いくらトレンドでも、完全に「チークなし」はハードルが高い

「チークレス」がトレンドといくら言われても、チークを完全に入れないのはちょっと無理・・・。特に凹凸が少ない我々日本人がそれをすると、顔全体がのっぺりしてしまう危険がありますよね。 それに、もともと血色が良い人は良いけれど、トレンドメイクを取り入れたつもりが「体調悪いの？」なんて心配されてしまっては一大事。

上手にトレンド感を取り入れながら、凸凹や血色感など、日本人ならではのコンプレックスをカバーするにはどうするのがベストなのでしょうか。早速簡単なテクニックを教えましょう。

賢く「チークレス」に見せるテク

①ブラウン系のチークでさり気なく引き締める

まずはこれ。ブラウン系のチークを使って、お顔の引き締めを行なうテクニックです。ナチュラルに肌に溶け込み、目元や口元の色味を邪魔しません。入れ方は、シェーディング風にするのも良いですが、あえて普段のチークと同じ場所というもおすすめです。また、頬骨の下側に入れるようにすると、海外セレブのようなグラマラスな頬に見せる事ができますよ。

RMK クリーミィ シアー パウダーチークス　04 ベージュブラウン

4,000円（税抜）

出典:@cosmeより

右のクリーミィな質感のブラウンチークをベースに、左の上からパウダーを重ねるとよりナチュラルに発色。顔の立体感をさり気なく強調してくれます。

②チークに見えないチークで血色を加える

「チークを入れる」というよりは、「失われた血色を足す」というイメージに近い要領でメイクをすることが大切です。主張させず、あくまで「自分の頬の色が透けて見えているだけ」風に見せることで、チークを入れていてもチークレスかのような仕上がりに。

CHICCA(キッカ) フローレスグロウ フラッシュブラッシュ

全2色・6,000円（税抜）

出典:@cosmeより

「体温仕上げ」で「血色美人」を作るクリームチーク。頬に広く淡くこちらのチークで色をのせることで、内側から溢れでるような、体温のぬくもりが生まれます。

③まるで入れてないようなチークをこっそり入れる

チークを入れないなんて考えられない！チークなしでどうやってメイクを仕上げるの？そんな風に感じているあなたは、まるで入れていないかのような薄付きのチークの力を借りてみて！しっかり入れているしその効果は確かだけれども、目で見るとまるで「チークレス」！そんな頬に仕上げてくれますよ。

 ルナソル アクアチークス

限定2色・2,800円（税抜）

出典:@cosmeより

その名の通り、まるで水のようなテクスチャーが、頬をクリアに薄く染めてくれるチークです。入れているか入れていないかわからない。だけど、何もしないよりずっと上質に頬を彩ってくれるチークは、誰でもプロがメイクしたかのような仕上がりに。軽やかに頬を染めてくれます。

「チークレス」風メイクでは、唇に血色を

チークで引き算をして、さらに唇まで色味を控えめにしてしまったらトレンドやオシャレどころではなく「病人メイク」確定です。「チークレス」風メイクを成功させるためには、唇で表情全体の血の巡りを良くすることを意識しましょう。

ピンクやコーラル寄りの色を使うと春らしくなりますし、ローズ・ブラウンレッドなんかを取り入れると、チークレスメイクを活かした大人っぽいイメージに。頬に色をのせていない分、バランスや色使いを考える必要がないため、とにかくリップカラーは自由自在にお好みで選ぶことができますよ。ぜひ、好きな色を思いのままに取り入れてみてはいかがでしょうか。

少しの工夫でトレンド感を手に入れて

「チークレスが流行ると言われても自分に似合わない・難しい」とはじめから諦めないで！あなたに似合わせる方法は必ず存在をするのです。トレンドはそのまま真似をするのではなく自分に合わせてアレンジをすることが大切です。

賢く上手に！「チークレスメイク」を取り入れてみてはいかがでしょうか。