美肌に”底上げ”する!「ぷるぷるツヤ肌」を実現する6つのメイクポイント
春になると気になるのが”ツヤ肌メイク”。服が薄手になって軽くなり、明るい色のアイテムが増えます。お肌も、春っぽくナチュラルにしたいですよね。春のメイクに欲しいのは、内側から発光するようなツヤ。そこで、そんなツヤ肌を作るメイク法をご紹介します。
- 2017-03-01
- 松澤ますみ
1.「ウブ毛」処理
春のツヤ肌メイクに必要なのは、むき卵みたいなつるんとしたお肌。そんなお肌にとって、いらない影をつくってしまう「ウブ毛」は邪魔者です。メイクにとりかかる前に「ウブ毛」はキレイに処理をして、つるん肌を作りあげる準備をしておきましょう。
それから、なめらかなお肌を作り上げるためのスキンケアも、抜かりなくしましょう。ツヤ肌に乾燥はタブーですから、しっかりとした保湿と乾燥対策が必要です。サプリなども利用して、身体の内側からお肌を整えていくことも大事です。
2.コントロールカラー
まずは下地でお肌を整えましょう。赤みやくすみがあるお肌の場合は、コントロールベースと呼ばれる下地を使用されることをお勧めします。これは、赤みの場合は薄いグリーンで、くすみのあるお肌には薄いピンクの下地を使用することで、お肌の色を良く見せてくれる効果があるのです。赤みのあるお肌にファンデーションを塗り重ねても、赤みはなかなか消えません。お肌の色を良く見せる為には、こういった色でコントロールできるものの使用がオススメです。
3.コンシーラー
コンシーラーは、ファンデーションの種類によりますが、リキッド・クリームファンデーションの場合はそのあとに、パウダーファンデーションを使用する時にはその前に使用します。コンシーラーの優れている所は、ファンデーションと違って、気になる個所にピンポイントで使用できる点です。ファンデーションよりもずっとカバー力がありますので、目の下のクマや瞼のくすみなど気になる個所に叩き込む様にして使用します。
注意したいのは、気になる部分だけを隠す様に使用することです。その周辺までコンシーラーを使用してしまうと、その一帯が同じ色になってしまい、気になる部分が余計目立ってしまうのです部分的に使用するコンシーラーであれば、重ねても厚ぼったくならず、気になる個所をカバーすることができます。目の下のクマであれば、肌よりワントーン暗めの色でカバー力を、瞼のくすみであれば明るめのコンシーラーで明るさを出します。
4.ファンデーション
元々素肌にツヤがある方は、パウダリーファンデでもツヤ肌ベースメイクを作ることができますが、そうでない方は、リキッドやクリームタイプのファンデを使用してツヤ肌を作るのがオススメです。さらに、肌状態に合わせてファンデに乳液かオイル、美容液を混ぜるとよりツヤ感がアップします。また、スキンケア効果も期待できます。
オイリー肌の人はサラッとしたテクスチャーの美容液を、乾燥肌で油分も足りていないという人はオイルを、混合肌の人や乾燥が気になるけれど化粧崩れも心配だという人は乳液を、それぞれファンデに混ぜて使用するのが良いです。混ぜ合わせる割合ですが、ファンデは薄付きにして透明感が欲しいという人は半々で、カバー力はしっかり残しておきたいという人は、ファンデ3に対し割るアイテムを1にして使用するのがオススメです。
ただし、テクスチャーの組み合わせによっては、ダマになるなど相性が悪い場合もあります。少量ずつ混ぜ合わせ、手の甲などに塗って必ず試してから顔に塗るようにしましょう。
5.仕上げのパウダー
リキッドやクリームファンデーションの場合は、その上に必ずおしろいをのせてメイクを崩れにくくする必要があります。また、ファンデーションもおしろいも、通常であればパフやスポンジを使用しますよね?でも、ツヤ肌を作るには、メイク用ブラシを使用することがポイントです。
パフやスポンジは面で抑えて塗る為、どうしてもたくさん付いてしまいがちです。でも、ブラシであれば、面ではなく、ブラシの先の点で肌を覆う様につけることができるので、べたっとつかず透明感を残しツヤ感もだすことができるのです。
パウダーファンデーションやおしろいだけでなく、リキッドファンデーションの場合も、専用のブラシを使用することで艶を出すことができます。その場合は、毛穴をふんわり隠すこともできるので便利です。
使い方としてはファンデーションを手の甲に出し、ブラシに少し取ったら毛先で軽くたたく様にお肌になじませます。おしろいやパウダーファンデーションの場合は、肌に滑らせる様につけ、最後にお肌の上に円を描く様に滑らせます。厚ぼったくならず自然につくブラシの使用で、ツヤ肌を演出することができるのです。
6.ハイライト
ハイライトは、肌のトーンに溶け込むように少し黄味がかった「白」を使用するのがオススメです。エイジングサインの気になる人はラメが入っていないものを選ぶようにしましょう。また、パールが入っている場合は粒子の細かいものを選びましょう。
パウダータイプのハイライトならブラシでふんわりと、スティックや筆ペンタイプのものなら指の腹で叩き込むようにつけるのがポイントです。ハイライトを入れる箇所はCゾーン(こめかみから頬の高い部分にかけて)です。
いかがでしたか。ツヤ肌の方法はご理解いただけたでしょうか。ツヤ肌のポイントはベースメイクです。ぜひ参考にしてください。