二人の間が”ぎくしゃく”してきた時

二人の間がぎくしゃくしてきた時に、何かうまくいっていないのか、パートナーの行動を見ながら分析をしていきます。その中で、何がうまくいっていない原因なのかを探りその絡まりを解いていくようにしていきましょう。

二人の関係がうまくいっている時には、私たちの関係を何が壊すかなんて考えることはありません。ロマンチックな恋愛感情が、時間とともに墓場のようになったり、地獄のようになる事は、たくさんの人が経験したことかもしれません。に、大きなケンカなどがなかったとしても、二人の関係に亀裂が入ることもあります。

近年では、年々離婚をするカップルも増え、結婚したから安心、なんて保証もなくなってきました。また、二人がもっと大人だったら一緒にいれたのにということもありません。17歳であっても50歳を過ぎても、一度不理解で絡まってしまった二人の関係をほぐす事は難しい事なのです。

お互いを「理解をできる」ようにするレシピ

二人の幸せな仲を長続きさせるための完璧な手引きは存在しません。でも、仏教の教えで「SAMYOJANA」という言葉があります。これは、二人の間の不理解によって出来た絡まりで、彼によって傷つけられた時やあなたの持っている考え方と相違があった時など、色々なことからあなたの中に絡まりができます。

この絡まりが、今日、明日と積もっていく中でいずれショートを起こし、火花が散ってしまいます。毎日、不理解が続くと、日を重ねるたびにどんどん辛くなっていき、息苦しくなってきます。そしてとうとう、不理解が修復不能なところまでたどり着いてしまい、二人の間に見えない壁を作ってしまいます。

ここでアドバイスがあります。どんな糸でも絡まりかけた時に早めに解いておくと絡まりが少なく解きやすいという事です。こうするには、お互いがわかろうとする姿勢を示さないといけません。では何をしないといけないのでしょうか？

この絡まりを心の中にしまっておかないで、しっかりと二人の前に提示し、二人の知識や考え方というライトで照らしながら解いていくようにしていかないといけません。この時に、相手の考え方を聞き出すだけでなく、自分が何に納得できていないのか、自分に問いかける事もしっかりしておきましょう。

「解く」ために、よく「観察」する

ジェラシーを感じる時、失望する時、イライラする時などは「自分が何を感じているのか。」という質問をするようにしましょう。自分の感情にしっかりと目を向ける事で、自分の心を形成している感情をわかるようになります。相手に話を持ちかける前に自分の気持ちをしっかりと理解しておく事で、話がしやすくなります。

まず、ネガティヴな気持ちは人の耳に通す前に自分に問いかける事から始め、深呼吸をしながら「一体どうしてこんな気持ちになるんだろう」と問いかけるところから始めましょう。一人でいる時などは、感情を声に出して独り言を言うようにすると明確にすることができます。その時も話すトーンは落ち着いて、絶対に声を荒げることのないようにしましょう。

また、自分の事となると、パートナーがした事にパニックになってしまったりして冷静な判断ができないことがあります。そんな時は、「もし、これをお友達の彼氏がしていたらどう思うだろう？」と、目線を変え、自分の中でのフィルターを変えることで新しい考え方が出てくることがあります。

大切な人と一緒に過ごすために今日から試してみたい事

感情の変化に敏感になろう。

相手と話す時、いつもあなたの中にある感情に変化に敏感になってみよう。

全てのことは、自分の心の中にある感情で左右している事を知る。

外から色々の刺激がありますが、すべてのことはあなたの心で”不快か”、”快適か色々なを決めています。相手のアクションがイライラすることは相手が悪いと決めつける前に、自分の心の中のフィルターに目を向ける事で感じ方が変わってくることがあります。

自分の過去の失敗の経験をもとに、相手にイライラしない。

相手がする事で嫌だと感じることは、相手が悪いからだけではなく、今までの経験や過去、トラウマなどが決めていることがあります。過去の失敗のために、今ある関係を潰すような事をしないようにしないといけません。経験から学ぶことは大切ですが、その事で相手にイライラしたり、不平を伝えるだけではいけません。

落ち浮いた心を持って向き合う。

絡まった結び目を解く時、イライラして、結び目に八つ当たりをするように扱うと、結び目はどんどん複雑になっていきます。解いていく時には、しっかりと見つめ、落ち浮いた心を持って向き合うようにしましょう。そうする事で解決策を見つけていくことができます。声のトーンはとても大切です。声を荒げてしまっては、相手の心の届かず、また相手の気持ちを静かに聞くゆとりをなくしてしまいます。

相手ともう一度絡まりをほどき、クリアにしてくために一度試してみてはいかがですか？これは恋人だけではなく、家族、友達、子どもなどすべての人に共通して使える方法です。