”毛穴ケア系”コスメの使用は大事。だけど、「メイクの方法」はもっと大事！

毛穴を埋めてくれる効果が期待できる毛穴専用下地や、毛穴の凹凸を埋めたり光の拡散パワーで飛ばしたりしてくれるようなファンデーション・ルースパウダーは、現在たくさん存在しています。それらは、毛穴をカバーし目立ちにくくしてくれる効果はもちろん、ファンデーションの”毛穴落ち”をしにくくしてくれる効果も期待できるため、賢く取り入れるのは毛穴問題にとってもは大事なこと。

ですが、アイテムの効果効能に頼りきりになってもだめなのがメイクの奥が深いところ。アイテムの持つ力を最大限に活かすためには、メイクの方法が最も大事なのです。コスメの実力が発揮され、毛穴問題とさよならできる！！ベースメイクの方法は？

毛穴を”目立ちにくく”するベースメイクの方法

1．リキッド状のベースメイクは「下から上」へ

こちらは、肌のたるみにより、下向きに開いてしまった毛穴をカバーするのにぴったりのメイクの方法です。頬の毛穴は下から上に向かって、化粧下地・リキッド(クリーム)ファンデーションを、毛穴を持ち上げるようなイメージで塗ってあげましょう。

小鼻は丸みに沿ってくるっと包み込むように、こちらも下から上に塗ってあげてください。

毛穴をカバーしようと厚塗りにしてしまうと、メイク崩れや毛穴落ちによって、かえって毛穴が目立つ原因となってしまいます。この工程では完璧にカバーしようと思わないことが得策です。あくまで”毛穴の凹凸を減らす”、”デコボコをならす”ようにしてあげるのがこの段階ですべきことです。

2．ルースパウダー・パウダーファンデーションはまず「パフ」で「真上」から

リキッド状のベースメイクのあとは、メイク崩れの防止・密着度を高めるために、粉状のコスメを重ねますよね。このとき、まずはパフにお粉を含ませたら、真上から毛穴をつぶすようにぽんぽんとのせましょう。

なんとなく、クルクルしたり肌の上を滑らせたりしたくなってしまいますが、毛穴の目立つポジションはそれをぐっとこらえて。

リキッド状のベースメイクで毛穴を持ち上げるようにしたあと、真上からプレスしてあげることで、より毛穴の存在感が薄くなります。パフのみでは仕上がりが不十分と感じる場合は、指でさらにぽんぽんと叩き込むと良いでしょう。

3．”毛足の長いブラシ”でお粉をくるくる「埋め」こむ

真上からパフでプレスするようにお粉をのせたら、次はブラシの出番です。なるべく毛足の長いブラシを用いて、くるくるさせながら、毛穴を埋め込むイメージで肌の上をならします。

こうすることで、さらに毛穴が消えてくれるのです。ちなみにこのときは、新しいお粉をブラシには含ませず、肌の上に残ったお粉を使ってください。

毛穴以外の部分はブラシを使って余計なお粉をはらってあげるようにすると、ベースメイクの厚塗り感をなくすことができます。

4．まだ毛穴が気になる場合は”パール入り”のパウダーで「飛ばす」

上記の手順を行ってもまだ毛穴が気になる場合は、光の効果で飛ばしてごまかすのが一番。化粧下地やファンデーションを厚く重ねすぎてしまうと、カバーどころか、さらに目立ってしまうことにもなりかねませんし、ベースメイクが崩れやすくなってしまうのです。

そこで、パール入りのルースパウダーやハイライト・フェイスカラーを使用して毛穴の凹凸を光で飛ばすようにしましょう。これらをブラシに取って、サッと気になるところに重ねてください。

パールではなくラメだと、そのギラつきで汚く見えてしまうこともあるので気をつけて。少量のパール入りパウダーで、凹凸の拡散効果を狙えばOKです。

毛穴が消えれば「美肌認定」されること間違いなし！

シミ・そばかす・クマ・ニキビ・くすみ・・・メイクで隠したい肌のトラブルってたくさんあるけれど、一過性のものではない上に、存在しているだけで肌が汚く見えてしまうのってやっぱり「毛穴」。それに、ほかのトラブルはベースメイクが崩れる直接の原因にはならないけれど、毛穴はメイク崩れの大きな要因なってしまうため厄介ですよね。だけど逆に言えば、それさえなければ美肌に見えるのも毛穴なのです。

毛穴をカバーしてくれる便利なコスメを使用して、さらにメイクをするときの方法を意識すれば、毛穴を上手にカバーできるようになるはずです。そして、スキンケアや生活習慣を改善し、毛穴そのものが小さくなるようにアプローチをすれば、「美肌認定」される日は近いかも？！毛穴のない、きれいなお肌を目指したくない女性なんていないはずですよね！