今が旬!”専門家推奨”の美味しく食べてキレイになれる「春の美肌野菜」7選
冬の間、厳しい寒さや乾燥にさらされたお肌は、春先の強くなる紫外線や花粉などでゆらぎやすい季節。こんな時は、外側からのケアだけでなく、食べてキレイになるインナービューティーも助けになってくれます。
そこで今回は、国際中医薬膳師の筆者が、春が旬の“美肌にいい野菜”をご紹介したいと思います。
- 2017-03-11
- 坂本雅代
春が旬の野菜から、内側から綺麗になれる“インナービューティー食材”を厳選してご紹介します。
1.紫外線対策に「ブロッコリー」
紫外線対策に欠かせないビタミンCが豊富に含まれ、その量はレモンのおよそ2倍。美白野菜として知られるトマト並みに含まれています。
また、シミやそばかすの原因となるチロシナーゼの働きを抑制するスルフォラファンが含まれ、春先の急激に強くなる紫外線対策にぴったりの野菜です。
スーパーフードとして注目されている“ブロッコリースプラウト”は、ブロッコリーの新芽。スルフォラファンは新芽に多く含まれているので、美肌効果を更に狙いたい人はこちらもおススメです。
2.肌のターンオーバーを整える「アスパラガス」
健やかな肌に欠かせないビタミンB群が豊富に含まれ、新陳代謝を活発にするアスパラギン酸が含まれています。
肌のターンオーバーを整えてくれ、ゆらぎやすい春のお肌を助けてくれる食材です。アスパラガスには、ホワイトとグリーンがありますが、グリーンアスパラガスがおススメ。
薬膳では、むくみを解消したいときにも使われます。
3.肌のキメを整える「菜の花」
不溶性食物繊維を豊富に含み、便秘解消におススメです。
また、ベータカロテンの含有量がトップクラスの菜の花は、美白にも◎ 紫外線を浴びることでシミやしわの原因となる物質を消去し、肌のキメを整える働きがあります。
薬膳では炎症を抑える効果もあるとされ、おできや吹き出物が出たときにも使われる食材です。
4.デトックスに「新玉ねぎ」
辛味が少ない、今が旬の新玉ねぎは、ぜひとも食べていただきたい野菜のひとつ。
強い抗酸化作用があり、デトックス効果バツグン。また、腸内環境を整えるオリゴ糖や水溶性食物繊維を豊富に含み、毒素の排出力が高い野菜です。
腸内環境を整えることは、美肌はもちろん、ダイエットにも有効です。
5.むくみ解消に「グリーンピース」
冷凍グリーンピースなど、1年を通して手に入りやすい野菜ですが、旬は春。
美肌に欠かせないビタミンCやベータカロテンはもちろん、豊富に含まれるカリウムと不溶性食物繊維も魅力です。
体の中の余分なものをスッキリ排出してくれるグリーンピースはむくみ解消にぴったりです。
6.肌荒れ防止に「たけのこ」
食物繊維が豊富で低カロリーなたけのこは、ダイエットが気になる女子にも嬉しい野菜。
ビタミンB群と、若返りのビタミンとよばれるビタミンEが含まれ、肌荒れ防止にぴったりの食材です。
7.美白なら「新キャベツ」
通年手に入るキャベツですが、春先に出回る春キャベツは、甘味も強く、この時期にしか食べられないキャベツです。
キャベジンでおなじみのキャベツは、胃腸の働きを整えるビタミンU(キャベジン)が有名ですが、美容にも嬉しい効果が詰まっています。
美白効果が高いビタミンCを豊富に含み、色素沈着を予防して、すでにできてしまったシミを薄くする効果も! 体内の余分な水分を排出してくれるカリウムも含まれています。
いかがでしたか? 1年中手に入る野菜も多いですが、旬のものは他の季節に比べて栄養価が高く、価格もお手頃で手に入ります。今日何食べようかな、と思った時は、是非旬の野菜を献立に入れてみてくださいね。