恋・仕事・美…すべての行動に活かしたい!”色彩”が心に及ぼす影響とは?
「情熱の赤」「冷静の青」などといわれる通り、色にはいろんなイメージがあり、私たちは無意識のうちに、色からたくさんの影響を受けています。それぞれの色から受ける影響についてひも解き、毎日に活かしてみませんか? 各色がどんな影響力をもっているのか、具体的に説明します。
- 2017-04-02
- haru
「色」が私たちに及ぼす影響
赤、青、黄…世の中にはたくさんの色があふれています。こうした色は、実は私たちの心理に大きな影響を与えます。色から受ける影響を意識的に利用すれば、恋や仕事、美容に活かすことができるんです。ここぞというときに自分の持つ可能性を最大限に発揮したり、不安な1日を過ごしやすくしたりすることだってできるかもしれませんね。それでは、それぞれの色について見ていきましょう!
暖色系の色
「赤」は闘争本能
赤は、闘争本能を高めるのに効果的な色です。そしてまわりの注目を集める色です「今日はがんばらなくちゃ!」と自分自身に気合いを入れたい日や「いまひとつエネルギッシュになれない…」とため息が出てしまうような日には、ファッションやメイクに取り入れるといいでしょう。警戒を促す色でもあるので、これから発展する恋愛のデートファッションなどにはおすすめできません。
「オレンジ」は親しみ
オレンジは赤と黄色の間の色。赤ほど強くすぎない程よいエネルギーと、温かみや親しみやすい印象を与えます。例えば、新たな場所に顔を出すとき、あるいは、もっとうまく溶け込みたい仲間と会うとき、トップスや小物などでファッション取り入れてみましょう。一方、食欲を増進させる色でもあるので、ダイエット時などには避けたほうがいいかもしれません。
「黄色」は集中力
黄色は明るさを感じさせ、集中力を高める色です。大事なプレゼンのや試験を受ける日などに、持ち歩くアイテムに取り入れるといいカラーです。また黄色は、まわりにも明るい印象を与えるので、人間関係を密にしたいとき、コミュニケーションをしっかりとりたいときに身につけるといいでしょう。オレンジの「親しみ」より、もう歩踏み込んだ積極的な関係、という感じですね。
「ピンク」は幸福感
ピンクは幸福感、優しさ、女性らしさ、安心感などを表す色です。初デートにはもってこいの色でしょう。ただしピンクの中でもショッキングピンクのような強めの色は、赤に近い印象になるので気をつけましょう。初回はおすすめですが、そのあともデートで毎回ピンクを着ていると、恋がマンネリ化するきっかけになる恐れがあります。2回目以降のデートでは違い色をメインにしたファッションに変えてくださいね。
寒色系の糸・中間色
「青」は冷静さ
青は心を鎮めてくれます。そしてまわりには冷静な印象、あるいは清潔感ある印象を与えます。人前に出るなど緊張であがりやすいときに、腕時計のバンドやブレスレットなど、目に入るアイテムに青を取り入れるのがオススメです。重要な面接を受けるときのブラウスの色などにも適しています。また、青には食欲を抑える働きがあります。ダイエットしているとき、強い食欲を感じやすいときに、食器やお弁当箱に青を取り入れると効果的でしょう。
「緑色」は安らぎ
緑といえば植物を象徴する色です。気持ちを穏やかにし、人に安らぎを与える働きがあります。不安感が高ぶっていたり、疲れが溜まっているときなどに、何か緑色のものを身につけたり、持ち歩くと自然と落ち着くことができるでしょう。実際に緑の植物を育て、世話をすることで緑に積極的に触れる習慣をもつことで、日々を心穏やかに過ごせるかもしれません。
「紫色」はインスピレーション
紫色は高貴な色といわれていて、相手にミステリアスな印象を与える色です。また、創造性のあるインスピレーションを与えてくれるカラーでもあります。紫色は、クリエイティブな仕事に取り組むとき、アーティスティックな趣味に没頭するときなどにあなたをサポートしてくれそうです。愛読している小説のブックカバーや、仕事に使っている筆記用具などに紫を取り入れると効果的です。
無彩色(白・黒・グレー)
「白」は気分を一新
ウェディングのイメージにもあるように、白は純粋さ、理想を表します。そして若干の緊張感、プレッシャーを与える色でもあります。ですから壁の色などには真っ白よりもアイボリーやクリーム色のほうが、落ち着きを与えてくれるでしょう。ただ、気分をがらりと変えたいとき、ちょっと気持ちを引き締めたい場所には、適度な刺激を与えてくれる真っ白なトップスなどを着ていくといい影響があるでしょう。
「黒」はプライド
黒は強さやプライドの象徴です。キリッと引き締めた雰囲気を出したいときには、黒いファッションが適しているでしょう。大人っぽく見せたい日や、ちゃんとしたパーティに出るときには、黒いワンピースやドレスを着ていくと周りに飲まれることなく堂々と振舞えます。ちなみに黒は白っぽい汚れがつくと目立ってしまいますから、気をつけて下さいね。自分で気になってしまい、黒のもつパワーが消えてしまうかも。
「グレー」は控えめな態度
グレーは控えめな上品さを表します。何かの理由があって「一歩下がって、目立たずにいよう」という決意のある日には、グレーをボトムスに取り入れたり、ワンピースのカラーとして選ぶといいでしょう。また、忍耐強くもなれる色なので、コツコツと努力を重ねる仕事をするときなどには、グレーのアイテムを、目に入るところに置いておくといいでしょう。
色のパワーでその日の悩みをカバーして、ハッピーな1日を!
色には様々な働きがあるんですね。うまくファッションやアイテムに取り入れれば、その日不調となっている原因をカバーしてくれるかもしれません。
色がもつパワーを味方にして、今日も1日、ハッピーに過ごしましょう!
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メディカルコスメの化粧品会社勤務を経て、美容への知識と興味を深める。現在はライターとして活動。 主なテーマは美容と映画。「美」と「心身の健康」の、深いつながりを意識している。