もっとキレイになりたいから。“美容家”が毎日食べてる「ビューティーフード」5つ
美容家や美容に携わる仕事についている人たちと話をすると、美容のために毎日食べているものって共通していることが多々あります。美しい肌や髪をつくる材料となるのは食べた物。美容家たちは知っているからこそ、インナービューティーにも気を遣っているんです。
そこで今回は、美容家が毎日食べている“ビューティーフード”をご紹介します。
- 2017-04-10
- 坂本雅代
1.栄養価は他の季節の数倍!“旬のもの”
旬のものは他の季節に育ったものに比べて、栄養価が何倍も高いといわれています。
美容に良いといわれている果物や野菜はたくさんありますが、中でも今の季節しか食べられないもの、今が旬だといわれているものを選ぶことで、得られる美容効果は何倍も高まります。美容家は旬に敏感。今なら春野菜がおススメです。
また、東洋医学では、旬のものはその季節特有の不調を和らげてくれる効果があると考えられています。夏野菜が体の熱をとり、むくみを取り除いてくれるカリウムが含まれるものが多かったり、冬野菜には体を温めてくれる効果があるものが多かったりするように、旬のものは健康な身体づくりを助けてくれる役割もあるんです。
2.美容にこだわる人はみんな大好き“ナッツ類”
トップモデルや美容家がこぞっておやつに取り入れているのがナッツ類。ナッツに含まれるビタミンEはアンチエイジング効果があり、美容食として人気ですね。ちなみに、食にうるさく美肌の持ち主だったといわれる西太后もくるみを愛食していたといわれ、何千年も前からナッツの美容効果は認知されていたようです。
ナッツは、そのままおやつにポリポリ食べるのはもちろん、砕いてサラダにトッピングするなど、毎日少しずつ取り入れたい食べ物です。
そのほか、コレステロール、乳糖を含まず、低カロリーな美容ドリンクであるアーモンドミルクや、ココナッツオイルを使うのも、手軽にナッツの美容効果が得られますよ。
3.日本のスーパーフードの源“麹(こうじ)”
一昨年頃から甘酒が大ブームになりましたが、甘酒の美容効果を作っている“麹”は日本のスーパーフードの源ともいえるもの。発酵食品は腸内環境を整え、美肌やダイエットに欠かせない美容フードです。
甘酒を毎日飲むのは大変、という人も、麹は味噌にも含まれています。毎日1杯のお味噌汁で、シミ予防や腸内環境の改善にプラスになるんです。
また、自炊をする人には塩麹や醤油麹を手作りするのもオススメです。スーパーで買える、麹と塩、水があれば、1日1回かき混ぜるだけで、10日ほどで自家製塩麹が簡単に作れます。半熟卵や鶏肉、魚をつけて焼く、野菜の浅漬けなど、料理のレパートリーも広がり、美容効果もバツグンです。
4.定番美容フードは無加糖を!“ヨーグルト”
ヨーグルトも美容家が好きな食べ物のひとつ。朝食やおやつ、料理にと、幅広く使われている美容フードです。
種類も多く、目的に応じて選べるのも嬉しい点ですが、気をつけたいのが砂糖が入っていないものを選ぶこと。体に良いからといって、毎日加糖されたものを食べていると、摂り過ぎによって肌をくすませる“糖化”の原因を作ってしまいます。
無加糖のものを選び、甘味が欲しい時はドライフルーツや果物で補うと、ビタミン・ミネラルの補給にもなっておススメです。
5.栄養価がぐんとアガる“雑穀”
精製されたものはせっかくの栄養が取り除かれた状態。美容家は、主食となるものからも美容効果を得るために、雑穀を混ぜている人が多いです。
白いご飯が好き、という人はおかずで栄養をたっぷり摂れば十分ですが、もしあまり気にならないという人は、雑穀や胚芽米、ハトムギ、黒米などを混ぜると美容効果が上がります。
また、美容家には太りやすいことから小麦製品を避ける人が多いです。筆者も新人エステティシャンの頃、先輩から「腰回りにお肉がつくから小麦はやめなさい」と言われたことがあります。
パンやパスタを食べる時は、先に食物繊維を食べて体に脂肪がつきにくいようにし、朝食にパン、ランチにパスタなど、続けて摂らないように気をつけると良いと思います。
いかがでしたか? スーパーで買える身近なものばかりなので、買う時にちょっと思い出して、インナービューティーの参考にしてくださいね。