写真を撮られたくなる! ”女子力アップの写真写り”ワザ6選
あなたは写真をとられることに苦手意識がありませんか? あるいは素敵なモデルが写っている広告をみて「こんな風に写れたらいいのに」と思ったことはありませんか? 写真写りのコツを覚えれば、撮られることがグッと楽しくなるんです!
- 2017-01-25
- haru
欠点? コンプレックス? いいえ、それは”エッジの効いた個性”
あなたは写真をとられることに苦手意識がありませんか? あるいは素敵なモデルが写っている広告をみて「こんな風に写れたらいいのに」と思ったことはありませんか?
活躍しているモデルさんの多くは、エッジの効いた個性をもっています。すきっ歯だったり、ほほ骨が高かったり、唇がぽってりしていたり…そんな彼女たちは、人によっては欠点だと思っている特徴を、コンプレックスにせず個性やチャームポイントに変える技術を使いこなしているんです。
プロとして、自分を分析して、写真の写り方を研究している。そんなモデルたちの輝きをヒントに、今回は写真写りを良くする6つのワザをお伝えします。
ワザ1.顔の「いい角度」を知る
まずは顔のことから考えましょう。ほとんどの人の顔は、左右対称のようでありながら、微妙に違っています。右から、左から、顎をあげる、顎を引く…。いろんな角度から自分を見つめましょう。あなたが美しく見える角度がきっと見つかります。
いい顔の角度は、その日のメイクにもかなり影響されます。アイメイクを強めにしたときは目元に気をつけながら、ルージュの色が際立つときは唇を見つめながら、という風に、メイクをしながら、自分で好きな顔の角度を研究してみるといいでしょう。
ワザ2.「光」を味方にして美肌に写る
照明は、明る過ぎても暗すぎても、表情や肌が綺麗に写りません。美肌に見せ「欠点を見立たせない」光の受け方を覚えましょう。
照明が原因でうまく写らないとき
・クマやシワなど、弱点が実物より目立つ
・肌が綺麗に見えない
・白飛びして目元の表情がぼんやりしてうつってしまう
という失敗としてあらわれます。
写真を撮るときだけでなく、普段から光を意識してみましょう。慣れてくるとそのうちに「顔に光を受ける感覚」がわかってきます。
照明の種類
通常の室内の照明には、蛍光灯、白熱灯、LEDと種類がありますが、その中では白熱灯が最もおすすめです。オレンジ色っぽい光の色で、肌の色が美しく写るんです。最もおすすめできないのは、青白いタイプの色の光。こういった色映えの性質を「演色性」といいます。
試しに、ご自宅のいろんな場所で自撮りをして、照明の違いによる写真写りを比べて、照明の受容性を実感してみてください。
ワザ3.全身の「いい角度」を知る
顔だけでなく、体の見せ方も研究しましょう。原則はお腹を引き締め、背筋を伸ばすことですが、そのうえに、さらに自分の気になるところをカバーし、際立ったとところを目立たせるポーズを覚えましょう。
欠点をカバーするには?
・O脚で悩んでいる場合は、撮影する瞬間は内ももをギュッと閉じる
・二の腕の太さが気になる場合は、脇をゆるめて肩を少し後ろに引く
美しいところを目立たせるには?
・長い脚が美しいラインを作るような角度で、なるべく前に出す
・首が隠れないようにして、長く伸びた状態を意識する
「どうしたらいいのか、まったくわからない」と悩んでしまう人は、まず入門編として、腰を少しひねって上半身と下半身が違った方向を向くようにしてみましょう。すると、棒立ちに見えず身体にこなれた表情が出てきます。慣れてきたら少しずつ、指先、つま先まで意識する習慣をつけましょう。魅力的に見えるポーズは、いくつかパターンあると便利です。
ワザ4.笑顔の「バランス」を研究する
笑った顔ができないと思っている人は、とにかく思い切って笑ってみること、口角をあげてみることです。
笑うことはできるけど、なんだか満足できない
・笑うといつも同じ表情になる
・笑いすぎに見えてしまう
・歯並び自信がない
思い当たる人は、ぜひ次のステージをめざしましょう!
「スマイズ」というテクニック
通常「笑って」などといわれて笑顔を作ると、一番口元に変化があらわれるものですよね。一方、モデルの世界には「smize(スマイズ)」というテクニックがあります。これはアメリカ人のモデルの間で生まれた造語で、語源は”smile with your eyes”目力で笑顔を作る、という意味です。笑う表情に、目元をもっと活用するのです。口はむしろ表情は抑え気味に、口角を上げる程度にして、目の力で感情を出してみてください。
普段から表情筋を鍛えてみる
いきなり目元で表情が作るのは、なかなか難しいものだと思います。そういう場合は、目を見開いたり、ぐるぐる回してみたりして、目の体操をしてみてください。身体と同様に、顔の表情筋がだんだん使いやすくなってくるでしょう。顔の筋肉が動きやすければ、豊かな表情が作れるようになっていきます。
ワザ5.その場の「空気」を感じる
ここからは、ワザ1〜4の応用になってきます。
生き生きとした表情に
芸能活動をしている人を除けば、写真を撮るときは、だいたい友だちや家族と一緒の記念のためということが多いでしょう。旅先だったり、飲み会だったり、誰かの家を訪問していたり…。こうした「その場の空気」を感じることが、生き生きとした表情が生まれ、楽しそうな写真になる、大事な要素なんです。
一体感を出すということ
ワザ1〜4を取り入れて、表情やポージングを意識しても、カッチリとそれを守っていては、あなただけ不自然な写真になってしまいます。あなた自身がその場の景色を見つめて楽しみ、息を止めたりせず、深く呼吸をしましょう。そして、おしゃべりをしながら、一緒に写る友だちや家族と一体感を出すことを意識しましょう。また、ポーズを変えるときも流れるように動いて、できればカメラ構えている人との息も合わせられるといいかもしれません。
ワザ6.普段から「美意識」を学ぶ
美意識を学ぶ、という言い方はやや大げさではありますが、感覚を研ぎ澄ますことは、いろんなことに役立ちますし、ベース作りというのは大切です。
例えば、写真写りに影響しそうな習慣としては、以下のようなものがあげられます。
・普段から素敵だと思う人の仕草を真似てみる
・広告で見かけたモデルや女優に目を引かれたら、それはなぜなのか、と考えて分析する
・ファッション誌などを見る習慣をつけたり、写真展に出掛けたりする
「撮られること」をもっと楽しく!
写真映りにコンプレックスがある人ほど、今までの自分が気に入らなくて目を背けていた写真と向き合ってみてください。「現物の方がいいな」と思えるならば、改善の余地があるということ!
写真に撮られることが好きになると、きっと、おしゃれをすることも、友達付き合いやイベントに出かけることがもっともっと楽しくなりますよ!
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メディカルコスメの化粧品会社勤務を経て、美容への知識と興味を深める。現在はライターとして活動。 主なテーマは美容と映画。「美」と「心身の健康」の、深いつながりを意識している。