賢く”美肌”を作る!仕上がり・目的別ベースアイテムの「組み合わせルール」
肌悩みをカバーしたいと思うばかりに、”厚塗り”になってしまい、かえってお肌が汚く見えてしまってはいませんか?逆に、ベースメイクが適当すぎて、お疲れモードに見えてはいませんか?仕上がり・目的別に、おすすめなベースメイクアイテムの組み合わせを教えます。
- 2017-03-20
- byBirth編集部
ベースメイクアイテムの種類
ベースメイク用の化粧品はざっと名前を挙げるだけで
・化粧下地
・コンシーラー
・コントロールカラー
・CCクリーム
・BBクリーム
・パウダーファンデーション
・クリームファンデーション
・リキッドファンデーション
・エマルジョンファンデーション
・ルースパウダー
・プレストパウダー
と、たくさんの種類が存在します。これらって、どれとどれを組み合わせたら良いか、悩んでしまいますよね?「下地は必要で、最後は粉物でフタをすれば良い」くらいに考えてはいませんか?ベースメイク用の化粧品のパフォーマンスを高めるためには、組み合わせ方が大切です。
ベースメイクが厚塗りor雑だと起きる「汚肌見え」現象
毛穴やシミ・そばかす・クマを隠そうと、”下地+BBクリーム+コンシーラー+パウダーファンデーション”なんていう厚塗りをしている人をたまに見かけますが、それではかえって肌が汚く見えてしまうのをご存知ですか?何層にも重ねたベースメイクは、当然崩れやすくなります。また、厚塗りお肌は「私、肌汚いんです♪」と宣伝をしながら歩いているようなもの!
これとは逆に、素肌に自信があるorズボラな方でために見かけるのが、”日焼止め+ルースパウダー”で終了のタイプ。このタイプの方にありがちなのが、「顔色がくすむことで顔色が悪く見えてしまう」ケースです。肌のトーンを考えていないベースメイクは、素肌よりも顔色が暗く見えてしまうことがあるので注意して!
仕上がり・目的別”おすすめ”ベースメイクテイテムの組み合わせ
コンプレックスをとにかく隠したいなら?!
BBクリーム+パウダーファンデーション (+コンシーラー)
ベースメイクを薄くしたい、だけどコンプレックスをカバーをしたい。そんな時に活躍するのは、カバー力の高いBBクリームです。BBクリームは、下地・ファンデーション・コンシーラーを1本で済ますことができる優秀なベースメイクアイテム。
これを塗ってもまだ隠せないお悩みには部分的にコンシーラーを重ねてあげて。そして、その上からパウダーファンデーションを重ねれば、まるで「肌が綺麗な人」のように見えますよ。
時短メイクでもしっかりカバーするなら?!
BBクリーム+ルースパウダー
メイクにあまり時間をかけることができないOLさんやママさんは、この方法が便利です。BBクリームを使って下地・コンシーラー・ファンデーションを一回で終わらせる、そして、メイク崩れの防止のために、ルースパウダーをふわりと重ねてあげれば完成です。
休日用の肌休めメイクなら?!
CCクリーム+ルースパウダー
お肌を休めたい日に便利なのはこちらの組み合わせ。CCクリームは、下地とコントロールカラーが一体化していて、お顔のトーンアップが期待できるアイテムです。カバー力はあまりないですが、休日やお肌トラブルの少ない方であれば問題ないでしょう。これを塗って、上からルースパウダーでおさえてあげるだけの簡単メイクなら、肌をリラックスさせてあげつつ、ちょっとしたお出かけや来客の対応も可能です。
素肌に自信があるなら?!
CCクリームorコントロールカラー+エマルジョンファンデーション+プレストパウダー
素肌に自信がある人が陥りがちなのが”ほぼすっぴん”や”雑”なベースメイクです。しかし、これが許されるのはハタチまで。ある一定の年齢を超えたら、どんなに肌が綺麗でもベースメイクはそれなりに仕上げておく必要があります。それはなぜって?顔色や肌のハリが若い女性とは違うから。年齢を重ねると、顔色がくすみがちになるため、どんなに肌が綺麗でも、CCクリームやコントロールカラーを使用してのトーンアップは必須です。そして、そこにエマルジョンタイプのファンデーションを重ねてあげて。
エマルジョンとは、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションのちょうど中間にあたる質感のファンデーション。サラリと仕上がるものが多く、密着度が高いため、最後にお粉をのせなくても崩れにくいから、「厚塗り」になる心配がないのです。テカリやすい方は、プレストパウダーをブラシでひとはけしておくと安心です。
シミや毛穴は目立たないけど顔色が悪いなら?!
コントロールカラー+ファンデーション(+ルースパウダー※)
※ルースパウダーは、パウダーファンデーション使用時以外のみ重ねる
肌自体のトラブルはないけれども顔色が悪い。そんなあなたはコントロールカラーを使いましょう。色の悪さによって使う色は変化します。
・黄ぐすみ→パープル
・色ムラ→オレンジ
・赤み→グリーン
がメジャーな色選び。これらのコントロールカラーを下地代わりにし、お好きなファンデーションを重ねましょう。その後、パウダーファンデーション以外の形状を使った方のみ、ルースパウダーをのせてあげればOKです。
まれに、パウダーファンデーションの上からさらにルースパウダーを重ねる方がいらっしゃいますが、その作業は不要です。また、リキッドファンデーションやクリームファンデーションにパウダーファンデーションを重ねるのも厳禁!!厚塗りメイクになってしまうのでご注意を。
春夏も乾燥が気になるが、秋冬用のベースだと紫外線が不安な人は?!
クッションファンデーション+コンシーラー+ルースパウダー
クッションファンデーションは、水分が非常に多いため、水分不足による乾燥に悩む方の救世主的なファンデーションです。紫外線を防ぐ機能を兼ね備えたものが複数のブランドより発売されているので、春夏でも乾燥肌に悩む方におすすめのアイテム。(油分不足の方は、スティックファンデーションが便利です。)
一般に、カバー力があまり高くないモノが多いので、気になるところはコンシーラーで隠しましょう。クッションファンデーション自体は、あまり仕上げのお粉を必要としない形状ですが、コンシーラーを使った場合はそこに、またメイクの崩れやすい目元やテカりやすいTゾーンなどには、部分的にルースパウダーを重ねてあげると良いでしょう。
ベースメイクアイテムを賢く組み合わせて”美肌”を作ろう
ベースメイクって、「ただ塗れば良い」のではなく非常に奥が深いもの。今回紹介したのはほんの一部の例!肌の状態や気候によって個人差が生じます。自分のベストを見つけて美肌を手に入れてくださいね。
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