

両手両足で体を支え、腰を突き出し、三角形になるようにポージングします。コツは、背中をしっかりと伸ばすことです。ひざが伸び切らなかったり、かかとがつかなかったりするときは、無理をせず、背中を伸ばすことを優先します。猫背にならないように注意しましょう。

ただし、吐き気がひどすぎるときは、やめておきましょう。頭がくらくらするなどした時もやめておき、もっとソフトな、しかばねのポーズあたりにチェンジしましょう。

内臓をぐっと絞って毒素排出、「ツイスト」のポーズ

ツイスト系ポーズは、お腹部分をぐっと絞ることができ、内臓に効かせることができますので、消化を促進し、毒素を排出したい時におすすめです。苦しくな程度に行うことで、早く二日酔い状態からの脱出を図りましょう。

立って行う三角ポーズ

立って行う三角ポーズは、背中もしっかりとひねることができ、内臓にもしっかり効かせることができます。ちょっとハードなポーズですので、二日酔いの度合いと相談しながら行いましょう。これができれば、結構な速さで脱二日酔いを実現できます。ただし、立って行うポーズは、立ちくらみなども起こしやすいので、本当に体と相談しながら、きちんとヨガマットなど上で行うようにしましょう。

座ってツイスト

立って行うツイストよりも強度が低くて、無難に行えるのが、座って行うツイストのポーズです。これなら、立ちくらみの心配も少ないので、まずはここから始めてみてもよいでしょう。息をしっかりと吐き、大きく吸って、お腹から悪いものが出ていく様子を意識して行いましょう。

早く出ていけ、アルコール！！と念じながら、吐く息をしっかりと出し切るようにしてください。飲みすぎたことを反省しながら、穏やかな気持ちで行いましょう。

寝っ転がってツイスト

座ってツイストするよりもさらにソフトなのが、寝て行うツイストのポーズです。寝た状態から行えるので、朝、ベットから起き上がる前に行ってもＯＫです。脚をそろえて、左右のどちらかに倒します。内臓がぐっとねじられるのを感じましょう。悪いものが早く出ていくように、左右どちらも行います。できれば、すっきり感を感じられるまで、やってみましょう。

寝て行うので、ツイストのポーズの中では、一番負担が少ないポーズです。深い呼吸を意識して行いましょう。二日酔いの朝、ベットから起きる前にこれをやっておくと、結構違いますよ。手は伸ばして開くスペースがなければ、体の脇につけておくだけでもＯＫです☆

もはやなにもしたくない、「しかばねのポーズ」

この二日酔いは本当にやばい！！立つことすらしたくない！！そんな時には、もうこのポーズしかありません。多くのヨガプログラムの一番最後に取り入れられている、しかばねのポーズです。とにかくリラックスでき、そのまま寝てしまってもＯＫなポーズですので、「今日はもう何もしない、したくない」なんていうひどい二日酔いの日には、しかばねのポーズを行いましょう。

しかばねのポーズは仰向きになって脚を少し開きます。その後、手のひらを上に向け、体から少し離した状態にします。目をつむり、深い呼吸を行いましょう。体は大地に預け、完全に脱力します。ただネイルだけに思えるかもしれませんが、この手のひらを上に向けるというだけの違いが、体にとっては、大きなリラックス効果をもたらしてくれます。

しかばねのポーズで、ゆっくりと体を癒し、体から毒素を出していくように、イメージしましょう。少しでも早く、この二日酔い状態から脱せますように・・・と。

反省したら、お酒はほどほどに

お酒は本当にほどほどに。いつもいつも反省するのに、ついつい飲みすぎてしまう。ヨガがあるからって、安心してはいけません。でも、飲みすぎてしまった、そんな翌朝は・・・、やっぱりヨガに頼りましょう。水分もたっぷりとって、少しでも早く、いつもの状態に戻れるように、できるところから始めましょう。

それでも、お酒はほどほどに！！

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。