”ストレス”が引き起こす身体への4つの悪影響と解決法
現在のストレスは、大小様々なことが集まって、気付いたら大きな悪影響を体に起こすことがあります。初期症状でストレスを見つける事や解決させることがとても大切です。ストレスによる体の不調と解決法を見てみましょう。
- 2017-02-21
- Maki.C
ストレスによる身体の悪い影響を回避するには?
どうしたら、ストレスによる身体の悪い影響や危険を回避することができるのでしょうか?現在のストレスは日常の中で少しずつたまっていき気づかないまま過ごしてしまい、気づいたときにはとても危険な状態になっていたり、それと同じような状態になっていることがあります。
ストレスと「戦うか、逃げるか」どちらかをしながらストレスをしっかりと解放させていかないといけません。その結果は、すべて身体になんらかの形で結果として残します。つまり、身体に起こる不調をしっかりと解消することが必要です。専門家の意見を交えながら見てみましょう。
症状1 爪の質が悪くなる
ストレスによって爪を噛む人もいると思いますが、それだけではありません。ストレスは爪を弱くしていきます。心に動揺があった時や大きなショックがあった時(失恋をした時、離婚した時、大切な人の死など)は、爪に縦の筋ができる事ができることがあると、皮膚科専門医Ehitney Bowe先生が説明しています。
精神的にとても疲れていたり、気力が失われているときは身体のエネルギーは、内臓などの機能で特に生きることに最も大切な部分を保つためにエネルギーを集中的に送り、外の末端部分はエネルギーが届きにくくなることがありそれが原因となっています。
解決法
タンパク質を豊富に取るようにしましょう。脂肪分の少ない肉、魚、卵、乳製品、豆類などを食べる事は、本質的なこととなります。それに爪をもっときれいにしたいと思うなら、オメガ3とビタミンBを取りましょう。
- サーモン
- アボカド
- くるみ
爪が割れないようにするには、爪を強くするマニキュアを塗ることも一つの対策です。また、夜の寝る前に毎日ひまわりのオイル、アーモンドオイルなどでマッサージをするのも良い方法です。潤いながらしっかり強くしていきます。
症状2 風邪をひくと治りが悪く長引く
人によっては大切な日の前または、特に困難が重なる時に病気をする人がいます。Carnegie Mellin大学のいくつかの研究でストレスを持っている状態では、いつもの2倍以上風邪にかかるようになると発表しました。
ストレスを抱えているとコルチゾール(免疫能力や白血球に強い関係を持つホルモン)を吸い上げてしまいます。それによって感染症等に対しての抵抗力がなくなり、風邪にかかりやすくなります。
解決法
抗ヒスタミン剤などの薬が症状を抑えるのを助けます。風はウィルスによるもので、ウィルスが体に対して起こす悪い作用を辞めさせる薬はありません。では何が1番有効的かというと「寝ること」。
いつもより数時間多く寝るように(最低でも7時間は寝る)することが免疫力を高めることができる方法です。また風邪をひきたくない時は、メンタルをしっかり整えるようにヨガなどをしておくことも1つの方法です。
Annals of Family Medicineの研究によると、こうすることで感染症にかかった時から回復するまでの期間が43パーセント~60パーセント短くなったと言われています。
症状3 お腹が痛くなる
私たちの脳と消化機能は直接つながっていて、神経とホルモンの高速道路のようなものがあります。強い感情は、消化をするためのホルモンを活性化したり、逆に消化の動きをゆっくりとさせたりします。
ストレスによって胃が焼けたような感覚になることがあります。胃酸が食道に上がってくることが影響しています。
解決法
このような胃に負担のある日は辛い食べ物は避けましょう。もちろん運動前や緊張しそうな日もお腹がその時点で痛くなかったとしても避けておく方が良いでしょう。
症状4 筋肉が痛くなる
緊張していたり、危険を感じたときなど自然と筋肉が硬くなります。これにより筋肉に痛みが出て、首周りなどの凝りにつながります。ストレスにより体が固まり、エネルギーが失われてしまい、どんどん姿勢が悪くなり、関節などにも痛みが出てきます。
解決法
ストレッチなどをすると少し体の緊張をほぐすことができます。手を頭の後ろで組み、首の周りをぐっと後ろに引き、伸ばしてみましょう。ゆっくりと首を回して硬くなった筋肉を動かすように心がけましょう。
「背中をまっすぐにしてみましょう。」
緊張してる時は姿勢に気をつけて過ごすようにしてください。Auckland大学によると緊張しているときにきれいな姿勢を保っていると、緊張を和らげることができて、気分が改善することがわかりました。
ストレスは、少しでも症状が出てきたら体から発生しているアラームだと素直に受け止めて、大きな事態になる前に解放させるように心がけましょう。こうすることで身体の負担を早めに解決することができます。
忙しく働く女性はとくに頑張って耐えるだけではなく、外に送り出す工夫が必要です。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。症状が良くならない場合には、医師にご相談ください。
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通訳・翻訳家。ヨーロッパで発信されている流行やトレンドを一早くキャッチするために日々情報収集しています。ヨーロッパ発の健康法やライフスタイルで心から健康に美しくなれる方法を毎日を忙しく過ごしながら、おしゃれ・恋愛・仕事に励む女性にお届けしています。